探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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ビートルズ:ポールのジョンへの想い

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この記事は、8年前に書いたビートルズに関する下記の記事の続編的内容だ。
いつもながらかなり長いが、こちらを先に読んでいただけるとより理解が深まるかもしれない。
ここで書いているように、ポールはジョンに対して特別な感情をもっていたというのが私の推測するところだ。


ビートルズThe Beatles)に、『Abbey Road』というアルバムがある。
アビーロードスタジオ前の横断歩道を4人が渡っているジャケット写真は、どんな若い人でも見たことがない人はいないだろう。
このB面は、ずっとメドレーの形式で曲が続いていく。
中でも、『Golden Slumbers』〜『Carry That Weight』〜『The End』にかけてのメドレーは圧巻だ。

アビーロードのメドレー

リンゴ・スターが、これらのメドレーを「僕たちの最高傑作だ」と言ったのも頷ける。
この部分はほとんどポール一人で書かれたものかもしれない。
ジョンがこのアルバムに対して、「A面は良いけどB面はちょっとね。あれはジャンクを集めただけだと思うよ」と語っているのは、それだけジョンの影響力が低かったことを示しているのではないか。

少年よ、その重荷を背負って行くんだ。
ずっと長いこと、重荷を背負って行くんだ。


この歌は、ヨーコさんのことを歌っているように思う。
といきなり言っても、理解してもらえないだろう。
同じアビーロードでは、ジョンが『I Want You』という曲を歌っている。


これは、私が思うに、ジョージの『For You Blue』へのアンサーソングみたいなものではないかと思う。
アンサーソングが適切な表現でなければ、ジョージの曲にヒントを得て書いたというか。
ちなみにジョンは同じアビーロードで『Sun King』という曲を書いているが、これもジョージの『Here Comes The Sun』にヒントを得て、というか、もしかしたら茶化して書いた歌詞かもしれない。
「Here comes the Sun King」という歌詞は、たまたまジョージの曲と似たとは思いがたい。
その逆に、ジョージがジョンの曲にヒントを得たとは思えない。
もしそんなことをすれば、ビートルズの中で一番年下で立場が弱いジョージが他メンバーから叩かれるのは目に見えている。


元に戻って、『For You Blue』で、

君がとても可愛い子だから、好きなんだ。

と歌うジョージの曲に対して、自分の妻であるヨーコさんはスイートではなくヘヴィーだから、こう書いた。

彼女はとってもヘヴィー

「ジョンよ、重荷を背負って行くんだ」

脇道に逸れたが、その『I Want You』のヨーコはヘヴィーだという歌詞を受けて、「ジョンよ、君はずっとその重荷(ヨーコ)を背負って生きていくんだ」と書いたのではないか。
ジョンを自分から奪ったヨーコに対して、嫉妬を顕にして「ざまぁ見やがれぃ」という気持ちがあったのか。


映画『イマジン』の中で、ジョンはこの曲について、ポールが他の3人について歌っているのだと言っている。
だが、「Boy」という単数形を使っていることからしても、やはりジョン一人に対して歌いかけているのではないか。
そして、ジョンが背負っている「重荷」をポールが表現したとすれば、それはヨーコ以外にはあり得ないのではないかと思うのだ。


そういう風に考えて行くと、あの『ゴールデン・スランバー(Golden Slumbers)』でさえ、ジョンに対する想いを書いたのではないかと思えてくる。

かつてはあった
故郷へ帰る道が
おやすみ 愛しい人よ 泣かないで
子守唄を歌ってあげよう

もしそうだとすれば、あの『The Long And Winding Road』の続編ということになるだろうか。
「長くて曲がりくねった道は、君へのドアへ僕を導く」と、ジョンへの想いを歌ったと思われる曲だ。

3人のギターバトルの謎が解けた

以上、かなり大胆な推測と思われるかもしれないが、自分でも確信を持っているわけでもない。
あくまでも一つの謎に対する自分なりの解釈であり、本当にこの通りだったかどうかは自信がない。
最後に、問題の『Golden Slumbers〜Carry That Weight〜The End』をポールがライブで歌っている映像を紹介しておく。


ビートルズファンにとっては、色んな意味で貴重な映像だ。
アビーロードの『The End』では、リンゴ以外の3人がギターバトルを繰り広げている。
この部分、私はずっと、ポール→ジョージ→ジョンの順番で2小節ずつ弾いているのではないかと思っていた。
このライブでは、ポールがその最初の人間のパートをその通りに弾いている。
つまり、やはりポールが最初だったのだ。
自分の推測が当たっていたことに対して、満足した次第だ。


2番目がジョージだということも、いちばんクラプトン的弾き方をしていることからしても、間違いないだろう。
(ジョージはクラプトンからギターを教わっている)
ちなみに、このライブではクラプトンが3番目にアドリブを披露している。
あのギターバトルをやっていた3人の内、ポールだけが生きているんだなと思うと、感慨深いものがある。


ポールがこのようにアドリブを弾けることを意外と思った人もいるかもしれない。
この人はベーシストだがオールマイティーな人で、ドラムでも何でも一人で弾いてワンマンバンド的なこともやっていた。
ギターがヘタなジョージが、アルバム録音の際に間奏のフレーズを決めかねている時に、業を煮やしてよくポールが「オレがやるよ」と代行したこともあったようだ。
その一つがジョージの『Taxman』で、私はずっとこの曲をジョージが弾いているんだと思っていて、インド音楽的なところがあってジョージらしいなと、トボけたことを考えていた。
ビートルズの高い音楽性の要因は、やはりポールにあったんだなと再認識させられるエピソードではある。


Paul McCartney - GOLDEN SLUMBERS Live



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