探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

地震前兆・超常現象研究家の百瀬直也が地震予知・災害・防災・予言などを探求するWeb/ブログ(はてな旧サイト)




Amazonプライムは得か損か


この記事は、Amazon.co.jpを利用していない人には役立たない内容だろう。
Amazon Primeというサービスの話。
どういうサービスかは、下記のAmazonのヘルプページで簡単に説明している。


もう2年ほど前の話になるが、ちょっと嫌な思いをした。
Amazonプライムの無料体験を申し込んだはずなのに、無料期間終了後に勝手に更新されて、クレジットカードから年会費3900円を引き落とされていたのだ。
この件で、一時期はAmazonにクレームが殺到したようだ。
そして、抗議の末に年会費3,900円を払い戻してもらった人もいるとか。


あとで知ったのだが、自動更新の設定にしていなければ、勝手に更新されることを防げたのだ。
Amazonのページから、プライムサービス申し込みの履歴を見てみる。
2010年1月20日に初めて自動更新されて、今年の1月20日に二度目の更新がされていた。


設定の確認は、以下のところからできる。
Amazonのトップページから、「アカウントサービス」−「アカウント設定」−「Amazonプライム会員情報を管理する」を選択する。
上記のページの「会員情報」で、「自動更新しない」ボタンをクリックすれば良い。
このボタンが「自動更新する」になっていれば、自動更新がOFFであるということで、自動的に更新されて3900円の請求が来ることはない。


抗議が殺到した理由は、自動更新の設定がデフォルトでONになっていたことだ。
「詐欺的じゃないか」と言われても仕方ないかもしれない。
いかにも米国の企業が考えつきそうなことだが。
日本人ならば、「そこまでして金儲けしたいかー」と憤りを覚える人が多いだろう。
「タダほど高いものはない」というが、Amazonの場合もそうだろう。

Amazonプライムの特典

PRIMEの特典としては、以下のようなものがある。
1件350円の「お急ぎ便」が無料になる。
お急ぎ便とは、指定時間までの注文で、

  • 関東および関西地方*は、当日または翌日にお届け (*一部地域を除く)
  • 関東および関西地方以外の全国*は、1~3日後までにお届け(*一部地域を除く)
  • 対象商品のお届け日時指定便が無料(一部地域を除く)


関東地方以外に住んでいる人には、それほどメリットにはならないかもしれない。
また、一部の商品、マーケットプレイスの商品、外部委託業者が出品する商品には対応していない。
一部の商品に課される「特別配送料」も、プライム会員では無料になる。
メリットとしては、ただそれだけだ。
2010年11月までは、商品の合計が1500円以上の場合に送料が無料となっていた。
それまでは、1500円未満の買い物でも送料が無料になるというメリットもあったわけだ。
だが、今では完全無料化された。


たったこれだけの特典を目当てに、年間3900円を払うメリットがあるかどうかは、人それぞれだろう。
注文した商品は何でも、とにかくできるだけ早くほしいという人には、メリットがあるかもしれない。
私も含めて、お急ぎ便に慣れてしまった人には、昔に戻るのは辛いことかもしれない。
また、Amazonをどれだけの頻度で利用するかによっても、損得は異なるだろう。
私の場合、週に一度はAmazonで何かしら購入しているので、それを考えれば元はとれているかもしれない。

損か得か

Amazonで書籍や他の商品を注文しようとする時に、まず真っ先に確認するのは、送料の有無だ。
基本的Amazonが販売・発送する商品は、送料が無料となる。
だが、別業者による発送だと、別に送料が取られる。
書籍の場合、以前は340円だったが、いまは一律250円に下がっている。


いろいろ考えたが、私は現在は自動更新をOFFにして、来年(2012年)1月以降は自動更新されない設定にした。
プライムなしの生活を、しばらく続けてみようと思う。
そして、どうしても不便だと感じたら、またプライム会員に戻るつもりだ。
ネットショッピングを含めた通販のデメリットのひとつは、商品が届くまでにタイムラグがあること。
このタイムラグを少しでも縮める目的としては、プライムは有効なサービスだろう。

Amazon利用歴10年以上

私は、Amazonとの付き合いは長い。
どれだけか長いというと、Amazonができる前から。
…といっても、Amazon日本法人の話だ。
以前から洋書を海外の書店から取り寄せるようなことが多かった。
インターネットの時代になって、この作業がかなり楽になった。
海外の書店と、電子メールでかんたんにやり取りや注文ができるようになったからだ。
だが、Amazon.comができてから、洋書の購入がもっと楽になった。


Amazon.comが創業して間もない1996年か1997年頃から、すでに利用していたと思う。
もちろん、まだ日本法人などなかったから、ドルで購入して米国からの発送になる。
アマゾン・ジャパンが2001年11月にサービス開始してから、ほとんど直後に利用開始していたと思う。
その後もしばらくは、Amazon.comも併用していた。
今でも時々.comを使用するのは、ジャパンで扱っていない洋書などを注文する時だ。
現在でも、書籍以外にAmazonで安く購入できるものは、送料無料のメリットを利用して、できるだけAmazonから買うことにしている。
Amazonから見れば、かなりの「お得意さん」だろう。
いままで米Amazonとジャパンで使った総額は、100万までは行かないとしても、50万円以上は行っているかもしれない(もしかしたら100万以上?)。
だからといって、何かしら得することがあるわけではないが。
何しろギリギリのところで利益を出してやっている企業だから、そういうものは望めないだろう。


アマゾン・ドット・コムの光と影

アマゾン・ドット・コムの光と影

Amazonランキングの謎を解く: 確率的な順位付けが教える売上の構造 (DOJIN選書)

Amazonランキングの謎を解く: 確率的な順位付けが教える売上の構造 (DOJIN選書)


Copyright (C) 2004-2020 Naoya Momose - 百瀬直也. All Rights Reserved. Email