探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家が地震予知・地震予測・防災等を探求

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【地震】1978年宮城県沖地震から38年~被害はなぜ繰り返されるのか?次の大地震はいつ?

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1978年宮城県沖地震から38年たつ。
日本の宮城県東方沖を震源として起きる地震で、太平洋プレートとユーラシアプレートの後者側を震源として周期的に発生し、M7.5前後の規模となる。


1978年6月12日17時14分に発生したM7.4、最大震度5の地震だ。
大きな被害が出た。


この地震のとき、私は22歳だった。
こういう地震があったことは報道で知っていただろうが、まったく覚えていない。
東京でも震度4の揺れだったというから、自分も体感していただろう。


f:id:nmomose:20160607211737j:plain


上記の写真では、企業ビルの1階部分が押しつぶされている。
木造家屋でも同様の事態になりやすいので、1階というのは気をつけなければならない。


ブロック塀などの下敷きで亡くなった方が18名ほどいた。
河北新報では、<宮城沖地震38年>と題して特集記事がある。
下記の記事で取材されている男性の家も、塀が崩れたという。


sp.kahoku.co.jp


この地震を教訓にして、1981年に建築基準法が改正され、ブロック塀や石塀の高さが制限され、鉄筋の使用などが義務付けられた。


建築基準法が改正されたからやるのではなく、なぜ子々孫々に危険やノウハウが伝わっていかないのかという疑問が残る。
高いブロック塀は地震で倒れるから危険だといったことが。


宮城県沖地震は、平均して37.1年に一度、周期的に発生する。
大きな被害が出る度に「学習」していっても良いはずではないか。


日本人は、災害など、あまり悪いことを考えたくないという意識が強い。
「そんな縁起でもない…」といった常套句を伴って、大災害について語り合おうとしない。
逆にいうと、感情から自由になれていない。
そういう状態では、物事を公平に、客観的に見られなくなる。


阪神淡路大震災東日本大震災熊本地震…。
この20年かそこらの間に、多数の犠牲者が出た大地震が何度か起きている。
今はまだ、災害を直に体験した人々によって語り継がれる余地がある。
だが、それも次第に忘却の彼方に葬られていく。


大災害の記憶が風化されずに語り継がれていく手段はないものだろうか。
何よりも、「自分たちの子孫には同じ想いをさせたくない」という強い思いが必要だろう。

二重ローン働いて返済

同じ特集で、「二重ローン働いて返済」と題した記事もある。
この地震は、戦後初の都市型地震災害となった。


仙台市緑丘に住んでいた女性が思い出を語る。
1958~1965年ごろ造成された太白区の緑ケ丘団地は土砂崩れや地割れが頻発し、甚大な被害が出た。
まだ築2年だったマイホームを手放さざるを得なくなった。


sp.kahoku.co.jp


都市型災害としては初めて、防災集団移転促進事業の対象となり、20世帯が4Km西に移った。
倒壊した家屋の建材を再利用して自宅を再建した。
だが、二重ローンを背負うこととなった。


住宅ローンというのは、要は借金だ。
長期ローンで立派な家を買うのもいいけれど、いつかそれが大地震などの災害で倒壊する可能性も頭の片隅に入れておくべきだろう。
既になくなった物のためにローンを返済するほど辛いものはない。


「自分とは関係ない」と誰もが思うだろうが、首都直下地震が起きたら、首都圏の持ち家は?
自宅が倒壊したら、避難場所は?仮設住宅を建てる土地は?マンション再建は?費用は?公的援助は?
東京で甚大な被害が発生したら、「想定外」の事態だらけになるのではないだろうか。

38年周期の年になったが…

河北新報では、『<宮城沖地震37年>37.1年間隔今は「不明」』と題した記事もある。


http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150612_13055.htmlwww.kahoku.co.jp


3.11発生前の宮城県沖地震は、平均発生間隔は37.1年で、1978年からちょうど今年で38年になる。
東日本大震災の後、発生確率は「不明」となった。
政府の地震調査委員会は「東日本大震災(M9.0)の後も地殻変動が継続しており、発生確率は『不明』」と評価したま。


東北大地震・噴火予知研究観測センター長の松沢暢教授(地震学)は、こう語る。

宮城県沖地震は今後100年起きないモデルもあるし、すぐに起きてもおかしくないモデルもある。(今の観測技術では)アスペリティの絶対的なひずみ量は分からない。余効滑りの影響を正しく押さえることも難しく、発生して初めて知見が得られる」


発生して初めてって…それでは遅いですよね。^^;
とんでもなく想定外な巨大地震が起きてしまい、単純な周期論で語れなくなってきたようだ。


やはり今は、貞観、慶長の大災害が集中的に起きた時代と同様で、いつどこで巨大地震や火山の大噴火が起きてもおかしくないということを心しておくべきだろう。
それも数年という短い期間ではなく、数十年というタイムスパンの中での話だ。
東京オリンピックが中止になるような大災害は起きてほしくないものだ。
でも、それ以前に例の理由で中止になるかな?


防災力!―宮城県沖地震に備える

防災力!―宮城県沖地震に備える


https://www.instagram.com/p/BGWg5fUo2ph/
【今日の食卓】豚ハンバーグ。うちは牛は食べないので。自作ソースは変わっていて、あんかけハンバーグ風?サルちゃんが作るメンチカツ同様、ザク切り感が美味しく大好き。Pork Hamburg. I like this.#ハンバーグ



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