探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【松原照子氏】11/6家康が変えた関東の川の流れ~大地震からのサバイバルには地盤が最重要


今日は、11月6日の松原照子さんの世見「家康が変えた関東の川の流れ」を題材にする。
タイトルだけではわからないかもしれないが、自然災害に関する内容だ。

生活を守るために、人々は自然界を変化させます。
欲のために、自然界を変形させてしまいます。
徳川家康が江戸に入府しなければ、利根川も今とは違っていたことでしょう。
幾つもの川が氾濫を起こしては大変、と家康は土木事業に力を入れた。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」、2015/11/06より)www.xn--l8ji6b8dbd9a6a7e0hd.com


自然に手を加えるのは最低限にしないと、いつかは自分たちに災いが返ってくるんですね。
それによって天変地異の被害が拡大する。
自分たちの首を絞めている。

埼玉県の羽生市から久喜市春日部市を通って、利根川東京湾に注がれていた。
もう一方の利根川は、銚子までの間、沼が多い湿地帯だった。
荒川は、氾濫を幾度となく起こすのでこの名が付いたとか。
利根川と荒川は、自然界の姿ではない。
家康が瀬替えのおかげで川の流れを変えた。
関東大地震のことを心配する人は多い。
だったら、本来の川の流れくらいは知っていて欲しい。
(松原照子、同上)


下記の図は、国土交通省サイトのものだが、青い線がかつての利根川で、赤い線が現在の利根川だ。
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家康が利根川を東遷させたために、旧河道となった元の利根川の場所は、地盤が軟弱で液状化が起きやすくなっただろう。

いつ起きるかわからない関東大地震
千葉県の北東部まで沼地だった昔の場所に住んではいないか、常陸川の付替え場所に住んではいないかくらいは調べていて欲しい。
大宮台地も住んでいる人は自分の場所が昔どのような場所だったか、それと、
荒川は現在とは違う場所にあったことも知っておいて欲しい。
熊谷から東に向かい、いわき、越谷、吉川市を通り、古利根川と合流。
私達は元素ひとつ作れません。
山を崩し、川の流れを変える。
生きるために必要だったかもしれない。
でも、川の流れを変えても、本来の地下の構造までは変えられないのです。
日本中にこうした瀬替えがあります。
地震に怯える前に、埋立地か、瀬替えか、新田開発の地か、沼地か、湿地帯だったのかくらいは知っていて欲しい。
(松原照子、同上)


これは驚いた。
松原さんが、こんなことを話題にするなんて。
私がTOCANAや探求三昧で書いた記事を読んだんじゃないかって。
そんなことはないだろうけど、言ってることは同じようなことだ。


昨年9月に書いたTOCANAの記事は、こちらにある。tocana.jp


埋立地、瀬替え、新田開発の地、沼地、湿地帯…。
どれも大地震が起きたら液状化現象などによる建物倒壊の危険性があるところだ。
人間が本来住むべきではないところを宅地造成し、住んでいる。
この狭い日本だから仕方ない面もあるけれど、命は何物にも替えられない。


ここ小平も昔は新田開発の地だった。
いま住んでいるところがそうかどうかはわからないが。
それよりもっと怖いのは、埋立地、瀬替え、沼地、湿地帯。


高層マンション、高層ビルでは、地中の支持層まで深く杭打ちがされているはずだ。
だが、それに不正があったら?
旭化成建材による横浜のマンションの不正によって、やっと業界の闇の部分が明らかになってきた。
もう多くの人命に関わる大犯罪ですよ。
データ改ざんなどの不正が常態化しているということは。


とにかく地盤の問題は大地震からのサバイバルのために一番大切です。
みなさんもよく自分が住んでいる土地を調べておいてください。


※重要そうな本ばかりです。

技術者からみた日本列島の地震と地盤

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写真と図で学ぶ地盤と地震被害

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絵とき 地震による液状化とその対策

絵とき 地震による液状化とその対策


サルちゃんが床屋で「こんな感じに」と見せた写真が、なんでこうなる?バリカンいらないでしょ。^^;Saru showed the hair style photo at the barber shop.
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【愛弥美】おはよ。Mornin'
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