7月下旬にPokemon GOを、お試しで始めてみた。
年中超多忙な人間なので、ゲームはまったくやらないが、世界的に社会現象化したこのゲームは、体験してみたかった。
先日買ったASUSのタブレットPC(7インチ)があるので、それにインストール。
持っているスマホは古めのiPhone5で、しかもiOSが購入時のversionのままなので(笑)、調べるまでもなく動作不可だろうとパス。
この記事では、非対応とされるAndroidタブレット(ASUS Zenpad 7.0)でどの程度プレイできるか、できないかを検証した結果を書く。
また、巷で話題の「ポケコイン60800枚無料ゲット!」といったキャンペーンに裏はないかを探ってみた結果も紹介する。
【目次】
タブレットPCの対応状況
一般的にタブレットPCの対応可否は、iPadは対応で、Androidは非対応だという。
私のタブレットは、ASUSのZenPad 7.0(Z370KL-SL16、シルバー、16GB)というもので、5月にヤフオクで新品を2万2千円で購入した。
今でもAmazonで2万4千円くらいなので、送料を含めても安かった。
このタブレットについては、まだブログでもほとんど紹介していないが、いずれ詳細に紹介する。
Wi-Fiだけでなく、格安SIMでセルラー通信できるモデルだ。
インストールしてみた
うちでは、サルちゃん(タイ人の家内)が私よりも先に、iPhone 5Sにインストールした。
彼女はゲームはそこそこやる程度だが、リリース前だったタイの友だちに自慢したいというのもあったのかもしれない。
新しいiOSのもとで、普通に動作していた。
次に私だが、Zenpadで動くかどうか、試しにインストールしてみた。
普通にインストール完了した。
前述のように、iPadは対応だがAndroidは非対応なので、動作しなくても文句は言えない。
基本的な機能としては、普通にプレイできるように思われた。
ネット上で言われているのは、タブレットPCでも、カメラ付き、セルラー通信、ジャイロセンサーといった条件のもとで動作するという。
なんとかプレイできるがARに問題が
動作的な問題点としては…。
ポケモンが出現して、いきなりARモードになったが、肝心のポケモンが表示されない。
動くと音がするので、現れていることは確かだ。
当てずっぽうに、前方にモンスターボールを何度か投げたところ、当たった。^^;
こりゃダメだ。
今日は田無駅南口の松乃家に入ったら、すぐ前がポケストップで…。
次々とポケモン出現で、30分としないうちに座ったままで5匹もゲットした。
でも、ARにしてもポケモンは見えず、音とフラッシュで存在はわかるというだけ。
ARモードがNGなのはジャイロスコープ非搭載のため?
というわけで、ARは諦めた。
だいたい非ARの方が、標的のポケモンが常に中央に固定されているので、捕らえやすいというメリットがある。
臨場感を犠牲にして高得点のゲットを優先したいという場合は、そうデメリットにはならないだろう。
バグ
ポケモンGOをインストールした後の初めてのversionアップデートの後だった。
起動後に「GPS情報を探しています」と表示されたまま、フリーズ状態になった。
これはタブレット固有の不具合かどうか不明だが、調べて対象方法がわかった。
端末のシステム設定で、位置情報取得の設定を「高精度」にすれば、問題のメッセージは出なくなる。
タブレットでポケモンGOをやるメリット/デメリット
スマホではなく、タブレットでポケモンGOを楽しむ場合のメリットとデメリットは、以下のようなものがあるだろう。
◎メリット
- 画面が大きく見やすい。
- 大画面の方がポケモンの狙いを定めて捕まえるのが容易(?)
ポケモン散歩~ポケモンGOは健康に良い?
7月25日、ちょうど私がポケモンGOを始めた頃に、米国からニュースが入ってきた。
ニューヨーク市ブルックリンに住むニック・ジョンソン(28)という男性が、米国に棲むポケモンすべて142匹を、初めて全部捕まえたと名乗り出たのだ。
そのジョンソンさんは、レアなポケモンをゲットするために一晩中歩き続けたこともあるという。
途方もない距離を歩いただろうが、かなり健康にはプラスになったに違いない。
【画像】日本にしか棲んでいないといわれるカモネギ。8/7(日)に都立小金井公園でゲット。
前述のジョンソンさんも米国にいなくて悔しい思いをしたが、その後にプレゼントされた日本旅行の際に捕まえたそうだ。
歩きスマホ(歩きタブレット)
「ちょっと散歩してくる」
「どこへ?」
「いや、ちょっとモンスターボールを集めに近所のポケストップへ」
こんな会話が、そのうち家族の間で日常的に交わされるようになるかもしれない。
自宅でポケモンGOをやっていて、たまに寝転がったままでポケモンが出現することがある。
だが、捕まえるためにボールを消費して、残り保有数が減ってしまうこともある。
そんな時には、上記の会話のように、ボール集めに旅に出たくもなるかもしれない。
ポケモンGOには、もちろんデメリットもあって、不健康になるくらいならばだ良いが、場合によっては死の危険も待ち構えている。
歩きスマホ…いや私の場合は「歩きタブレット」か…。
歩きスマホはやめようと思っていても、ポケモンGOに夢中になっていると、気が付くと歩いたままスマホを見ていたりする。
たとえば最寄り駅から自宅までの道のりとか、歩き慣れたルートならば、ポケストッブの位置がわかっていて、基本的に歩きスマホの必要はない。
ポケモン出現時も、音やバイブで知らせてくれるし。
私の場合、西武新宿線の花小金井駅の南口から、8分ほど歩いた自宅まで、ほとんど多摩湖自転車道路を歩く。
車は通行できず、自転車用路と歩道に道が分かれている。
なので、歩道を歩いていれば、多少歩きながらスマホを見ても、そう危険はない。
向かいから人とすれ違うことも、ほとんどない。
それに比べると、たとえば都心の繁華街など人通りが多いところでは、危険なケースや他人に迷惑がかかることが多いだろう。
自分一人が怪我をしたり事故に巻き込まれるならば良いが(良くないか)、他人を巻き込んでしまっては、より大きな問題に発展し、社会問題になる。
やはり、最低限のマナーは守らないと、ポケモンGOプレイヤー全体の社会的評価が悪くなるばかりだろう。
ポケモンGO使用時の留意点
たとえお持ちのタブレットにポケモンGOをインストールして動作するとしても、タブレットでプレイするのに注意が必要なことを挙げてみる。
◎格安SIMのデータ通信量は大丈夫?
