探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【災害】北海道~東北北部沖で最大30mの津波も~東日本大震災以上の津波~津波地震の法則を発見


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4/21に、内閣府の有識者検討会が、北海道から東北北部の太平洋沖で過去最大級の地震が発生すれば、最大30メートル近くの津波高になるとの推計結果を公表した。



 

対象のプレート領域

今回の検討の対象は、日本列島の下に太平洋プレートが沈み込む東北沖の日本海溝や北海道沖の千島海溝
ここでは、ひずみがたまり続けている。

2017年、政府の地震調査委員会、千島海溝でM8.8以上の巨大地震が30年以内に起こる確率を、最大40%とした。
「切迫している可能性が高い」と注意を呼びかけてきた。


 

東日本大震災と比べて

2011/03/11に発生した東日本大震災の津波では、どのくらいの高さになったのだろうか。
じつは、専門家でも巨大津波の高さの観測は非常に難しいという。

そのような津波を想定して、高さを観測する測定器があるわけではない。
ではどうするかというと、建物や樹木などに残っていた津波の痕跡から求める。

この時には、福島県富岡町で最大推定21.1m(痕跡高)だったという。


 

東日本大震災よりも高い津波が来る

上記のYahoo!ニュースの記事にある、津波高さ想定マップに、情報を書き加えてみた。
東日本大震災の津波の際に、各地で最大どのくらいの高さに達したかの数値だ。

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このマップに元々ある千島海溝地震で想定している地域と重なるところは1カ所しかない。
それでも、近いところで東日本大震災の際にどのくらいの高さに達したかがわかる。

こうして見ると、両方データがある八戸市では、3.11の時に最大8.4mだったのが、千島海溝地震では26.1mの予想という。
3倍もの高さの津波が来るというのだ。

あくまでも予測の最大値といっても、現実に起きたあとで「想定外」と言っても、もう遅い。
地元の人は、たとえ想定であっても、そういう巨大津波が来る心構えを持たなければならない。

巨大津波と「津波地震」

当たり前のことだが、津波の規模は、起きる地震の規模が大きくなるほど高くなるとは限らない。
地震の規模はそう大きくなくても、大津波が発生することがあり、そういう地震を「津波地震」と呼ぶ。

19世紀以降では、下記のような津波地震が起きていた。

◎1896年06月15日:明治三陸地震、M8.2~8.5、三陸沖、犠牲者・行方不明者2万1,959人。

→最大津波高さは岩手県・綾里湾で海抜38.2m。

◎1973年06月17日:根室半島沖地震、M7.4。

→根室市花咲港で最大2.8mの津波。

◎1984年06月13日:鳥島近海、M5.9、深さ0km。

→八丈島で130~150cmの津波。

この一致はどこから来る?

ここでギクッとしたのは、地震の発生日がみな近いことだ。
どれも、6月中旬に起きているではないか。

偶然の一致とは思えない。
だが、例の元気象庁・岡田正実氏の区分でいうと、どれもバラバラで、発生の季節性は異なる。

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・明治三陸地震:「A:親潮域」3~5月
・根室半島沖地震:「K:千島域」8~11月
・鳥島近海:「B:黒潮域」8~12月


どの区域も、本来は「6月」には地震が多くない時期に発生していた。

そうなると、「法則性」というのが、まったくわからない。
ただ、思い付きだが、「梅雨と関係あるのかな?」と、ふと思った。
だが、北海道まであるのだから、違うかもしれない。

人が思いつかないことで閃きが出てくるのは得意版だが、今は全く閃かない。

というわけで、今後の宿題にさせていただく。

自著のこと

まず、先日発表した有料note。

https://www.instagram.com/p/B_R_cg1gyud/
Naoya Momose - 百瀬直也 on Instagram: “【note】『2020版:災害予言ウォッチ「見える人々」が予見していること』、有料だが出だしが好調で、50部限定を100部に増やした。物書きが週に何度か更新して年末まで続いて、どう考えても安すぎるので、今日明日中に値上げする予定。 #note #災害予言 #予言 #災害…”

好評につき、限定50部から100部に増やした。
現在は発売記念特別価格のため、一定部数が売れた後は、当初の予定通りに価格を改定(値上げ)します。


 

もう1冊、5年前発売の共著『予言!恐怖の感染列島 (DIA COLLECTION)』ムック

https://www.instagram.com/p/B_R8xCcgTva/
Naoya Momose - 百瀬直也 on Instagram: “【自著】『予言!恐怖の感染列島』、ダイアプレス。5年前に無記名で7本書いて、2ヶ月前に高騰しそうと予言したら、その通り、Amazonで最低17000円。私はデング熱、ペット感染症、砂糖病などを書いた。1冊余分にあるからお金に困った時に(既に?)売ることにしよう。今メルカリを見たら9000円のが1冊あった。…”

今日Amazonで古書を見たら、最低価格が17283円!

さすがにご時世だ。
皆が関心があることを書けば、本は売れるんだな。

今日Amazonで予約注文した、池上彰さん著の『感染症対人類の世界史』。
この人の本だから、期待外れにはならないだろう。

感染症対人類の世界史

感染症対人類の世界史


それと、今日このマスクを見つけて注文した。
現時点(4/22 21:30)で、まだ買える。

https://www.instagram.com/p/B_R6Zk2gSpk/
Naoya Momose - 百瀬直也 on Instagram: “【マスク】Amazonで50枚3800円送料込と少し高めだけど、今Amazonでも不織布は貴重なので注文してみた。10~20日で届くとあり、日本から発送のようだ。SNSではスギ薬局で3枚入りだけど普通に買えた人もいるので、そんなに焦らなくても済むように次第になっていくのだろう。Amazonは中国発送だと遅延で配達がいつになるかわからないので、必ず配達(発送ではなく)予定日を確認して買うと良いでしょう。…”


もうSNS上で大人気。


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