探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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新たに著作権切れになった著者たち〜吉川英治や柳田国男など


本好きな人々にとっては嬉しいニュースを。
日本では、著者の没後50年すぎると著作権が切れて、その作品を自由に利用・閲覧できるようになる。
著作権切れの作品を集めて無料公開している「青空文庫」というサイトがある。
このブログでは、すでに7年前に紹介していた。↓


著作権が切れるのは、その人の没した日から起算するのだと思っていたら、違うようだ。
没した翌年から計算されるため、同じ年に没した作家は、毎年1月1日にまとめて著作権が切れることになる。
すでに青空文庫で閲覧できるようになっている作品もある。
2013年は青空文庫の「当たり年」だそうで。
1962年に没した作家の中には、「宮本武蔵」や「三国志」など国民的小説で知られる吉川英治民俗学の創始者である柳田国男、詩人の室生犀星、小説家・劇作家・評論家の正宗白鳥などがいる。


私自身は小説などフィクションはまったく読まないので、あまり恩恵にあずかれない。
だが、今年は柳田国男の著作が解禁になるのが嬉しいところだ。
自分の研究分野に関わる著作を多く残しているので、待ち遠しいところだ。
青空文庫柳田国男のページを見ると、すでに「遠野物語」が公開されている。
その他に、「作業中」となっている作品が40以上もある。
「俗山伏」「日本神話伝説集」「日本の伝説」「ひじりの家」「一言主考」「祭のさまざま」など、読みたい本がたくさんある。


AmazonKindleストアで探してみると、さすがにまだ、これらの作家の無料本は出ていない。
そのうち出てくることを期待したい。


青空文庫は、著作権が切れた市販本をテクストに、ボランティアが入力してTXTファイルやXHTMLなどの形式で公開される。
TXTファイルをPCのエディタやメモ帳で読んだり、XHTMLファイルをWebブラウザ上で読むのは、ちょっと読みづらい。
だが、青空文庫対応の表示ソフトを使えば、本のページをめくるような感覚で読むことができる。
作家別、作品別、分野別のインデックスがあり、さまざまな形で読みたい本を探すことができる。
青空文庫のサイトは、こちらです。↓


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