探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家が地震予知・地震予測・防災等を探求

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津波の「失敗は伝わらない」

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YouTubeで見つけた、非常に考えさせられる動画。
歴史上で過去に何度も津波の被害が出た地域でも、津波の危険があるところに住まないということは学習されなかった。
そういう実例を、工学院大学教授の畑村洋太郎氏が紹介している。


◎"TSUNAMI" 失敗は伝わらない


三陸の、過去に大津波で多くの犠牲者が出た地域では、高台に石碑が建てられている。
「ここより下に家を建てるな」と。
過去の人々が後世の人々に、必死に伝えたかったことなのだろう。
しかし、漁業を営む人々にとっては、高台に家を建てることは多くの不便さが伴う。


「俺が生きてる内は来ないよ」
そういう盲信が、惨事を生んでしまった。
また、時間が経つにつれて、「無関心」や「傲慢さ」が出てくる。

自分の身の危険を無視する傾向

人間というのはこういう風に、自分にとって都合が悪い未来を認めようとしない傾向がある。
それは、もしかしたら動物的な本能とでも言えるものかもしれない。
古代のケルト人だったと思うが、空が落ちてくると信じて生きていたという。
そういう起きるはずのないことを心配するような「杞憂」になってしまってはマズイ。
だが、起きる可能性のあることを心配しないことは、もっとマズイだろう。
それが自分の命にかかわることならば、尚更だ。

体験を風化させないこと

いま東日本大震災を体験した我々にできること。
それは、甚大な被害が出てしまったことを風化させずに、いかにして後世の人々に伝えられるかを考えることだろう。


親が子供にできることは、嫌がられるほどにしつこくても良いから、災害の危険性を教え込むことだろう。
海辺に住む人々ならば、「地震が来たら丘へ逃げろ」とか。
市街地ならば、「ビルの上に上れ」とか。


インターネットは便利なものだが、50年後にも残っているかはわからない。
一番たしかなものは、親から子へと子々孫々に伝えていくことかもしれない。



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