探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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御柱祭の情報(山出し祭)


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長野県・諏訪大社御柱祭の情報です。
12年に2回、寅年と申年の年に行われる。
これを逃すと、こんどは2016年になってしまう。
いよいよ1ヶ月後に迫ってきた。
御柱祭の最大の見所の一つは、下社の木落とし。
山出し祭の一環として行われる。


御柱祭は大きく分けて、山出し祭(木落としを含む)と里曳き祭(建て御柱を含む)がある。
前者は4月、後者は5月に行われる。
下社と上社では日程をずらして、週末またはGW期間中に行う。
私は前回2004年に、初めて御柱祭に参加した。
その時の経験を含めて、今回は主に山出し祭のことについて書いておく。

観覧席は落選

一人1通しかハガキで応募できない観覧席は、見事に落選してしまった。
平均倍率は15倍弱だったそうだ。
御柱祭の貴重な場面を映像に収めることも、私の大切なミッションだと思っている。
さて、どうやって良い席を確保するか。
ヤフオクでも、今のところ観覧席の出品はない。
トラップをかけているので、あれば見逃さないはずなのだが。
6年前は、ヤフオクで観覧席のチケットを落札して、2日目は悠々と見れたのだ。

上社と下社の木落とし

上社の木落としの方は、人気の点で下社に負ける。
なんといっても、坂の勾配がゆるく短く、迫力に欠けることもある。
なので、TVのニュースなどで御柱祭が映し出される時は、ほとんど下社の木落としの場面になる。
冒頭の写真も、下社の木落としのものだ。
上社の観覧席は、旅行代理店のツアーとセットになっていて、これはまだ利用可能なところがありそうだ。
東京からだと宿込みで3万円前後かかって、しかも行動が限定されるので、私はパスしたが。


上社の山出し祭の場合、下社にはない楽しみがある。
それは、「川越し」だ。
めどてこに人がぶら下がったままで、御柱が川を越える。
「なんでこんなとんでもないことを…」と思ってしまうが、そのとんでもないことをしてしまうのが諏訪の男たちだ。


上社の山出し祭は、私も今回初体験になる。
木落としよりも川越しを見るのを楽しみにしている。
4/4(日)に日帰りで行く予定だ。


下社の観覧席は、探したところ、旅行会社が企画する観覧席とセットの商品はなさそうだ。
これだけ高い倍率で、しかも法人でも1通しか応募できなかったのだから、入手困難だったのだろう。
なので、下社木落としのツアーの場合、自由席で観覧することが前提となる。
事情を知らない人がいきなり自由行動で行ってみたところで、情報不足で混乱するだけではないか。


もう見飽きているかもしれないけれど、6年前に私が撮影した下社の木落としの映像です。
ちょっと画像が粗いですが、今回はもっと高性能のハイビジョン対応のカメラで撮影しますので。
御柱祭2004−下社木落とし(2/2)

宿のことなど

下社の無料席は、木落とし坂から横にずっと長く伸びていて、後から行くほど見づらくなってしまう。
というか、入場制限が出て入れなくなることもある。
無料席は7:00から開場だという。
そこで、朝早く行って、無料席を確保するしかなさそうだということに。
前日4/9(金)から茅野のホテルに宿泊することにした。
当初は4/10(土)から1泊2日の予定だったのだが。
茅野ステーションホテルに電話をかけて、1日前も一泊させてもらうことにした。
料金は同じ一泊6,400円。
普段より多少高い「御柱料金」だ。
だが、下社の山出し祭は下諏訪が中心なので、なんとか予約することができた。


下社の祭の時には、下諏訪の宿は取りにくい。
上社の祭の時には、茅野の宿は取りにくい。
これらの宿は、たとえ空室があっても、通常料金よりもかなり高い。
いわゆる「御柱料金」だ。
反対ならば大丈夫なことが多い。


塩尻あたりの駅の近くのホテルに泊まるというのも一つの手だ。
各駅停車で30以内に移動ができる。
今からでも間に合うかもしれない。

ちょっと雰囲気が違う?

今回の御柱祭は、ちょっと漂っている雰囲気が違う部分がある。
東方なんとかのゲームでも、若者たちの話題になっているのだ。
ツイッターの #onbashira のハッシュタグで検索しても、そういう若者たちの呟きが多い。
今年はちょっと毛色の変わった光景が見られるかもしれない。


また、6年前はなかったが、最近では古代イスラエルと諏訪の関係についても注目されている。
TV番組の影響だが、イスラエルの10支族調査機関AMISHAVが来日して諏訪大社を調査したりと、イスラエル側でも真剣になっている。
かなり面白くなってきつつある。
古代イスラエルとの関係を示す最大の証拠は御柱祭なのだと、久保有政氏あたりが言っている。
自分的には、たとえば御頭祭などの方にもっと注目すべきだと思っているが。
外国人にとっては、こちらの方がインパクトが強いかもしれない。


御柱祭の移動手段は、基本的に「歩き+歩き」だ。
木落としなどの会場周辺は通行止めになっていて、車での移動はむずかしい。
下社の木落としの場合など、下諏訪駅から歩く距離はハンパではない。
1日歩く距離はハイキング並。


御柱祭の期間中になるが、御頭祭も不思議な祭なので、一度行ってみると良いでしょう。
毎年4月15日に行われる。
今年は木曜日と平日なので、残念だがパスしよう。
特に、古代イスラエルと諏訪の関わりについて関心が強い方にはお薦めする。
私のYouTubeチャンネルでビデオを公開しています。

里曳き祭

里曳き祭は、上社は5月のGW期間中に、下社はその1週間ほど後に行われる。
私は5/2(日)から2泊3日で滞在することにしている。
ルーピアイン南湖というホテルを、1泊6,300円ほどで押さえることができた。


里曳き祭では、まず御柱の曳行に初めて参加しようと思っている。
基本的に、諏訪の法被(はっぴ、半纏(はんてん))を着ていれば、御柱を曳くのに参加させてもらえるという。
地元の人間ではなくても、諏訪の神さまが降りている御柱を曳くことが許されているというのは嬉しいものだ。


里曳き祭の見ものは、最後の建て御柱
諏訪大社の上社・下社の4宮でそれぞれ行われる。
6年前は、これもヤフオクで、上社前宮の前にある家が独自にやっていた桟敷席をゲットすることができた。
家の物干し台が格好の桟敷席になったのだ。
今回もその恩恵にありつけるかどうか。
もうちょっと先になってみないと、何とも言えない。


6年前の、上社前宮の建て御柱祭の映像も載せておきます。
◎Ombashira Festival 2004 - Tate-Ombashira#2

まずはお参り

どんな神社の祭でも同じだが、祭に参加する前には、まずその神社へお参りするのが礼儀だろう。
前回の御柱祭でも、そのことを実行した。
山出し祭では、ちょっと会場から場所が離れていて大変だろうが、地元の人たちもみんなお参りしているだろう。

東京からの交通手段

いつも諏訪大社へお参りするときには、だいたい新宿西口から出ている高速バスを使う。
なんといってもJR特急よりも料金が安いことが魅力だ。
だが、御柱祭のときには、高速が込む可能性があり、また少しでも早く現地に着きたい。
そこで、主に特急スーパーあずさ号を利用することになる。
えきねっと」で1ヶ月前から予約できるが、最近は1ヶ月前より前から予約することができるようになった。


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