【松原照子氏】3/31アメリカのシェールガスと大地震＋4/10日本の地盤沈下は進む？

今日は、松原照子さんの世見2件を取り上げる。
だいぶ前になってしまったが、3/31と4/10の記事だ。
どちらも地震と地盤ということに関連しているので、合わせて書くことにする。

2015年03月31日：アメリカのシェールガスと大地震

1件目は、3/31のアメリカのシェールガスと大地震についての記事。
シェールガス（shale gas）とは、頁岩（シェール）層から採取される天然ガスのこと。
米国では新たな天然ガス資源として重要視されている。

シェールガスは私達に幸福をもたらす、とは中々思えません。
余程の注意を払わないと、石油や石炭よりメタンの漏出が原因で地球の温暖化が進みそうで大変心配です。
（松原照子、ブログ「幸福への近道」、2014/03/31より）

確かに、そのようだ。
シェールガスの温室効果は石炭や燃料油よりも強いという研究結果が出ている。

それだけではなく、シェール層なる石油や天然ガスのおかげで地盤を保てていたのが、一気に生体系が崩れることで大地震が起きる可能性があるように思えるのです。
（松原照子、同上）

2012年のアメリカ地質調査所の調査では、米国で年間のM3以上の地震の回数が10年前の約6倍になっているという。
2011年にはコロラド州とオクラホマ州でM5クラスの地震があったが、シェール採掘後に注入された水によって断層が滑り易くなっているという。
昨年もオクラホマ州で地震が頻発した時があり、シェールガス採掘に伴って廃水や化学物質を高圧で流し込む「水圧破砕法」に関連しているのではないかという声もある。

地中の水とガスは、地震の発生に関連する場合もあるのだ。
このような人間の人為的な所業により地震が発生するとなれば、人間の自然破壊により自分たちを苦しめることになるといえるだろう。

全文は下記のキキさんのブログで。www.xn--l8ji6b8dbd9a6a7e0hd.com

2015年04月10日：日本の地盤沈下は進む！？

次の世見は、日本の地盤沈下についてのもの。

秦野ってどこなのだろう？大洲ってどこなのだろう？
夕寄・上川・富良野。書きたくなったので書いておこう。
「長野・松本・近江」何だこれ？
（松原照子、ブログ「幸福への近道」、2014/04/10より）

秦野は神奈川県秦野市だろう。
大洲は探してみると、伊予大洲つまり愛媛県大洲市のことだろうか。
夕寄？日本にそんな地名あるの？
中国にはありそうだけど。
上川は、北海道上川郡上川町がある。
富良野は言うまでもなく北海道の富良野市で、上川から遠くない。
長野・松本・近江は、場所を指摘までもないから省略。

これらの地名の共通点が、さっぱりわからない。
時間があれば地形・地質を調べてみれば何らかの共通点があるのかもしれないが。

【追記】2015/04/20 9:40
この記事には、このブログでは珍しく一夜で何人かの方々のコメントが付いて、「夕寄」は「名寄」の間違いではないかと指摘してもらいました。
たしかに、併記されている上川と富良野に近いので、そうなのでしょうね。
恐らく松原さんは「名寄」と書いたけれど、原稿を入力されているWeb管理者の方が間違えたのでは？
また、コメントで名寄・上川・富良野の3つは寒暖差が激しいことを教えてもらいました。
この3つの土地はいずれも盆地のようで、他に挙げている秦野・大洲・長野・松本・近江も盆地です。
（秦野だけは平野だけど近くに山がある）
これらの地名は以降の文章に関係してくるのでしょう。

平野は河川による堆積のために平野には川が似合います。
平野といえば　関東平野。
「約13万年～2万年前にできた地層はＯＫ」
ＯＫってどういう意味なのだろう。
（松原照子、同上）

OKって、つまりその頃までに既に海でなかった土地は、地盤の点では大丈夫ということでは？
もちろん細かくいえば、旧河道とかあるけれど。

「1万年前から今日までの体積は注意」ですって。今書いたことを解説してくれるといいのだけれどネ。
（松原照子、同上）

「体積」は「堆積」だと意味が通じるので、松原さんが書き間違えかなと思ったら、違った。
キキさんが入力する時の変換ミスだった。
もしかして、毎日世見の全文を入力しているのかな？
1万年前から現代までに堆積した地層を「沖積層」と呼ぶが、軟弱な地層なので地震には注意ということなのだろう。

「地盤沈下はこれからも進みます」
こんな声も聞こえた。
横浜だけではなく、日本中至る所で地盤沈下が起きているとか。
「地下水の採取は大変な結果を生みますよ。地震・豪雨による災害を大きくさせます」
（松原照子、同上）

横浜か、海沿いは津波の危険も高いけれど、地盤的にも問題あるところが多いのかな。
地下水の採取と聞いて思いつくのが、ミネラルウォーター！
現代の日本では、地下水採取量が増大したために地盤沈下や塩水化といった地下水障害が発生して問題となっているという。

日本アルプス(北・南・中央)は沈下に勢いを増す傾向があるとか不思議な世界の方が話されています。
日本アルプスの地下が動き始めている証拠だとかとも言っておられます。
（松原照子、同上）

日本アルプスが本当に地盤沈下しているかどうかわからないが、本当だったら大変なことだ。
日本のような地震多発国で、地殻の変化に注意を払うことは、今後の大地震の発生の傾向を知ることにつながる重要なことだろう。

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