昨日ネパールで発生したM7.9の地震だが、その後にマグニチュードがM7.8に修正された。
第1報は昨日の下記の記事で書いておいた。
tankyu.hatenablog.com
最大M6.7の余震が発生し、M4以上の余震が断続的に起きている。
各国からの支援申し出があり、日本でも国際緊急援助隊・救助チームを派遣すると表明した。
この地震では、長さ約150Km、幅約120Kmの断層が、最大4.1mずれて起きたとみられることが、筑波大学の八木勇治准教授の調査により判明した。
地震はユーラシア大陸が載ったプレートとインドが載ったプレートがぶつかっている周辺で発生した。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150426/k10010061451000.htmlwww3.nhk.or.jp
世界遺産にも被害
この地震で、ユネスコ指定世界文化遺産で、1832年に建造されたダラハラ塔(高さ約60m)が倒壊したという。
こちらに倒壊前の写真がある。
ダラハラ塔は、ネパールの首都カトマンズに建てられた高さ約62mの円柱型の白い塔だ。
当時のビムセン・タパ首相が建てたために「ビムセン塔」とも呼ばれる。
下記の写真は現時点のもの。
動物の異常行動
香港のメディア東網によると、この地震で、現地の野生動物園の動物たちが続々と森林から逃げ出して来たという。
ネパール第2の都市・ポカラのツアーガイドの話では、普段は森林の中で過ごすことを好む大型動物たちが、開けた場所に続々とやって来た。
長年見られなかったベンガルトラも姿を見せ、それを見た人々は不思議に思った。
このような動物の異常行動は、地震前兆としての電磁波パルスを感知することによって起きたと思われる。
どのような動物が逃げ出したのか、詳細を知りたいところだ。
ネット上では、中国地震局が2週間前に海南省や福建省など南東の沿海地域でM7以上の地震が発生すると予報していたという情報も流れているが、未確認だ。
ネパールの惨状を写真や動画で見ていると、「明日は我が身か」の思いが強くなる。
我が身といっても自分が被災するかどうかではなく、「日本が」という意味で。
南海トラフ、首都直下、千島海溝、伊豆小笠原諸島など、大きな被害が懸念される地震が予測される地域は多い。
ネパールの被害から学ぶべきところは色いろあるだろう。
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