探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【TOCANA】スマトラ島沖地震から12年、タイには津波死者ゼロの地域があった~子々孫々に受け継ぐ「津波から生き残るための10則」


今日TOCANAに掲載された、私が執筆した記事の2本目を紹介する。
スマトラ島沖地震から12年、タイには津波死者ゼロの地域があった! 子々孫々に受け継ぐべき「津波から生き残るための10則」とは?』と題した記事だ。


12月26日のスマトラ島沖地震津波12周年である昨日の掲載を前提として執筆したのだが、原稿を送るのがちょっと遅かったのと、色々割り込みで記事が入るので、そういう関係で掲載が今日になったのだろう。


この記事では、2004年のスマトラ島沖地震津波で、すべての人々が助かったタイ・プーケット島の2つの地域を紹介している。
それと共に、私が考えた『津波から生き残るための10則』も書いている。


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【写真】2004年12月26日、タイの海岸に押し寄せる津波(Public domain)


※上記写真のコメント
この写真を撮った人って、その後だいじょうぶだったのだろうか?
それがすごく気になる写真だ。

TOCANAの記事

はっきり言って、時間がなくなってきたので、ごく手短に書く。
まず、TOCANAの記事を読んでみてください。
昨日・今日の人工地震の記事に加えて、自分的には年末の「力作」にしようと思って書いた。


tocana.jp


津波の前兆を察知して人々を救った英国のティリー・スミスちゃんについては、過去の記事で書いた。
先祖からの言い伝えで難を逃れたモーケン族については、過去に一度だけちょこっと書いた程度だった。
先祖の伝承や学習した知識いよって災害から助かる例として、この2つを紹介した。

津波から生き残るための10則】

トカナ記事の最後に唐突に登場する【津波から生き残るための10則】だが、これは過去の大津波から助かった人々の経験を参考にして、サバイバルのための10の鉄則を選びだした。
とにかく自分では津波に被災したことも津波を見たこともないので、読んだものから情報を得るしかない。


短時間で作り上げたものなので、今後改定する余地はあるだろう。
ブログ読者やSNSつながりの人々から、自身の体験から得た教訓などを教えてもらって、より良いものに変えていきたい。


この10則を、こちらにも貼り付けておく。

1. 大地震の後で、潮が異常に引いたら津波が来る前兆


2. 引き潮の前兆がなくても、地震が起きたらいきなり津波が襲って来ることもある


3. 津波が起きた時のため、地域の避難場所を日頃から確認しておく


4. 津波からの避難は、水平方向ではなく垂直方向(高台や高い建物の上など)


5. 避難のために家の外に出る際には、家財道具や貴重品を諦める。命よりも貴重なものはない!


6. 身体が不自由な人や、高齢者を避難させる手法も日頃から計画しておく。津波シェルターなどもある


7. 車で逃げるな、足を使え:今年11月22日の福島県地震(M7.4)でも、車で津波から避難しようとして渋滞に巻き込まれた人々が多く見られた


8. 避難所を過信するな:津波発生時、真っ先に避難する一次避難所が絶対に安全とは限らない。陸前高田では、3.11で一次避難所だった体育館が津波に呑まれ、約80人が犠牲となった


9. 皆が逃げなければ、自分が声を上げろ:(特に日本人の間では)集団心理が働き、皆が逃げなければ自分も大丈夫だろうと思ってしまう人が多い。本当に危険ならば、英国のティリー・スミスのように自ら「逃げろ!」と声を上げ、周囲の人々に緊迫感を呼び起こさせることが大切


10. 周囲の人々の根拠のない「大丈夫」は信じるな:人間は誰にでも「正常性バイアス」という心理状態があり、大災害に瀕しても「自分は大丈夫」と思い込むことが多い。本当に災害から生き残るためには、現状を客観的に把握・判断して、必要ならば1人でも避難することが大切


これが、みなさんのお役に立てれば幸いです。
今日は時間切れになったので、本当はコメントを付けたいのだけど、ここまでとさせてください。


※昨日に続き今日も頭痛体感があり、今も耳鳴りが強く続いている。


 


ほんまか?効果のほどは不明。
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