探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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松原照子さんの「気になる数字」の解釈〜南海地震と濃尾地震?


※現在は、この記事で書いた解釈と異なる説を取っています。
詳細は、最後の追記(2013/03/13)をご覧ください。

今日は朝から前頭部に鈍い頭痛が始まっている。
これからひどい頭痛になりそうな気配だ。


東日本大震災を予言して有名になった松原照子さんの話題。
松原さんが自ブログ「幸福への近道」で、今年になって、こういう数字が頭に浮かんで気になると何度か書いている。
その数字とは、「163」「14」「126」「1891」だ。
他にもあって私が見逃しているのも、あるかもしれないが。
その解釈を思いついたので、記しておくことにする。
あくまでも解釈の一例にすぎず、これが正しいのかどうかはわからないが。


ちなみに、松原さんのブログは有料サイトになっていて、有料会員以外は公開された当日の記事しか読むことができない。

「14」と「163」

まずは、「14」と「163」の数字から。
下記の2つの記事に現われるものだ。
文字の色付は私がやっている。

心配するのはやめませんか<2012.1.28>
【中略】
ただネ、何百年振りと云われる地震が最近気になっています。
福岡県西方沖地震は確か300年振りだったと思いますが、こうして思いますと、心配の種は尽きません。
駿河湾から四国沖に掛けて心配されておられる方も多いと思いますが、今日やけに163と云う数字が目の前にちらつきます。
この数字の意味は全くもって不明ですが、年数なのか?やっぱり分かりません。

変動の年<2012.1.30>
【中略】
この所やけに気になる数字が二つあって、それが「14」と「163」なのです。
この数字が意味する事は全くもって分からないのですが、気になる事は素直に書き残しておく事に致しました。


まず「14」の数字だが、これは西暦年ではないか。
つまり2014年だ。
そうすると、これとセットで書かれている「163」は、月日ではないか。
だが、1月63日とか16月3日はあり得ない。
普通だったらここで行き詰まるかもしれないが、ふと閃いたことがある。
松原さんに色々と教えている「不思議な世界の方々」のうち、「ブルーグレーのおばちゃま」と松原さんが呼んでいる存在がいる。
神智学協会の創設者であるマダム・ブラヴァッキーとして生きていた人だ。
ロシア生まれだが、ロシアでは年月日の省略表記は「DD/MM/YYYY」となるらしい。
なので、「163」の数字を月日として解釈しようとすれば、「16/3」となり、3月16日を意味するものかもしれない。


つまり、「14」と「163」で、「2014年3月16日」を意味しているのではないか。
この日に何が起きるというのかわからない。
だが、上記の最初の引用では、「駿河湾から四国沖に掛けて」起きる地震のことに関連づけているように思われる。
となると、東海・東南海・南海地震あるいはその3連動地震が起きる日付ということなのだろうか。
3連動となった場合、最大でM8.7が予想されている大地震だ。
本当にそのとおりになったら大変なことだ。

「126」と「1891」→濃尾地震の再来か?

次に、「126」と「1891」の数字について考えてみる。
下記の記事で書かれている。

世界の天候<2012.2.8>
【中略】
日本も火山が多いし、「濃尾も今から126が注意」と書きたくなっても、この数字が何の意味か分からないし、1891と書きたくなったので年月を指しているのか?と自分勝手に判断をしてしまった。


まず、「1891」は西暦年ではないか。
そう思って、さきほど「1891 地震」でググってみたところ、答えはすぐに見つかった。
この年に日本で起きていた大地震は、濃尾地震だった。
濃尾(のうび)地震は、1891年(明治24年)10月28日に濃尾地方で発生した、日本史上最大の直下型地震だ。
「美濃・尾張地震」とも呼ばれている。
震源は、岐阜県本巣郡根尾村(現在の本巣市)だった。
推定規模はマグニチュード8.0(M8.4の説も)で、逝去7千人以上、負傷者17000人以上という多くの被害者を出した。


次に「126」という数字も、さきほどと同様に欧米式に「DDMM」と解釈するならば、「6月12日」ということになる。
だが、こちらの場合は日本式に素直に「1月26日」または「12月6日」とも解釈できる。
だが、「濃尾も今から126が注意」という文脈だと、この解釈は問題があるかもしれない。
もしかして、「今から126日」という意味か?


