探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家が地震予知・地震予測・防災等を探求

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【地震】岐阜県飛騨地方でM4.4ほか地震~木村政昭氏の「飛騨空白域」?~濃尾地震の再来(?)のこと

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今朝、岐阜県飛騨地方で3回ほど有感地震があった。
最大規模はM4.4と、普通ならば騒ぐほどの規模ではないが、いろいろ関連するかもしれないことが頭の中に次々と浮かんできたのと、大地震に結びつく可能性がないとは言えないので、記事にすることに。
松原照子氏の「濃尾も今から126が注意」(=2017年に濃尾地震の再来?)という世見も思い出したりして、それについても言及する。

発生時刻:2016年12月6日 9時5分頃
震源地:岐阜県飛騨地方
最大震度:震度3
緯度:北緯 36.0度
経度:東経 137.3度
震源マグニチュード M4.4
深さ:約10km


f:id:nmomose:20161206213438j:plain


上記のM4.4、最大震度3の地震が9:05に起きて、それから1時間以内にM2.6とM2.9の地震も発生した。


飛騨地方では毎月のように小規模な有感地震が起きてはいるが、1日に複数回起きたのは、2014年5月の群発地震のとき以来だ。


下記のマップは、Hi-netデータを処理したおなじみ「あなご君」からキャプチャしたもの。


「あなご君」 Google MAP


f:id:nmomose:20161206214020j:plain


これを見ると、大きな円が一つあるが、これは震度1未満の群小地震が同一地点で無数に起きているためだ。
震源は、飛騨高山と御嶽山の間くらいの地点だ。

2014年5月の群発地震

前述の2014年5月上旬には、M2~M3規模の地震が30回以上も起きていた。
その前は、東日本大震災の翌日(2011/03/12)から3月中旬までM1~M4クラスの群発地震が起きていた。


2014年の群発は、もしかしたらその年の2014年11月22日に発生した長野県神城断層地震長野県北部地震、M6.7)の発生と関係あるのだろうかなどと思ってしまう。

木村政昭氏の飛騨空白域

琉球大学名誉教授の木村政昭氏は、以前から「飛騨空白域」に注目していた。
ちょうど今日の地震も、その領域に含まれるだろう。


前述の長野県神城断層地震が起きた2日後に木村氏HPに書き込まれた記事では、長野県の4つの空白域に言及している。
2004年の著書の引用とともに、その時から長野県北部の地震を予測していたことを示している。


kimuramasaaki.sakura.ne.jp


その著書『緊急警告 これから注意すべき地震・噴火』では、以下のように書いていた。

阿寺断層の北方である飛騨空白域では、2011年前後が動く時期と計算される。1979年に噴火した御岳山、白山、95年に噴火した焼岳との関連で、起こるとすればかなり大きな地震となるだろう。
(『緊急警告 これから注意すべき地震・噴火―阪神・新潟・三宅…を予測した方程式が示す危機』(木村政昭著、青春出版社、2004年刊)より)


ただ、より最新の著書『「噴火」と「大地震」の危険地図』(木村政昭青春出版社)の「岐阜断層地震」のページでは、この地震の「危険度メーター」を最低の「1」としており、下記のように書いている。

長野県北部地震と長野県神城断層地震によって、長野構造線空白域、飛騨空白域のストレスは取れたかに見えるが、岐阜断層帯のストレスは抜けていないと考えられるのだ。
(『「噴火」と「大地震」の危険地図』(木村政昭青春出版社)より)


微妙な表現だが、そうなると、この「岐阜断層地震」の可能性の方をむしろ考慮すべきだろうか。
これは、岐阜県滋賀県三重県の県境あたりを震源と想定しているが、このページでは「今後30年は心配なし」とあるので、最新のステイタスでは、そうであるらしい。


では、この一体は当面は大地震の心配はないと考えて良いのだろうか。
いや、もう少しエリアを広く考えた場合、そうとは言い切れない要素もありそうだ。

松原照子氏「濃尾も今から126が注意」

松原照子さんは、2012/02/08のブログで、こう書いていた。

「濃尾も今から126が注意」と書きたくなっても、この数字が何の意味か分からないし、1891と書きたくなったので年月を指しているのか?と自分勝手に判断をしてしまった。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」、2012/02/08より)


私はこの世見を、「2017年に濃尾平野も甚大な被害が出る南海トラフ地震が起きる」と解釈した。
だが、解釈によっては濃尾地震も可能性としてある?


詳細は、3年前の『ハピズム』の記事で私が書いていた。
その部分を引用する。

まず2012年1月28日の記事では、南海トラフに言及した後で、「今日やけに163と云う数字が目の前にちらつきます」と記述。1カ月後の2月28日には、「日本も火山が多いし、『濃尾も今から126が注意』と書きたくなっても、この数字が何の意味か分からないし、1891と書きたくなったので年月を指しているのか?」と書いた。この謎の数字に対し、ある質問サイトに書き込まれた松原氏の予言に関する質問に回答した人が、前述の163と126という数字をセットで解釈していたので紹介しよう。


 まず、「163」の数字に、安政東海地震が起きた年の数字「1854」に足すと、「2017」となる。また、「126」の数字に、濃尾地震が起きた年の数「1891」を足すと、やはり「2017」となる。それで、次の南海トラフ地震は2017年に起きるという意味ではないかというのだ。
happism.cyzowoman.com


というわけで、「2017年」なのだ。
いよいよ来年に迫ってきたというわけだ。


1891年の濃尾地震(M8.0)は、日本の観測史上最大の内陸地震となった。
これは、同じ岐阜県でも南の方の、いわゆる濃尾平野の北部あたりが震源だったようだ。
木村氏がいうところの飛騨空白域からずっと南の方で、今日の地震とは関係なさそうでもあるが、3.11や長野県北部地震の前後にも群発していたので、やはり注意しておいた方が良いのだろうか。


ということで、大きな地震に結びつく可能性は低いかもしれないが、濃尾地震のリマインダーとしても、この記事を書いてみた。
名古屋も、大阪・東京と同様に非常に地盤が弱い土地の上にできている都市なので、その点でもいつかは大変なことになりかねない。


中部・東海地方を含めて、昨日から地震雲が話題になったり、各種の前兆現象らしき事象が見られるので、念のため大きめの地震に注意しましょう。


※昨日から「地震雲」が話題になっているので、防災三昧で記事を書きました。
www.bosai3.com


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このマンガ、地震前兆研究家の百瀬直也さんが実名で登場します。(^o^)
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