iPhone 4Sを買ってから、撮影したHD動画を編集してYouTubeへ投稿するまですべてiPhoneでやるようになった。
下記の記事で書いたように、今はVimeoという無料アプリでビデオ編集している。
Vimeoは、iPhone 4Sでは頻繁に落ちるのが難点だ。
不意に落ちるので、油断も隙もない。
だが、無料アプリでトリミング、エフェクト、タイトル挿入までできるアプリは他にないので、これをだましだまし使っている。
後戻りして時間を浪費しないためには、頻繁に保存するのがコツだ。
それと、編集を始める前にバックで動いている他のアプリを終了させて空きメモリを極力増やしておく。
フルHD画質でテスト投稿
以前にiPhoneからテスト的に投稿したHD動画を、再度YouTubeへアップしてみた。
iPhoneからYouTubeへアップロードすると、送信前に動画が圧縮されて解像度が低くなり、画質が落ちてしまうのが難点だ。
iPhone 4Sから、1080pのフルHDの動画を撮影できるようになった。
だが、iPhoneからアップロードすると720pになってしまうのだ。
iPhoneからUSBケーブルでPCにつないで動画を転送して、PC上からアップロードしてみたら、画質はどのくらい変わるだろうか。
そう思って、今日試してみた。
PCへ転送する時は、iTunesを立ち上げると重くなるので、iPhoneをUSBで接続して、Explorer上でサクっとコピーする。
あとは、普通にYouTubeにアップロードするだけだ。
720pと1080pの比較
以下に、iPhoneからアップロードした動画と、PCからアップロードした動画を貼り付けておく。
PC上のブロードバンド環境でこの記事を読んでいる人は、再生ウインドウのタイトル部分をクリックして、YouTubeサイトへ行って大きな画面で見ると違いがわかりやすいでしょう。
まずは、iPhoneから投稿した方。
ビデオ編集はしていない生の動画だ。
再生ウインドウ右下の380pなどとあるボタンで解像度を変更できるけれど、最高でも720pしか出てこない。
(1)iPhone 4SからHD動画UPテスト Test upload HD from iPhone 4S
次が、PCからアップロードした動画。
こちらでは、解像度が最高で1080pになると思います。
(2)iPhone 4Sで撮影のHD動画UPテスト #2(圧縮なし) Test upload video taken on iPhone 4S
両者を最高画質で再生して比較すると、(2)の圧縮なし版の方が、紅葉の滲みが少ないように思う。
よーく見ないと違いがわからないかもしれないが。
私が使っているPC(というかDELLのサーバをPC代わりにしている)はかなり年季が入っていて、1080pで再生すると、カクカクとしか動かない。
AUひかりで、下り80〜100Mbpsぐらい出ていてもこれだ。
まあ将来的に、あの時フルHDで撮っておいて良かったと思うかも。
iPhoneから投稿すると画質が落ちる
PCからアップロードすると、1080pのままで投稿できる。
今回使用したような自然の美しい映像を本来のハイビジョン映像として投稿したい時は、面倒でも一旦PCへ転送した方が良いだろう。
だが、撮影した動画の内容にもよるだろうが、画質の差は大画面でよく見ないとわからない程度のようだ。
日常のちょっとしたビデオグリップを投稿する場合は、iPhoneから手軽に投稿というのも有りだろう。
単にモノグサなだけかもしれないが。
それにしても、iPhone 4SのフルHD。
モバイルデバイスで撮ったと思えないほどきれいだ。
2年前に買ったBlackberry Boldと雲泥の差。
これだけでもiPhoneを買った元は取れているだろう。