探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【TOCANA】【3.11震災から4年】被災地で幽霊目撃談が多い本当の理由~心の癒やしがあった


今日で東日本大震災の発生からちょうど4年たった。
昨日の記事はランキングには入っていないが、Facebookで「いいね」が現時点で1日半ほどの間に500件ほどついて、けっこう反響があったようだ。


【3.11震災から4年】特集の私が書いた第2弾は、今日TOCANAで掲載された。
「【3.11震災から4年】被災地で幽霊目撃談が多い本当の理由」と題して、いわゆる「震災幽霊」を扱ったもの。
といっても、決して興味本位で終わったりするものではない。


大震災で多くの犠牲者が出た後は、少なからず幽霊話のようなものが出てくる。
だが、3.11では、いつになくそのような話が多く語られているようなのだ。
単純に、不幸が多かったからという理由もあるだろうが、それだけではないかもしれない。


そのような視点で、震災幽霊の話を集めてみると、ある共通項が見えてきた。
それをTOCANAで書いてみたものだ。
まず、記事を読んでみてください。

 

3.11の祈り

2年くらい前に、派遣先が大田区の流通センター駅近くに移転した。
交通費が全額支給されないこともあって、高いモノレールを使わず、京急平和島駅からのバスも使わず、平和島駅から片道2キロほどを歩いている。


その頃から、途中にある三原観音で手を合わせるようになった。
過去の記事を見ると、2年前の今日、初めてお祈りしたようだ。
もちろん、3.11の祈りだ。
大震災で犠牲になった方々の慰霊や原発事故関連で不幸が出ませんようにと。


今朝もまた祈ってきたが、いつも祈っている3.11のことを、特別に想いを込めて祈った。
まだ浮かばれない霊が多いのかはわからない。
あまり悪いものは感じないが、そろそろやめても良いかなと決断する自信がないのだ。
今日のTOCANAの記事にあるように、震災幽霊の話がまだまだ多いようだと、まだ続けるべきだろうか。


そんなことを考えていて、下記のNAVERまとめのページを見つけた。
(その後、削除されました)
被災地では、まだ家族を探し続ける人たちがいる。
行方不明者がまだ2500人以上いる。
ほとんどは宮城県と岩手県だ。


これを読んで、祈りはまだやめられないと思った。
大震災はまだ終わっていない。
終わっていないと言っているうちに、また次の大震災が起きるかもしれない。


たとえ亡くなってしまっていても、自分の体がまだ見つかっていなければ、無念に想うだろう。
見つけ出して欲しいと思うだろう。
自分に何かできることはないだろうか。
たとえば、マップダウジングでおおよその位置を知るとか。

知らされていた(?)大震災

私は、いつも冗談で言っているが、「プチシャーマン」的なところがある。
ダウジングで地震予測とかやると、はずすことも少なくないが、聖地巡礼先を伺うと、常に適切な場所が出る。


そういう情報を常に提供してくれる「後ろの存在」に指示されるままに、千葉・茨城・福島の海沿いの神社仏閣を聖地巡礼し続けた。
2005年夏から9ヶ月間ほどにわたって、聖地巡礼した。
その理由は、あまりわかっていなかった。
というか、6年後にあのような未曾有の大災害が起きることになるとは。
いや、悟るべきだった。
その巡礼シリーズが終わった直後の2006年4月12日に、津波のヴィジョンを見せられていたのだから。
福一原発の目と鼻の先にある諏訪神社でもお祈りさせられたのだから。
詳細は、かなり長くなるが、大震災発生の1ヶ月後に下記の記事で書いている。



ちなみに、聖地巡礼先に諏訪神社が多いことに気づかれた人がいるかもしれないが、これは私の父方の先祖の地が諏訪で、代々の氏神だからということで選んでいるのだろう。
聖地巡礼先を自分で勝手に選んだりはしない。
更に、うしろの存在が諏訪大社に務める人だったらしい。


この一連の聖地巡礼で、弟橘媛さまが祀られた大洗の弟橘比賣神社へも初めて行った。
その時にこの女神さまとご縁ができたが、いま考えてみると、数年後に津波で大変なことになると、一生懸命私に教えようとされていたようだ。
弁才天さま、弟橘媛さま、媽祖さま、カンジェン・ラトゥ・キドゥルといった海や水を司る女神さまと御縁がある理由が、なんとなくわかったような気がした。


3.11の直後の2011年3月21日に、震災後はじめての聖地巡礼先として、大洗へ行くようにと指示が出た。
その時のことは、下記の記事で書いている。


津波の中「大好きだよ」と母を残し…

天皇皇后両陛下が出席された今日の4周年追悼式で、19歳の菅原彩加(さやか)さんが、宮城県代表としてスピーチを行った。
彼女はちょうどあの日、中学校の卒業式があり、その後で宮城県石巻市大川地区の自宅に帰った。