ポケモンGOが流行し初めて、格安SIMの需要が急激に伸びたそうだ。
私はポケモンGOが理由ではなく、5月にZenpadを購入した際に、格安SIMサービスを調べて、結局ビッグローブのサービスを契約した。
通話が不要でデータ通信だけならば、月々3GBで900円からというサービスを利用している。
あまりYouTubeとかバリバリ見なければ、そこそこポケモンGOをやったりしても、3GBで収まるものだ。
また、もし足りなくなったら、前月分の残り分を繰り越しすることも可能なようだ。
私はまだその必要に迫られたことがなく、利用していないが。
この世界はかなり競争が激しく、他にも同様かそれ以上に安いところがあるかもしれない。
私の選択ポイントは、クレジットカードを使用せずに銀行振込による支払い可能という点だった。
そういう絞り込みを行うと、極端に選択肢が限られてくる。
詳細を知りたい方は、こちらのバナーを。↓
◎バッテリー消耗が速い
当たり前だが、タブレットはスマホに比べて電力消費量が大きい。
そのため、充電時にも大容量のモバイルバッテリーが必要となる。
それで、ポケモンGOをやるためには、モバイルバッテリーが必須となる。
私がZenpad購入と同時に買った神的モバイルバッテリーが、IMUTOの20000mAhのもの。
Zenpad 7.0の場合、通常仕事場に持って行って、電車の中や昼休みに使用しても、充電の必要はない。
だが、休みの日にポケモンGOで思う存分遊びたいという時には、絶対に足りなくなる。
先日、近所の都立小金井公園(ポケモンの巣)へ行った際に、けっこうポケGOをしたら、バッテリー切れになりそうになった。
私は平日に上記のIMUTOを職場へ持って行っているが、欠点といえば、重いことだろう。
450gほどあるので、手提げかばんやハンドバックに入れると、ずっしり感が半端ない。
私のようにデイパックに入れたり、ワンショルダーに入れたりすれば、それほど重くは感じないだろう。
もっと低容量でも良いという人には、半分の10000mAhとか、そのまた半分という製品もあって、もっと軽くなる。
なんといっても、ZenpadとiPhoneを1回ずつ充電しても、残り容量はまったくの余裕で残っている。
いつものローテーションとして、日曜日頃の夜に充電して、平日は職場でiPhoneを1回充電するだけなので、1週間まったく充電しなくても、もってしまう。
それ以前に使用していた5000mAhくらいのモバイルバッテリーと比べると、驚異的だ。
この製品と、それより容量が低い製品については、こちらの記事で詳細に紹介している。
ポケコイン無料ゲットのキャンペーンにご注意を!
今日、ポケモンGOのことをネットで調べていて、見つけたのが、「ポケコイン60800枚を無料でゲットできるキャンペーン」というもの。
思わず舞い上がりそうになったが、冷静に考えてみると、なんだか話がうますぎる。
ネット上で探してみると、その手の情報が溢れている。
下記ページがその一例だが、あんまりリンクを貼りたくないので、「http://」の部分を外して貼り付けておく。
mato-mato.net/fam/21/6404/index.php
どうも、この手のキャンペーンは、「抽選」で当たるということらしい。
そうやってメンバーにさせて、メアドを入手して、その裏には何やら目的があるのだろう。
「タダほど高いものはない」ですね。
ご注意を。
まとめ:タブレットでのポケモンGOは制約や注意事項がある
色々書いてきたが、この記事のまとめとしては、タブレット(特にAndroid)でポケモンGOをプレイするには、それなりのリスクがあることが多いということですね。
そのゲームをやるためだけにタブレット購入というのは、iPad以外ではあまりお薦めできないということです。
すでにタブレットをもっている人は(7インチほどのミニタブレットが望ましいが)、その機種の動作条件や制約を知ってプレイすると良いでしょうね。
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【参考】
vividgadget.net