探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家が地震予知・地震予測・防災等を探求

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福島県沖M7.1地震+台風との関係+上出氏の地震雲予測

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いまだに親子3人とも風邪が治らず、昨日は朝に小児科へ龍矢の薬をもらいに行った。
私もまだ咳が酷く、昨日午後はブログも書けずに寝ていた。
というわけで、遅くなったが、昨日の福島県地震M7.1について書くことにする。
また、地震雲研究家の上出孝之氏の予測や、前兆現象のことや、松原照子さんの世見のことなども取り上げることに。


昨日10/27(土)2:10、福島県沖でM7.1のアウターライズ地震があり、宮城県福島県で最大震度4、北は北海道から南は九州まで揺れた。
気象庁の発表では、当初はM6.8だったが、後でM7.1に変更された。


昨夜2:10に発生した地震で、寝ていた私もサルちゃんも目覚めた。
かなり長く揺れていた。

発生時刻: 2013年10月26日 2時10分ごろ
震源地: 福島県沖(牡鹿半島の東南東290km付近)
緯度:  北緯37.2度
経度:  東経144.6度
深さ:  10km
マグニチュード: 7.1



詳しくは後述するが、先日立ち上げた宏観レンジャーの地震前兆アラートにある情報で、東北あたりで揺れるかもしれないとは思っていたが、福島沖とまでは読めなかった。

上出孝之氏の地震予測

10/14の日刊ゲンダイによると、地震雲研究家の上出(かみで)孝之氏が、10/9に地震雲を観測し、24日までに関東から福島沖でM7.5の地震を予測していた。
24日までの予測から2日遅れになったが、たしかに福島県沖でM7.1が発震した。


時間の範囲をはずしているので、完全に「的中した」というのは憚られるが、「ほぼ的中」とは言えるだろう。
上出氏は、北陸地震雲予知研究観測所所長として、30年以上にわたって地震雲の研究をされてきたという。
日刊ゲンダイによると、昨年1年間は48回の予知のうち42回が的中したという。
これは自己申告だろうから、未検証の現時点では、妥当かどうかわからない。
ここでは、過去に日刊ゲンダイで紹介された他の2つの地震予測を検討してみたい。

◎2013/01/05に観測

「2013/01/08〜13に関東から東北でM6.0±0.5、震度5〜6」

この時間範囲で該当する規模の地震はなかったが、下記の2つの地震があった。


上記1つ目は、マグニチュード0.1の誤差で、惜しかった。

◎3/26に観測

「2013/03/27〜4/05に東北から関東でM5.0〜M6.0」

この時間範囲内で、下記の地震が該当するだろう。


ただ、「震度5」という予測はハズレて、最大震度4となった。
震度というのは特定地域に限定した揺れの表現なので、震度による予測というのは、あまり意味がないように思う。
マグニチュードだけによる予測にした方が良いのではないか。
そのような前提でいえば、この予測は的中したと言えるだろう。


というわけで、さすが30年の経験があるだけに、なかなかのものではないかと思う。
時間的余裕があれば、上出氏の他の予測も検証してみたい。
個人的希望としては、マスコミに予測を発表する時に、元となった地震雲の写真もぜひ公開してもらいたいものだ。

前兆現象

今回の地震の前兆現象としては、まず「真実を探すブログ」で紹介されていた、9月下旬に岐阜県ラドン濃度が急上昇していた件がある。


東日本大震災の30倍で、観測史上最大の数値だったというが、震源から距離が遠いということもあり、果たして今回の地震の前兆なのかという疑問は残る。


宏観レンジャー地震前兆アラートのページで私が気づいていたのは、直前の海面水温マップで、福島県沖あたりの温度が上がっていたことだ。


今日の分を見ても、東北と日本海全体がまだ真っ赤になっているので、まだ余震(本震?)があるのかもしれない。

人工地震???

今回の地震も人工地震説を唱える人がいるようだが、もしそうならば、前述の地震雲などの前兆現象を、どのように説明するのだろうか?
この件については、上の1行で十分だと思われる。

台風と地震の関係

上出孝之氏は、前述の日刊ゲンダイで、次のように語っている。

関東大震災の直前が大嵐だったとの記録が残っているように、私が調査してきた過去の統計から見ても、台風の後や満月の前後は大きな地震が発生しています。今週は、16日に台風26号が本州に接近すると予報されており、19〜20日は満月。不安要素が重なっているだけに、なおさら注意が必要です。
日刊ゲンダイ10/14号)


下記の記事で紹介したように、低気圧になると地震が発生しやすいとか、地震が気圧の低下をもたらすという説がある。
また、台風の直後に大きな地震が発生しやすいという説もある。
ちなみに、台風とは熱帯低気圧が強力になったもので、地域によって台風、ハリケーン、サイクロンと呼び名が変わってくるが、基本的に同じものだ。


また、上記の記事で紹介したように、台風は地震震源を避けて進路を変えるという説もある。
今回の福島県沖の地震では、台風27号の接近と地震の発生がシンクロしているのではないかと思わせるようなタイミングの良さで起きた。


台風27号は、日本に近づくにつれて速度が遅くなっていったようだが、それも地震と関連しているのだろうか。
以下に2つの台風27号の進路図を貼り付けておくが、1つ目が当初予測されていた進路図だ。

次の進路図は地震発生前日頃のものだが、これにこの地震震源を書き入れてみた。


このように、当初の進路予想では本土への上陸も危ぶまれていたが、実際は東に逸れて行ったのは、「震源を避けた」結果なのだろうか。
それとも、他の要因なのか。

更に大きな地震に注意か?

現在、大きな太陽フレアの発生により、地震が発生する可能性を警戒する人々がいる。
フレアなどの太陽活動が地震発生のトリガーとなる説については、私はまだ慎重な態度をとっているが、可能性としては検討している。
「真実を探すブログ」やTwitterのBoppoさんなどは、これによる更なる大きな地震を警戒している。


このように、色々な説があり、みなさんも戸惑うだろうが、私も同じだ。
少なくとも、気圧変化などの気象現象が地震の発生とまったく関係ないとは思われず、今後も探求を続ける必要があるだろう。

松原照子さんが世見?

最後に、松原照子さんの予言の話題を。
10/27の世見で「福島原発が心配」と題して書いている。
そして、次のように核心に迫る記述がある。

「福島周辺は揺れる」

このようにも書きたくなります。原子力発電所の夢のようなお話はもう終わりにしないといけません。


「なんだ、後出しじゃないか」と思われるだろう。
だが、松原さんはブログ記事掲載の数日前に自筆で書いた原稿を協力者に渡すという。
以前は前日に書いたものが掲載されていたが、その後変わったようだ。
今は掲載の何日前に書いているのだろうか。
疑念を持つ人には、もちろん受け入れられないだろうが。


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