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御柱祭の最新情報(2)下社山出し祭


この記事は、下記の記事の続きです。
御柱祭に関する全般的な情報については、下記を御覧ください。


いよいよ明日4/9(金)から3日間、諏訪大社下社の山出し祭が始まる。
私は3日間のほどんと、木落とし坂にへばりついてビデオと写真を撮る予定。
この記事では、下社山出し祭の情報を提供する。


ちなみに、上社山出し祭は、4/4(日)に日帰りで行ってきた。
諏訪地方観光連盟御柱祭情報センターによると、4日の人出は前回(2004年)より2万人多い12万人。
3日間の合計は、前回を4万9000人上回る50万9000人で過去最高だった。


前回の記事「御柱祭(2010年)の最新情報(1)」で、下社山出し祭について書いたが、それをこちらに移動した。
少々手直ししておく。

下社木落としの観覧席

下社の木落としは、御柱祭のいろんなイベントの中で最も人気がある。
昼頃に行って、無料の観覧席で見ようというのは甘すぎる。
今から有料観覧席を入手することはできない。
前回は下社の山出し祭だけで、3日間で52万人の人出が出ている。
へたをすると、木落し坂まで辿り着けないケースも考えられる。
無料の観覧席が一杯になった場合、他に見る所を確保するのは難しい。
観覧席と木落し坂の間の国道は、警官の誘導で立ち止まることを制限されるだろう。
あの木落し坂周辺の空間に、一度に10万人前後の人が集まる計算になる。
あぶれる人がたくさん出てきても不思議はないだろう。


下社木落としでは、有料観覧席の他に無料観覧席もある。
だが、朝7:00の開場と共に行かないと良い席は難しいかもしれない。
後になるほど、後ろの方になってしまうので。
1000円の当日席もあるが、無料席よりも木落し坂から遠いので、あまりお薦めではない。
下記の記事によると、下社木落としの観覧席のキャンセル分が100席ほどあまっていて、当日に販売する予定とか。
http://www.shinmai.co.jp/onbasira/2010/03/27.html


無料・当日観覧席の場所については、公式サイトの上社・下社の「有料観覧席」のページにPDFの観覧席配置図がある。
2004年の時には、1日は無料席で見たが、正確にどのへんの位置だったか覚えていない。
ビデオカメラで最大にズームアップしても、御柱に乗る人々の表情がわかるほどには撮影できなかった。
後で紹介する2004年の木落とし映像を見ればわかるが、無料席の後ろの方へ行くと、木落とし坂の頂上あたりが見えない。
御柱が落ち始めて、初めて見ることができる。
やはり無料席で良い場所を取るには、朝7:00の開場前から並ばなければならない。
前回2004年に撮影したビデオを見ると、8:00頃には無料席のかなり後ろの方まで埋まっていた。
【追記:2010/04/09】
有料席は、土日は8:00前には売り切れになりそうだ。
無料席は、9:00頃には満席になりそう。
その後で行っても、立ち見で場所を確保するのは困難で、会場に入る琴さえできないかもしれない。


今回は、東方神起録というシューティングゲーム御柱祭が題材になっている。
ゲーム好きの若者たちが「聖地巡礼」と称して大挙して訪れる可能性がある。
Twitterで多くの人たちが御柱祭について呟いているのを見ても、その予感を感じる。
大方の予測では、人出は前回とほぼ同じくらいではないかというが、私の感触では、それを上回るのではないかと。

木落とし坂までの行き方

下諏訪駅から木落とし坂までは、歩いて4キロ以上ある。
シャトルバスはあるが、乗り場は下諏訪駅の反対側で、1.5Kmほど歩かされる。
どうも観光バスで来る客の便宜を図ったものらしい。
シャトルバスは、かなり待ち時間があり、ひどい時には1時間待ちということも。


タクシーも、交通規制で入れるところは限界がある。
どこまでが規制エリアか、公式サイトで事前によく調べておく必要がある。
地図で調べたところ、下諏訪駅から、木落とし坂の1.5Kmほど手前あたりまでタクシーで行けそうだ。
たとえ有料の観覧席を確保していても、ブロック内での場所は早い者勝ちだ。
できるだけ良い場所を取りたければ、朝早いうちに行った方が良い。


私は、4/9(金)〜4/11(日)の二泊三日で滞在する。
宿は茅野のビジネスホテルをいち早く押さえた。
1泊6400円の「御柱価格」だが、まだ安い方だったかもしれない。

