昨日はTOCANAの原稿執筆でブログを書けなかった。
あと3日で12月26日。
たぶん一生、この日を忘れはしない。
2004年12月26日にインドネシアのパンダ・アチェ南南東沖で、スマトラ島沖地震と津波が起きてから12年経つ。
なぜ忘れられない日なのか。
私にとっては、ただ大災害が起きたからというだけではない。
その日のちょうど1週間前の日曜日、12月19日。
時間も地震発生と同じ頃、地震の夢を見た。
「見させられた」というべきか。
予知夢を見た
夢の内容は、こうだ。
自分が海辺のどこかにいて、大きな地震に遭遇する。
高台から、ビルや民家が倒壊していく様子を眺めている。
どうも仕事で行った場所で起きたようだった。
恐怖心で目が覚めた。
その直後にブログに綴ったのが下記の記事。
地震の恐怖で目が覚めた夢は、他に人生で一度あったかどうか。
まず、地震の夢なんてほとんど見ない。
地震の研究をしている割には、まったく。
そして1週間後の日曜日、日本時間10時頃に、スマトラ島沖でM9.1の巨大地震が発生したというニュースが入ってきた。
以前に、1994年からのべ1年半に渡って、インドネシア・ジャワ島でソフトウエア開発などの仕事をしていた。
それで、自分にとっては第二の祖国のような国だった。
地震の夢がすべて正夢になるわけではない
ところで、多くの人々(特に女性)が地震の夢を見たという場合、それは予知夢ではないこともある。
というか大半?
特に災害の恐怖心がトラウマになりやすい人。
自分が地震に遭う夢の解釈にあたって、フロイト的夢とユング的夢があることを理解することが大切だろう。
フロイト的夢とは、前述のような大地震の後にトラウマ的に見る夢とか。
ユング的夢というのは、いわゆる「警告」として見させられる夢。
多少なりとも霊感があるという条件がつくだろう。
予知夢とかヴィジョンとか
私の場合、霊感というか、あってもそう大したものではない。
だが、過去の経験からいうと、「ヴィジョン」で見たことや夢で見たことが現実になることが多々あった。
もちろん、夢やヴィジョンのすべてが現実になるわけではないが。
過去のものは、当たったものもハズレた(まだ起きていない?)ものも、下記の沙龍家のページでまとめている。
これから起きたら大変というものでは、「伊勢で大地震」、「首都で大地震?」、「赤い鳥居と津波」などがある。
自分の霊感を過信しているわけではないが、いままで子どもの性別のヴィジョンは3回ほど全て当たっているので、まだ現実になっていなくても無視することもできないといった感じだ。
前述の夢の後に書いたブログで、「どうも仕事で行った場所で起きたというシチュエイションだった」と書いたが、たしかにインドネシアは(過去に)仕事で行った国だった。
あの頃、年末に大きな地震が起きるという噂も周囲で流れていた。
地震前兆の研究を始めたきっかけ
そのような「第二の祖国」で、自分が何もすることができなかったことが無念だった。
また、そのような正夢を見た(見させられた)ことで、地震の研究をすることが自分に与えられた役割ではないかと悟った。
たぶん、その時の判断は間違っていなかっただろうと今でも思っている。
その後の数年間は、SEの開発の仕事で忙しく、本格的に研究する余裕はなかったが、少しずつは進めていった。
5年前の3.11の時には、それ以上の無念さを感じたものだった。
ソフトウエア開発の仕事で多忙だったとはいっても、自分が何もできなかったことで、しばらくは酷く落ち込んだものだった。
このような経緯によって、地震の研究が自分のライフワークの一つとなった。
そして今は地震前兆研究家と名乗って、TOCANAや本で地震前兆・地震予知のことを書くようにもなった。
来年の抱負を語るにはまだ早いが、今後はブロガー/ライター専業でやっていけば、今以上に研究や執筆に時間を費やすことができるだろう。
それが今の私の夢だ。
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※12/21に日本海側で地震前兆かもしれない現象が3件あったので、防災三昧でまとめて紹介した。
www.bosai3.com