元女子プロレスラーでタレントの北斗晶さん(48)が乳がんと診断され、24日に右乳房の全摘出手術を受けた。
手術は無事に終わったようだ。
がんは胸だけでなく、脇のリンパにまで転移している可能性があるという。
手術後は抗がん剤治療に入る予定とのこと。
乳房を摘出するというのは、女性にとっては死ぬほどに辛いことだろう。
癌の原因の多くは、喫煙、飲酒、食生活などの生活習慣にあるという。
下記のPDF資料に、乳房の癌の国別羅患率がある。
http://epi.ncc.go.jp/images/uploads/ajiki.pdf
これを見ると、米国白人・黒人、英国、オーストラリアといった白人(欧米人)に多く、日本、中国、タイ、インドといったアジア諸国では相対的に少ない。
米国人の白人の乳がん羅患率は、日本人女性の2倍以上になっている。
ただし、日本では乳がんの羅患率は年々上昇していて、1993年以降の女性の羅患率では、胃がんを追い越して1位となった。
欧米的食生活が一因
日本人女性の中でも、帰国子女とか欧米の生活が長い人で発症する人が目立つようだ。
また、アジア人の中でも、米国に移住した女性たちが羅患率が高くなっている。
こうしたことは、肉食中心の欧米的食習慣によって乳がんを患う確率が高くなることを示している。
乳がんに限らないが、肉食過多の食生活はガンのリスクが増大することになる。
大豆イソフラボンには、乳がん予防の効果があることが知られている。
下記の資料を見ると、豆腐、味噌汁、納豆といった日本の伝統的な食生活を続けていると、乳がんのリスクが減少することがわかっている。
ただし、過剰摂取は逆効果になることもあるので、注意が必要だ。
http://epi.ncc.go.jp/files/01_jphc/outcome/jphc_outcome_d_009.pdf
乳がんと喫煙
北斗さんは、喫煙者であるらしい。
下記の内科医のサイトによると、閉経前の女性は、喫煙によって乳がんになるリスクが、たばこの煙を吸う機会がない女性の3.9倍にも上がるという。
喫煙と乳がん | 札幌(西区山の手)の内科「クリニーク アンジェ 牧山内科」
タバコを吸うことにより、乳がんの進行が早まったということは、あるかもしれない。
ただし、北斗さんが閉経したかどうかわからないが、もしそうであれば、上記のリスクの点で、喫煙者とそうでない人の間に、そう違いはないらしい。
タイでは
タイでは、アジア諸国では乳がんの羅患率が比較的高いようだ。
これは、やはり肉食が多い食生活に原因があると推測される。
サルちゃんのお母さんは糖尿病で、もういないお父さんは、肝臓がんを患っていたけれど、心臓病で手術の経験もあったという。
食べ過ぎと、肉食過多、そして味が濃い食生活が、リスクになり得るのではないか。
前述の豆乳、味噌汁、豆腐…みんなサルちゃんがあまり好きではないものばかり。
体重オーヴァーで、高血圧、糖尿病などのリスクが高そう。
こんど健康診断やガン検診を受けさせるつもりだが、そこで何が悪いかが、ある程度わかるだろう。
タイ料理では、ヘルシーな部分と、そうではない部分の両方がある。
毎日のようにタイ料理を食べていると、どうしても肉食が多くなる。
また、油を多く使い、味が濃い目だとか。
その反面、「神ハーブ」パクチーのような癌抑制効果やデトックス効果があるような香味野菜を多用する。↓saruchan.hatenablog.com
タイハーブには、癌抑制効果など、特別に健康に良い要素があるものが多いのだ。
『トムヤムクン』にすばらしい薬効!!
会報 No.17
北斗さんも食生活に問題?
北斗さんは、それなりに食べるものに気を使っているようだ。
それでも、テレビの食べ放題の店のロケなどを見ていると、やはり肉を食べることに対する執着心は凄まじいものがあるようだ。
乳がんの検診は毎年受けていたが、今年の初めに、床に腹這いになった時に、右胸にチクっと痛みを感じた。
そこで7月に乳がん検診を早めに受けたところ、陽性だった。
下記のサイトにある米国とカナダの研究によれば、閉経後の女性では、肉を控えめにして、野菜や果物を積極的に食べることにより、乳がんのリスクが減るという。www.mededge.jp
「女性のみなさん、若かろうが 歳をとっていようが、乳がん検診にいってください。自分の体の小さな異変を見逃さないで」
北斗さんは、こう訴える。
リンパへの転移が気にかかるが、なんとかガンを克服して長生きしてほしいものだ。
そのためには、食生活の改善も必須だろうと思う。
乳がんの「チェック」は、既婚女性ならば、「夫婦生活」で行えることは、よく知られた事実だ。
「触診」によって、しこりが発見されるとか。
うちでは龍矢が毎晩やってくれているけれど、任せてはおけない。(^^;
ガンにならない自信?
私自身は、ガンに絶対ならないという自信はない。
私の父も、死因は癌だった。
だが、仮に発症したとしても、食事や生活の改善でガンから克服する自信は、かなりある。
小食に徹し、肉や甘いものを徹底的に制限するなどの食生活改善を行うだろう。
ガンのような「現代病」は、「食べることに対する欲望の抑制」によって改善される場合が多いと思われる。
「人は食べるところのものである」
癌などの病気になるのも、他の誰のせいでもない。
癌になっては遅すぎるので、お互いに普段の食生活などに気をつけましょう。
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【今日の食卓】ゲァン・キョオワン(グリーンカレー)。業務スーパーのペースト(メープロイのOEM)使用。辛さはタイでは普通だが日本人には辛すぎ。鶏肉と茄子をメインにして私が一番好きなパターン。Gaeng kyo wan - Green curry.