探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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コリアンタウンと映画『This Is It』(MJ)


まず、昨日のtwitterの記事について。
愛用のBlackberryからtwitterに投稿して、さらにmixiボイスへも書き込まれるようになりました。
このブログ愛読者でBlackberryユーザはいないようだけど、通りすがりの人たちのために情報共有しておきます。
昨日の記事に追記として書いておきました。↓


先日、米国人の友だちNとチャットをしていて、東京のコリアンタウンへ行ってみたいという。
そこで、今日は彼女を案内した。
というか、私自身も久しぶりだった。

コリアンタウン

コリアンといっても、あの狐狸庵(こりあん)先生こと故遠藤周作氏とはまったく関係ない。
若い人は狐狸庵先生自体知らないかもしれないから、このジョークは通じないか。^^;
韓国・朝鮮系の人々が集中して住んでいるところが、そう呼ばれる。
コリアンタウンといっても、大阪の生野にもコリアンタウンがあるらしい。
というか、そう呼ばれていないかもしれなくても、日本では各地にコリアンタウンがある。
たとえば東京でも、新宿区のほかにも台東区荒川区、足立区、江東区にコリアンタウンがある。
今から書くのは、新大久保のコリアンタウンについてだ。


新大久保コリアンタウンは、新宿駅新大久保駅の間あたりを東西に走っている通称「職安通り」を中心にできている。
昼すぎに、横須賀に住むNと新宿駅で待ち合わせ。
歌舞伎町を通って、職安通りに出る。
そこへたどり着く途中で、「だんだん寂しいところになってきたわね」とN。
しかも、周囲にはラ○ホテルがひしめく。
べつに変なところへ連れて行くつもりはないのだけど。^^;
こういうところにコリアンタウンがあるのだから仕方ない。


久々に来てみて、「こんなに店が増えたかー」と驚いた。
いつも電車に乗る西武新宿駅から、歩いてすぐのところにあるのに。
なかなか行く機会がなかった。
こういう風になってきたのは、韓流ブームに乗ってからだろうか。
韓国料理の店、韓国の食材などを置くスーパー、韓流グッズを販売する店などなど。
店の看板にハングル文字が書かれ、日本にいることを忘れさせるような雰囲気。
通りを歩いていると、韓国語が飛び交っている。
韓国が好きな人たちにはたまらない場所だろう。
どんな店があるからは、こちらのサイトに詳しい。

南大門市場(スーパー)

職安通りを歩き出す。
Nが、職場の同僚に韓国の味付け海苔をもらって気に入ったとか。
そこで、まず「南大門市場」という韓国のスーパーへ入ってみる。
いろんなメーカーの海苔があって、どれがいいのかよくわからない。
母が好きなので、私も何種類か買ってみた。
私が好きなコチュジャンも、ニンニクが入っていないのを買う。

大使館(韓国料理)

彼女が韓国料理を食べたいというので、適当に店を見つけて入ってみる。
「大使館」という、立派な店構えの店だ。
なんだか紛らわしい名前だが、大使館という名前の韓国料理の店。
あんまり値段を見ないで入ってしまったが、お値段はそれなりだ。
二人で、ビビンバと、なんとかという豆腐が入ったスープを頼む。
けっこう美味しかったが、辛さがちょっと物足りないかも。


店を出るときに、鳩山首相の大きな写真が貼られていることに気づく。
首相になってからかどうかよく見なかったが、この店を訪れたようだ。
他にも、韓国のスターのような人たちの写真があった。

映画『マイケル・ジャクソン This Is It』

前日に彼女とチャットして、せっかく新宿へ行くのだから、映画でも見ようかということに。
マイケル・ジャクソンが好きだというので、『This Is It』を見に行くことに。
ネットで予約したのは良かったが、ここで大失敗を仕出かした。
「新宿ピカデリー」で買うところを、間違えて「丸の内ピカデリー」のチケットを買ってしまったのだ。
(いつもながら注意力散漫>自分)
こういうチケットは、どんな理由があろうとも払い戻してはくれない。
しょーがないので、新宿から有楽町へ移動する。


映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」は、10月28日(水)より、全国324館で世界同時公開となった。
当初は、2週間の期間限定として上映された。
そして、初日から4日間だけで50万人を動員する大ヒットとなった。
また、多くのMJファンたちから、上映期間延長の要望が寄せられた。
そこで、上映期間が2週間延長された。
現在公開中の全国324館のうち、およそ7割の劇場で、上映期間を11月27日(金)まで延長できる見込みだという。


丸の内ピカデリー1は、有楽町マリオン西武デパート9階にある。
新宿ピカデリーと同様、ゆったりとした座席で心地よい。
Nは、ハイスクールの時にムーンウォークを一生懸命やっていたとか。


本名Michael Joseph Jackson。通称MJJまたはMJ。
1958年8月29日生まれで、2009年6月25日に突然の逝去。
その数日前まで行われていたコンサートのリハーサルを収録したドキュメンタリー映画だ。
「どうせリハーサルでしょ」といって見に行くのを躊躇している人たちは、ちょっと考え直した方が良いかも。
それだけ完璧な形で見せてくれる。
リハーサルでさえこれだけ完成度が高いのだから、本番をやっていたらどうなっていたのだろうか。
われわれにそれを見せる前に天に召されてしまったMJ。


オランダとか世界中から、MJのオーディションを知って駆けつけた人々。
彼らの多くは、涙を浮かべて、言葉に詰まりながら話す。
その場面から、映画は始まる。


リハーサルでは、バックミュージシャンの演奏方法からダンスの細かいところまで、厳しく指摘するMJ。
だが、その口調はとても思いやりがあり、優しい。
普通だったらけんか腰になるようなところでも、そうはならないところがMJらしい。
この映画を見ると、MJがどれだけスタッフたちから愛されていた存在かがよくわかる。
バックミュージシャンたちの演奏も素晴らしい。


MJの歌を聴いていると、やっぱり「soul」は「ブラック」なんだなと痛感する。
いくら顔の形が変わっても、肌の色が変わっても、変わらないものがあるのだと。
ホワイトやイエロウには真似のできない天性のものをもっている。
MJの才能は「天性の資質+人一倍の努力+溢れるアイデア」から成っていたのではないかと思う。


心の中で泣きながら映画を見ていた。
いま目の前で歌っている才能あふれるアーティストは、もうこの世にいないのだと。


Michael Jackson 'This Is It' Official Movie Trailer


アマゾンの森林の破壊に心を痛めるMJ。
そこから、『Earth Song』という歌が生まれた。


Michael Jackson - Earth Song - World Environment Day


ビートルズがそうだったように、「愛」の重要性を説くMJ。
単なる金儲けだけだったら、あそこまでやらないだろうと思うものがある。
世界に対する愛、自然に対する愛。


最後のテロップが出てきても、まだ席を立たないように。
もっとも、立つ人はほとんどいなかったが。
その後に「オマケ」があるので。
まだ見ていない人にとって、残されたチャンスは2週間弱。
DVDは出るみたいだけど、劇場で見るのとでは迫力がまったく違うので。



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