家族5人は津波に呑まれてしまった。
スピーチは、こう続く。

しばらく流された後、私は運良く瓦礫(がれき)の山の上に流れ着きました。その時、足下から私の名前を呼ぶ声が聞こえ、かき分けて見てみると釘や木が刺さり足は折れ変わり果てた母の姿がありました。右足が挟まって抜けず、瓦礫をよけようと頑張りましたが私一人にはどうにもならないほどの重さ、大きさでした。母のことを助けたいけれど、ここに居たら私も流されてしまう。「行かないで」という母に私は「ありがとう、大好きだよ」と伝え、近くにあった小学校へと泳いで渡り、一夜を明かしました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150311-00000032-asahi-soci


あまりにも悲しい結果となった「津波てんでんこ」だ。
自分の身が危ない中で、中学生の力ではどうにもならなかったのだろう。
天皇皇后両陛下は、それを聞かれてどう思われただろうか。


あくまでも私の推測だが、お母さんは娘が助かったことを喜んでいるのではないだろうか。
「亡くなることはすべての終わりではない」ことを知っているから、そう言える。


それが人間にとってすべての終わりだという唯物志向的な考えの持ち主は、自分に迫ってきた時に混乱する。
そういう人々にとっては、よって今までの人生で培ってきた才能や財産も、すべて無に帰する。

天皇陛下のお言葉

今日の追悼式典で、天皇陛下はお言葉を述べられた。
そのお言葉の中で、特に心に残る部分がある。

この度の大震災においては、私どもは災害に関し、日頃の避難訓練と津波防災教育がいかに大切かを学びました。こうした教訓を決して忘れることなく子孫に伝え、より安全な国土を築くべく努力を続けることが重要であると思います。
http://www.asahi.com/articles/ASH364TW4H36UTIL01H.html


昨日のTOCANAの記事を執筆していて、私がもっとも強く感じたことだ。
幼い子供の頃から、地震が来たらすぐに避難するように教える教育の大切さ。
それによって、昨日の私の記事で引用した尾木ママの言葉を借りれば「スイッチが入る」のだ。

供養の必要性

3.11の犠牲者のような場合、人生の最期が突然にやってきて、向こうの世界へ行っても自分がどこにいるのかわからず、迷う場合が多いようだ。
まだ心の準備ができていなかったのに強制的に人生を終わらされ、無念の想いや様々な心残りがあるだろう。


そのような霊たちには、やはり顕界の人間が祈ることによって手助けすることが供養になるのだろう。
阪神淡路大震災や東日本大震災のように多くの不幸が出てしまった時には、僧侶など力がある人々が祈ることにより、かなり浄化が早められるというのはあるだろう。
だが、それでも彷徨う霊たちがいるようで、まだ完全とはいえないかもしれない。


私はこれからも、力がないなりに、供養の祈りを続けていきたい。
みなそれぞれ、信仰があるならばその神仏に対して、特になければ家の神棚や仏壇の前で、または近所の神社仏閣で、祈ることはできるだろう。
そして、それが「陰徳」になり、結果的に自分に何か良いものが巡ってくることもあるだろう。


もっとも、そういうことを期待して行うものではないが。
まったく何も求めずに行ってこそ、タイ人の言葉を借りれば「タムブン」(徳を積むこと)になるだろう。


TOCANAの記事の補足を書くつもりだったけれど…。
まあ結果的にそのような内容になったから、いいか。^^;
あの記事は完結していて、あまり付け足すことはなかった。


※熊川諏方神社(福島県相馬郡大熊町)
2005年の福島聖地巡礼で訪れた諏訪神社。
福一から3Kmほどのところにある。

下記の記事で紹介している。


東日本大震災の記録〜3.11宮城〜 [DVD]

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3.11 東日本大震災 激震と大津波の記録 [DVD]

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証言記録 東日本大震災III

証言記録 東日本大震災III

報道写真全記録2011.3.11-4.11 東日本大震災

報道写真全記録2011.3.11-4.11 東日本大震災


【今日の食卓】ポーピア・トート、ヴェトナム風揚げ春巻。豚挽肉、春雨入り。サクサクで美味。パクチー入り味噌汁は革命的?結構合っていると思う。Po pia tod. Crispy & aroi.
https://instagram.com/p/0Fg27Go2rp/


【愛弥美】おはよ。Ohayo.
https://instagram.com/p/0EB0XEo2rk/


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