ヤフオクで観覧席チケットを入手

この部分は、もう古い情報となっているので飛ばしてください。記録として残しておきます。
4/3(土)現在、ヤフーオークションでは、まだ下社木落としの観覧席が出回っている。
ただし、いちばん人気のA席やD席は、週末で1枚1万円ぐらいで落札されている。
4/9(金)だと、もうちょっと安くなるかも。
下記をクリックすると、「御柱祭」での検索結果が出てくる。
http://search.auctions.yahoo.co.jp/jp/search/auc?p=%B8%E6%C3%EC%BA%D7&auccat=0&alocale=0jp&acc=jp
ちなみに、私は4/9(金)のD席を6500円、4/11(日)のD席を5250円で落札した。
3/20前後と早かったので、まだこの程度の金額で落札できたが、同じ金額ではもう難しいだろう。
直前になって、早く売りさばきたいと割安の即決価格を付けてくるケースもあるかもしれない。
(4/3現在、すでにそういう出品が一部が見られる)

下社木落としのYouTube映像(改訂版)

今回、YouTubeに投稿している映像を再編集して改訂してUPしました。
下社の木落としへ行く予定の人には参考になるかもしれません。
こちらは、2004/04/10(土)に、木落とし会場に着く前までの映像。

こちらは、2004/04/10(土)に、自由席から1本の木落としを撮った映像。

こちらは、2004/04/11(日)に、有料観覧席(D席)から2本の木落としを撮ったもの。
今日編集した初公開の映像です。

山出し祭で氏子以外が曳き子になれるか

今回の御柱祭は、下社の山出しで規制が今まで以上に厳しいらしい。
山出し祭では、氏子以外の人々が曳行に参加することを制限する。
いままで得た情報では、岡谷市がダメとか。
理由としては、やはり下社の木落とし坂に入ること自体が危険だということではないか。
山出し祭では、おとなしく観覧に徹した方が良いかもしれない。
その代わり、里曳き祭では氏子以外の人々の参加を許しているというか歓迎している地区が多い。

「こ〜れは さんのうえ〜」の意味は?

木遣り唄に続いて、曳き子たちが声を揃えて歌う唄がある。
「こ〜れは さんのうえ〜」と聞こえる。
だが、実際は「これは山王へ」と歌っているという説がある。


「山王」は、御柱を目指す地点である「山王台」のことらしい。
下社秋宮の、現在は山王閣というホテルが建つ地点を、かつては山王台と呼んだ。
でも、なぜ諏訪大明神ではなくて山王なのだろう?
山王といえば大山咋神さまのこと。
また謎がひとつできた。


または、「これは参の上」と歌っているという説もある。
御柱の冠落としを殿様の許可を得るため…とか何とか。

御柱祭シンポジウム

御柱祭シンポジウムが、下記の日程で開かれる。
4月24日(土)午後1時30分〜5時20分
4月25日(日)午前10時30分〜午後5時
詳細は、下記の諏訪市のページで。
http://www.city.suwa.lg.jp/www/info/detail.jsp?id=1884

インドラ・ジャトラ

前回の記事で紹介したように、世界各地で柱建ての祭がある。
なかでも御柱祭にもっとも似ているのが、ネパール・カトゥマンドゥで行われるインドラ・ジャトラ。
下記のYouTube映像で、その概要を紹介している。


スペシャルゲスト @縄文の女神Live #024 『縄文トーク』


御柱祭に例えると、山出し、里曳き、建て御柱がセットになっているのだ。
ちょっとメモ的になるが、両社の比較を。

  • 山から木を切り出してきて王宮広場に建てる(御柱祭では諏訪大社の四隅に建てる)。
  • 2本の綱で曳く。
  • 柱の上に乗ったりしない。御柱祭も昔はそうだった。
  • 動物犠牲を捧げた。御柱祭は昔は?

喜多郎が奉納演奏

耳寄りな最新情報を。
下社山出し祭の最終日の4/11に、喜多郎さんが太鼓演奏を行う。
場所は、木落し坂の観覧席前にある三共建設のステージ。
時間は9:30〜10:30。
御諏訪太鼓と木遣り衆が競演するという。
詳細は、こちらのページにあります。↓
http://www.ryokusui.jp/blog/log/eid4265.html

整備された木落とし坂(2010/04/09追記)

近年の御柱祭では、長年の木落としの結果、坂の途中でえぐれてきて、御柱が途中で止まってしまうことが多くなった。
そのため、前回平成16年の御柱祭の後の11月から、下社の木落とし坂の整備が始まった。
これによって、いままで一度ストップしてきれいに落ちない場合が多かったのが改善された。
また、落ちるスピードもすごく速くなった。
今日(4/9)見た3本の木落としでは、どれもすごいスピードで落ちていった。
良い映像が残せそうだ。


木落とし坂は、16:00頃になると気温が急激に下がってくる。
防寒対策をお忘れなく。
私は、フリースジャケットを法被の下に着ても夕方には寒く感じた。
使い捨てカイロが必需品だ。


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