探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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Miyoko Shida Rigoloさんのバランスアート


過去の記事で何度か紹介した「misaのブログ」のmisaさんが、「すごい技を見てしまった!」と感動したことを書いている。
8/23の「金スマ」で紹介されていた日本人女性のパフォーマンスのことだ。
その女性は、Mikoyo Shida Rigolo(ミヨコ・シダ・リゴロ)さんで、パリ在住で海外で活躍している。


この技は、弓のようにしなった棒を、天秤のように次々にバランスをとってつなげていくというもの。
…と言葉で説明すると難しいが、まずはYouTube動画を見てください。


◎Miyoko Shida Rigolo 1

発案者リゴロ氏

この動画の再生回数がすごくて、1千万回を超えている。
このパフォーマンス、サントンバランス(Sanddornbalance)と呼ばれているらしい。
じつはこの技、Shidaさんのオリジナルではない。
マディール・バランスとも呼ばれ、スイス人のマディール・リゴロ氏(Medir Rigolo)が発案したもののようだ。
下記が、その本家のパフォーマンスだ。


◎Medir - Sticks Balance act - The world greatest Cabaret


Shidaさんは、このリゴロ氏に師事してバランスアートを習得したようで、そのためにRigoloを名乗っているのだろうか。
Shidaさんは、現在はリゴロ氏のサーカス団でもパフォーマンスを行っているようだ。


もう一つ、Lara Jacobs Rigoloという女性の同様のパフォーマンスも、YouTubeで見つけた。
この人もRigoloと名乗っていることから、リゴロ氏のお弟子さんなのだろう。
…と思ったら、Shidaさんの教え子さんからコメントがついて、リゴロ氏の娘さんなのだそうだ。


◎Balance Act performed by Lara Jacobs Rigolo

Miyoko Shida Rigoloさんについて

他にもネット上で探せば、何人かの男女が同様のことをやっているのが見つかるだろう。
これらの動画を見て、Shidaさんのパフォーマンスがもっとも美しいと思った。
まず、ダンスで鍛え上げた美しい体も一つにはあるだろう。
そして、演技の端々に見える外国人はない繊細さがある。
日本女性の良さが現れているように思うのだ。
また、リゴロ氏の動画と見比べてみると、バランス感覚はShidaさんの方が優れているのではないかと思ってしまう。


ネット上で、Shidaさんのブログを見つけた。
そのプロフィールを見ると、詳細の経歴が書かれている。
広島県福山市出身で、山口大学人文学部(国文学)卒業。
その後、25歳くらいにカルチャーセンターでダンスを始める。
20代後半、モダン・ジャズダンスの草分け、故ジュン・キョウヤ(エムザブロウ)の主宰するトウキョウザ・ダンス・カンパニィに所属し、後にミヨコ・シダとして、舞踏家ソリスト、振付けアシスタントも行う。
1997年にパリでフランス・コンテンポラリーダンスを学ぶ。
1999年、マディール・リゴロ氏率いるリゴロ・タンツェンテス・テアータ(現リゴロ・スイス・ヌーボー・シルク)のオーディションに受かり、契約し、現在に至る。
その間も、フランスで舞踏家として各方面で活躍する。
2011年1月、マディール・リゴロの指揮のもと、ミヨコ・シダ・リゴロのアーティスト名でデビュー。
2012年2月、ロシア・イジェフスクで開催された国際サーカスフェスティバルにで、銀賞と特別賞。
2013年放映のスペインのTV番組"T U S I Q UE VAL S"の動画がYouTubeで話題になる。
(上に貼り付けた動画がそれ)


このパフォーマンスは、かなりの精神集中を必要とするのだろう。
金スマで実演した際には、エアコンを止めてもらったという。
最後に鳥の羽根を1枚取り上げるだけで、すべてのスティックが落ちるのだから、それだけ繊細なバランスを保っているのだろう。
Shidaさんのパフォーマンスの完成度が高いのは、前述のようなダンスなどの経歴の故だろう。
これからも、日本女性特有の繊細な美しい技を世界に広めてほしいものだ。

Facebookも、探せばありますよ。(^^)


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