探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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なでしこジャパンがイングランドに勝ち決勝進出へ~宮間あや主将の思いやりの心


今朝、女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)準決勝で、日本はイングランドに2対1で勝ち、決勝進出となった。
「快勝」といえる勝ち方ではないために、どこか引っ掛かりが残る勝利だった。
なぜかというと、決勝点はイングランドの「OG(Own goal、オウンゴール)」だったからだ。


まず日本がペナルティーエリアイングランドの反則によりPK(ペナルティーキック)を得た。
ここで、当然のように主将の宮間あやが蹴ることに。
この人、止まっているボールを蹴る…つまりFKやPKなどセットプレーでは日本一はもちろんのこと、女子では世界最高レベルのキッカーだ。


今日も、落ち着き払って、ゆっくりした助走でキーパーの焦りを誘い、キーパーはたまらずに右へ飛び、宮間は余裕で反対の左に蹴りゴール。
その後、逆の立場でPKを入れられ、同点。


そして後半ロスタイムの終了間際に、川澄が入れたクロスにイングランドDFのローラ・バセット選手が追いつき、ゴールライン外へクリアを試みた。
だが、そのボールはゴールポストに当たってバウンドし、オウンゴールとなった。
その直後に時間切れとなり、日本はイングランドに2対1で勝った。


下記の写真が、バセットがオウンゴールを蹴った瞬間のもの。
いちばん右上がバセット。
f:id:nmomose:20150702223507j:plain


このOGのシーンは、下記のYouTube動画で見られる。



ローラ·バセットオウンゴール ! 日本vsイングランド 2-1 【なでしこジャパン】 FIFA女子ワールド ...


バセット選手は、かわいそうだった。
この時、バセットがボールに触れていなければ、ゴール前にいた大儀見か岩渕にボールが渡り、点を入れていた確率が非常に高いだろう。
バセットは、DFとしてすべきことをしたまでだった。
それが、たまたまゴールに入ってしまった。
足をおもいっきり伸ばしてボールに当てるのが精一杯だったのだ。


バセットを思いやる声は、イングランドだけでなく、日本国内からも多く出ている。
たとえばYahoo!リアルタイム検索で「バセット」で検索すると、それがわかる。


realtime.search.yahoo.co.jp


後半はイングランドの猛攻で守勢に回るだけだった日本。
負けていても、おかしくはなかった。
大震災の年に優勝した時と同様に、神が味方したのかもしれない。
今年は、どうだろうか。
決勝戦で米国に勝って優勝できるまで、神は味方するだろうか?


あの年、なでしこが女子WCで優勝し、プロ野球では仙台を本拠地とする楽天がまさかの優勝。
天が「がんばれ!」と味方したと思えてくるのだ。


今日の試合では、負けたチームの選手を思いやる言葉がネット上で多く見られたことが、意外だった。
女子サッカーに限らず、日本のスポーツ選手たちの中では、勝った時に負けた相手を思いったり、負けた時に勝った相手を称えるような心が欠けていると思えることが多々あるのだ。


ワールドカップのような国際試合になると、日の丸を背負ってしまい、そのような心の余裕のようなものがなくなってしまうのではないか。
たとえ形だけでも、そのような相手を讃えたり思いやる心の余裕を持って、スポーツマンらしくやってほしいと思うのだ。


だが、なでしこの中で一人、そのような思いやりを持った選手がいる。
それが、今の主将の宮間あや選手だ。


英国紙『Daily Mail』は6月28日に、「ワールドカップでのイングランドの対戦相手…日本について知っておくべき全てのこと」と題した記事で、なでしこを紹介している。
ここで「注目の選手」として、キャプテンのMF宮間あやを選んで「世界最高の選手の1人」と書いている。
彼女は、両足を使いパスを出せる小柄なMFで、 さらにセットプレーでも危険な存在である」と宮間を称賛している。 www.soccer-king.jp


宮間選手は、今日見せたようなPKでも、凄さを表す。
そもそもペナルティーキックというのは、蹴る側とキーパーが五分五分ではない。
「入れて当たり前」みたいなところがある。
キーパーは、蹴ってから反応していたのでは間に合わないから、勘で左右どちらへ飛ぶかを決める。
逆にそれだけ、蹴る側にはプレッシャーがかかる。


だが、宮間選手には、蹴る前に勝負が決まっているかのような、オーラが漂っている。
一般的にプレッシャーに弱い日本のスポーツ選手の中で、宮間選手らのなでしこの選手たちは、そうではない。


特にこの人、PKだろうが何だろうが、まったく動じない。
意図的にゆっくり助走を取り、キーパーの焦りを誘う。
そして、相手の動きを見てから蹴る。
このへんの駆け引きは、男子でいうと、ガンバ大阪遠藤保仁選手を思わせる。
とにかく常に、不動心を持っているのだ。


その宮間選手は、2012年ロンドン五輪のフランス戦で勝利した時に、打ちひしがれるフランスのアビリー選手のもとへ歩み寄り、慰める行動をとったのだ。
ミヤマは真のスポーツマンシップをとったと世界中で話題になった。
下記のYouTube動画に写真がある。



なでしこジャパンの宮間あや選手の行動が世界で話題に Japanese Bushido - YouTube


スポーツは、戦争とは違う。
試合が終われば、選手同士で健闘を讃え合い、友好を深めるのが真の目的だろう。
本来、国威発揚の場ではないのだ。
そのことを、身を持って教えてくれる選手がいま、なでしこジャパンのキャプテンになっている。


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2011年のワールドカップ決勝戦の時にも、最後のPK合戦で宮間がPKを決めて優勝が決まったときにも、相手を思いやる心を見せてくれた。
宮間のPKが決まった瞬間、なでしこの選手たちが輪を作って喜びを爆発させた。
だが、当の宮間選手だけはその輪の中に入らず、負けた米国選手と激闘を称え合っていたのだ。


このように、世界最高峰の技術を持ち合わせているだけでなく、人を思いやる優しい心をもった最高のスポーツ選手なのだ。
澤選手の影に隠れて、実力相応に話題になることが少なかった宮間選手だが、もう少し注目されても良いのではないか。


決勝戦で、日本は米国に勝てるかどうかわからない。
たとえ負けたとしても、このような選手が主将であることに、誇りがもてるだろう。
現役の女子サッカーで、セットプレーでは世界最高の背番号8番が、はたして活躍できる場があるだろうか。


宮間選手のような女性をお嫁さんにもらうと大きな誤りはないと思うけれど、世の男性諸氏は外見とかばかりに囚われて、そうしないんだよね。


なでしこジャパン物語 宮間あや 安藤梢 鮫島彩 (ライバルKC)

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なでしこ力 次へ

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なんかちょっといつもと違う?
私も昔はサッカー少年だったんですよ。


なでしこといえば、22歳と最年少の岩渕真奈選手は、武蔵野市出身で、私が住む小平市の高校に通っていたそうだ。
6/27の準々決勝で、なでしこジャパンがオーストラリア女子代表を1-0で破り、ベスト4進出を決めた。
そのとき、途中出場の岩渕選手は87分に決勝ゴールを決めた。
157cmの宮間選手よりも低い155cmで、リトルマナと呼ばれてかわいがられているという。
将来有望な選手だ。


【龍矢】【愛弥美】おはよ。Mornin'
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