今日は、昨日の茨城県南部M4.8最大震度4の地震について書くつもりだったが、それどころではなくなった。
20:23頃、小笠原諸島西方沖でM8.5の地震が発生した。
発生時刻 2015年5月30日 20時23分ごろ
震源地 小笠原諸島西方沖
緯度 北緯27.9度
経度 東経140.8度
深さ 590km
マグニチュード8.5
情報 この地震による津波の心配はありません。
上記のマップで示されているように、北海道の東端から南西諸島まで、日本中が揺れたようだ。
東京都小笠原村で最大震度5強を記録したほか、東京都では震度4などだった。
津波の恐れはないという。
約590kmと震源が非常に深かったためだろうか。
東京都小平市花小金井の自宅は古い木造2階建てで、家族で2階にいたが、かなりの揺れだった。
横揺れでかなり長かったので、遠方の大きな地震だということが推測できた。
最初に揺れた時には、サルちゃんは台所にいて、気付かなかったそうだ。
地震が起きたことを話しているときに、もっと大きな揺れが来た。
木村政昭・琉球大学名誉教授が予測していた?
木村政昭氏が以前から予測していた「スーパー巨大地震」がついに発生したことになるだろうか。
だが、大きな津波が起きるのではないかという予測は、そのとおりにならずに済みそうだ。
下記の木村氏のHPにある地震・火山噴火予測地図の一部を、以下に引用する。
近年予想される大地震と富士山噴火予想図(固定表示) | 木村政昭ホームページ
上記の地図にあるように、「2012±5(M8.5)」と木村氏は予測していた。
だが、実際は予想していた震源からかなり南方に寄ったところだった。
下記のGoogle Earthの地図に、USGS提供の最新の震源が記されている。
これに、西之島新島の位置を検索して追記しておいた。
これを見ると、今日のM8.5の震源は、西之島新島から北西方向の、すぐ近くだったことがわかる。
やはり西之島新島の海底火山活動は、大きな地震と関連していたようだ。
【追記】この翌日の記事で書いているが、この地震は木村氏が予測していたものとは異なるようだ。
その他の前兆など
5月25日に東京湾に迷い込んでいたシャチの親子は、さきほどのM8.5の前兆現象だったのかもしれない。
また、更に遡って4月10日に茨城県鉾田市沖に約150頭のイルカが座礁した件も、タイムラグからいうと、この地震の前兆だった可能性があるだろう。
この記事、後で追記することになるだろうが、とりあえず投稿することに。
人的被害がないことを望みたい。
東海地震も関東大地震も起きない! ~地震予知はなぜ外れるのか
- 作者: 木村政昭
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/02/20
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
- 作者: 木村政昭
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/06/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
予言・天変地異―その日に備えよ! (DIA COLLECTION)
- 出版社/メーカー: ダイアプレス
- 発売日: 2014/07/04
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る