松原さんは世見の原稿を手書きで書いて、協力者に渡し、通常は翌日にブログ記事となることが多いという。
この記事が公開された2012年2月8日の前日は2月7日で、この日から126日目は何月何日になるか?
Excelを使って計算してみると、2012年6月12日になった。
これを見て、ハッとした。
「126」の数字を、前述の欧米式にDDMMで解釈した「6月12日」と、ピッタリ一致するではないか!


ということは、「2012年6月12日に濃尾地震の再来が発生する」という解釈ができるわけだ。
この一致を偶然として解釈するのは、難しいかもしれない。
あと2ヶ月弱しか残されていないが、どうなるか。


過去のブログ記事を検索してみたら、濃尾地震について触れているのがあった。

琉球大学木村政昭教授の『これから注意すべき地震噴火』によると、濃尾地震(1891年、M8.0)、三河地震(1945年、M6.8)、福井地震(1948年、M7.1)という一連の地震によって、「ストレスは開放されていると考えられる」とあると書いていた。
数々の大地震を的中してきた木村教授は、岐阜と富山の間あたりの「飛騨空白域」を、むしろ危険地域として警戒しているようだ。
濃尾地震は、『根尾谷断層』が動いたために発生した。
この活断層の活動周期は3000〜5000年で、実質的に活動周期は不確定であるらしい。
つまり、濃尾地震と同じところで大地震が起きる可能性は当分考えられないということだろうか。
だが、地表に断層が見えていない未発見の活断層があり、そこが動くという可能性はどうだろうか。
こうしたことを考慮すると、松原さんの世見をどのように解釈すべきか難しい。

どう解釈すべきか

ちょうど私は昨日、地震予知マップダウジングの試みをしてみたばかりだ。
下記の記事で書いているが、南海地震が想定されている震源域でペンデュラムが振れた。

これと松原さんの世見を照らしあわせて考えてみると、空恐ろしいではないか。


ただ、いくら有能な予言者であっても、何年何月何日という日付まで指定しての予言は、きわめて困難であると思われる。
そのような自然災害の予言が、いままで的中した例があるかというと、信ぴょう性のあるものでは無いように思われる。
そうなると、「163」や「126」を月日として解釈するのは無理があるかもしれない。
だが、2012年6月12日の件は、あまりにもピッタリ一致しすぎて恐ろしいものがあるのも確かだ。
偶然であってほしいものだ。
もっとも、この解釈が正しいとしても、その日に必ず大地震が起きるとは限らないが。
あくまでも「信じる、信じない」の世界になる。
また、たとえ信じていても、外れることもあり得るだろう。


繰り返すが、この記事に書いたことはあくまでも一つの解釈であって、本当にそうなると信じているわけではない。
というか自分自身半信半疑だ。
松原さんの世見は、的中したものもあるけれど、そうならなかったことも少なくないように思う。
なので、この人の世見全体をどう扱うかは、いつも難しさを感じている。

追記(2012/06/09)

繰り返しになるが、日にちまでを指定した予言が当たった試しはない。
それで、この解釈が正しいとしても、世見の扱いが微妙なところだ。
今日コメントで指摘があったので、それを参考に追記することに。
その指摘とは「163」の数字についてで、これは1月1日からの経過日数ではないかという。
1月1日から163日目は、今年のようにうるう年ならば6月11日、それ以外の年ならば、6月10日になる。
だが、「163」の世見は、「駿河湾から四国沖に掛けて」の地震についてのものであって、濃尾の件とは異なるものだと解釈している。
その点が判断が別れるところだろう。


じつは今、ネット上で「6月11日に地震」という噂が流れている。
その根拠は不明だが、もしかして、松原照子さんの世見の解釈によるものなのだろうか?

追記(2014/03/13)

現在は、この記事に書いたのと異なる説を取っています。
下記の記事をご覧ください。

追記(2014/03/15)

ひとつ上の追記を書いた翌日に、伊予灘地震(M6.2)が起きた。
南海トラフ震源域近くだったため、また「3月16日説」が浮上してきそうだ。^^;
この説の発案者である私が、明日は南海トラフ地震はないと断言したくなってくるけれど、「たまたま」伊予灘の余震が起きる確率はそう低くないかもしれない。


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