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探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家が地震予知・地震予測・防災等を探求

地震前兆研究家、ノンフィクションライターの百瀬直也が地震予知・地震予測等を探求するブログ

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【地震】東京で地震前兆?某病院で東日本大震災の時と同様のナースコールの異常が発生

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これから書くことは、あくまでも地震前兆現象かもしれない可能性として書くので、それを前提にお読みください。
東京都多摩地区の某病院で働くブログ読者の看護師の方から、情報を提供していただいた。


その病院では、2011年3月11日の東日本大震災が発生した1ヶ月ほど前から、おかしな現象が起きていたという。
ナースコールのシステムが誤動作して、勝手にナースコールが鳴るという現象が頻発した。
ナースコールが鳴って、返答を返そうと応答ボタンを押すと、なぜかラジオ放送がスピーカーから聞こえていた。
放送で話されている内容は、外国語(英語かロシア語?)のようだったという。

ナースコールってどんなもの?

そもそも「ナースコールって?」という人は、あまりいないだろうが、一応簡単に説明を。
病院や介護保険施設などに設置されていて、看護師や介護士などを呼び出して会話をする装置のこと。
病状が悪化したりした緊急時はもとより、看護師に何らかの介護を依頼したいなどで連絡を取りたい場合にも用いられる。


下記の写真の右側が、病室に据え付けられる子機で、左側がナースステーションに設置される親機の例だ。


f:id:nmomose:20161025214751j:plain
【写真】アイホンのWebサイトより
機能・特長 ナースコール子機・呼出ボタン | Vi-nurse(ビーナース)|医療施設向けナースコール|医療施設・福祉施設向け|商品情報|アイホン株式会社


病院で入院している患者さんが、ケーブルのついた子機の呼び出しボタンを押すと、ナースステーション側の親機でチャイムが鳴り、看護師さんが受話器を取って応答する。
(またはハンズフリーで応答もできる?)


私は入院経験があり、ナースコールの子機は使ったことがあると思うが、ナースステーションに設置された親機は操作したことがないので(当たり前)、操作方法などは想像を交えて書いている。

東日本大震災の約1ヶ月前から起きた異変

前述のように、この看護師さん(以降、ナースなので「Nさん」とする)が勤める病院では、3.11の1ヶ月くらい前というから、2011年2月中旬頃から、異常が始まった。


誰も子機の呼び出しボタンを押していないのにナースコールが勝手に鳴る。
応答すると、スピーカーから外国の放送局のラジオ放送らしき音声が聞こえる。


この頃は、心霊現象だと思って怖くて震えていたという。
それはそうだろう。
地震の前兆現象で、そのようなことが起きる可能性など、普通の人は知らないし、想像しないだろう。


このケースを知って、私自身も興味深かったのは、三陸沖の地震がM9.0という大規模とはいえ、1ヶ月も前から前兆が起きていたこと。
3.11の震源から東京までは、500Kmほどもある。
それでも、電子機器の動作を狂わせるほどのパルス電磁波が発生していたということになる。

前兆現象としての電気製品の異常の例

私がバイブルの1冊としている、故池谷元伺・大阪大学名誉教授の著書『大地震の前兆 こんな現象が危ない』では、ナースコールの例こそ出てこないが、類似した現象の例が挙げられている。
「5章 家電製品に現れる前兆現象」では、さまざまな電気製品の異常現象が紹介されている。
そのいくつかを下記に挙げる。

  • ラジオのスイッチが勝手に入り、音が流れた。
  • テレビのチャンネルが勝手に変わった。
  • 家電製品などのリモコンが操作不能になった。
  • 電話のベルが鳴り、受話器を取っても誰も出ない。
  • 玄関のインターホンが鳴ったので玄関に出ても、誰もいない。


池谷氏によると、これらはすべて、地震の前に地下で起きる岩石破壊によって発生する「パルス電磁波」の仕業だろうという。


地震前のナースコールの異常現象は、さすがに私も聞いたことがなかったが、上記の例などを見ると、あり得ることだろうと思う。


なぜこのような現象が起きるのかというと、パルス電磁波によって電気が誘導され、電気製品のスイッチが放電すると、回路に電気が流れる。
こうして、突然に電気が入って、まるで幽霊が動かしたかのように動作を始めるのだ。


これがデジタル製品の場合、電磁波によって電子回路にパルス電流が流れる。
これによって、誤動作が生じる。
デジタル回路で使われているフリップフロップ回路は、0と1しかない二進法ですべてのデータを表現する。
これが電磁ノイズで、たった一つの0が1に化けるだけで、プログラムは暴走する。
私は25年間ほどソフトウエア開発に携わっていたので、よくわかっている。

5日前からまた始まった。

じつは、その病院では、5年前と同じ現象がまた起きているという。
10月20日前後から始まり、3日間ほどの間に10回以上起きたそうだ。
ナースコール装置の故障ではないかと調べてもらったが、何の異常もないと言われた。


この現象だけで、これが地震前兆だと確言できるわけではない。
だが、東日本大震災と同じパターンだというのが、不気味ではある。


もちろん地震前兆による電磁波起因以外の要因も、検討すべきだろう。


たとえ地震前兆だとしても、また三陸沖でM9クラスが起きるとは限らない。
震源がより近ければ、もっと小規模の地震である可能性もある。
関東地方で大きめの地震がなければ良いが…。


東京の多摩地区では、最近クマの出没が見られるようだが、これは全国的な規模で出没が多発しているため、地震前兆とは限らないかもしれない。
東京で他に地震前兆かもしれない現象がないかどうか、調べてみることにしたい。


以上の内容は、医療機関の守秘義務に抵触する可能性はないだろうかという懸念があったが、看護師さんに伺ったところ、完全に匿名であれば問題ないだろうとのことで、記事として公開した次第だ。

【追記】2016/10/29

別の看護師さんからの情報で、千葉県でも東日本大震災の前に、誰も鳴らしていないのにナースコールが勝手に鳴るという現象が短期間に何度か起きていたそうだ。


バイブル2冊。
恐らく将来その価値が認められるだろうという、すごく貴重な研究をされた方でした。

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