探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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龍矢が幼稚園に合格~人生の転機と運命


今朝、昨日龍矢が面接を受けた幼稚園2園から速達で結果が届いた。
サルちゃんが一番好きなH幼稚園は、残念ながら応募者多数で落ちてしまった。
龍矢が面接でまったく話さないし、コミュニケーションを取ろうとせずにモジモジしていただけなので、当然の結果かもしれない。
定員90人に対して、応募者は100数十人集まっていたようだが、やはり落とされてしまった。


昨日の面接の様子は、昨日の記事で書いた通り。
もう一つ、R幼稚園の方は、合格した!
2つとも落ちてしまったら、3年保育は諦めて、2年保育にせざるを得なかった。


当初、候補の幼稚園として、比較的家から近いところにある、H幼稚園、M幼稚園、R幼稚園の3つを挙げていた。
だが、11/1の願書提出日の前夜にダウジングを行い、2つに絞った。
受験すべき幼稚園として、H幼稚園、R幼稚園という結果となった。


この記事では、この出来事を引き合いにして、人生の転機と運命について考えてみたい。


サルちゃんのタイ人の友だちの子供で、やはり面接で一言も喋らなかったが、合格した子がいるという。
それで、サルちゃんは「シックスセンス」でH幼稚園は合格するだろうと言っていた。


だが、私の「シックスセンス」では、H幼稚園は落ちて、R幼稚園は何とか合格するだろうと思っていたが、その通りになった。
落とされても当然という龍矢に特別処置で面接してくれた園長先生が優しく寛大そうな人で、ここならば息子を任せても大丈夫と思っていた。


サルちゃんの選択基準はちょっとミーハーというか、建物や遊び道具が充実していたり、制服がかわいかったり、送迎バスがトーマスだとか…。
正直いって、この近辺ではいちばん「お受験」的要素が強いという点で、私は敬遠したかった。


サルちゃんはガックリ来ていたが、私はこれも人生の「定め」なのだろうと納得した。
というか、サルちゃんには可愛そうだが、最初からR幼稚園行くだろうと内心思っていた。
目先の「良いこと」「悪いこと」を超越して、龍矢にとって本当に良いのは、この幼稚園だろうと薄々わかっていたのだ、


というのも、R幼稚園」は、向かいにある仏教寺院が経営しているのだ。
タイの上座部仏教徒であるサルちゃんがブッダにお参りするのに、近所でもっとも適した寺院ということで、ここに連れてきたことがある。

黄檗宗円成院とは

円成院は、宝永2年(1705)に武蔵国多摩郡上谷保村(現国立市)に創建された円成院が、享保12年(1727)に当地に引寺(移転)された。
矢沢大堅(享保元年1716年)が開基となり、実山道伝を勧請して開山したという。


この寺は黄檗宗(おうばくしゅう)といって、臨済宗曹洞宗に次ぐ禅宗の一つだ。
寺の開基である矢沢大堅は、江戸中期に中国から渡来した黄檗宗に帰依し、宝永2年(1705)10月に武蔵国多摩郡上谷保村(現国立市)に当寺を開いた。
その後、武蔵野の神田開拓の願いを出し、享保12年(1727)、円成院を当地に引寺(移転)し、師僧実山道伝を勧請して開山に仰いだ。


ご本尊は釈迦牟尼仏坐像となっている。
日本の大乗仏教寺院は、本来の仏教の開祖である釈尊がお祀りされていないところが多い。
タイの寺院では考えられないだろう。
円成院は、たんに近所にあるというだけでなく、お釈迦様が祀られていることで、サルちゃんでも安心してお参りできるところと判断した。

円成院と武蔵野神社

サルちゃんは、私ほどはスピリチュアル一色に染まった人間ではない。
だが、タイ人のご多分に漏れず、そのへんの日本人には負けないブッダへの篤い信仰心をもっている。
また、ピー(お化け・幽霊・神霊)やシックスセンスを信じている。
また、ヒンドゥー教のエラワン(ガネーシャ)神を信仰していて、そのために牛肉を一切食べない。
そういう意味では、やはりスピリチュアルだと言えるだろう。


うちの産土神さまである武蔵野神社は、主祭神猿田彦大神さまのほかに、諏訪大明神諏訪神社)を合祀している。
この神社がなかったら、この地に住むこともなかっただろうという、不思議な逸話もある。


じつはその武蔵野神社は、明治時代の神仏分離以前は毘沙門天王社と称していて、享保9(1724)年、円成院住職大堅和尚が、開発のお告げを受けたという毘沙門天を上谷保村(現国立市谷保)からこの新田に遷宮したのが起源となっているのだ。
つまり、円成院と武蔵野神社は、切っても切れない縁がある。


円成院が経営する幼稚園になんとか拾ってもらえたのも、やはりブッダのお導きかもしれない。
もっといえば、その背後には、先祖代々諏訪の百瀬家で氏神として信仰している諏訪大社の神(諏訪大明神)もいらっしゃるのかもしれない。


ちなみに、百瀬家の父方の宗派は、同じ禅宗曹洞宗だ。
昔は多くの武家曹洞宗が信仰されていた。
他のまったく関係が浅い宗派よりは、黄檗宗は近いものを感じる。

人生の転機

人の世には、偶然というものはないと思う。
今回、H幼稚園に「たまたま」落ちたり、R幼稚園に「たまたま」受かったわけではないだろう。


人間はいつも勝手なもので、自分にとって利益をもたらしてくれることを「良いこと」と言ったり、その反対のことを悪いことという。
だが、人に起きる出来事は、本来はもっと地平線の向こうの視えないところへ導いてくれるためのものだろう。
たまさか悪いと思ったことが、本当は後になって良いことだとわかったりする。


私は幼稚園が調布市にあるカトリックのマルガリタ幼稚園で、それはたまたま家からいちばん近いところにあるから通わせたのだろうが、それもまた偶然のことではないだろう。
というのも、かつてイスラエルでイエス様生誕の地ベツレヘムを訪れた時に、デジャヴュがあったように、過去生で何らかの形でキリスト教とは深い縁を感じている人間なのだ。


結果的に、小さい頃からイエスさまやマリアさまについて教えられ、何だか知らないけれど偉い人たちなのだと幼心で思っていた。


龍矢はタイ人ハーフだから、やはりお釈迦様のことを幼いころから教えてもらうことに(どの程度教えてくれるかわからないが)、深い意味があるのだろう。
幼いながらも、そこには人生の転機があり、それもまた偶然ではなく、運命の計画通りに進んでいくものなのだろうか。


これを読まれているみなさんも、自分の身に悪いことが起きたといっても、それが本当に悪いことなのか、ずっと後になって、本当は良いことだったと気づくのではないかと、もう一度考えてみると良いかもしれません。


幼稚園・保育園 親が知らない本当のところ

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黄檗文化人名辞典

黄檗文化人名辞典


【龍矢】H幼稚園は落ちたけれど、R幼稚園に合格!おめでとう。Ryuya passed Rindo Kindergarten. Congratulations.
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【愛弥美】おはよ。りんごおいち。I like apple.
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