探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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ジャワ海でM7.1地震〜あの女神さま?


最近、仕事のエアーポケットで早く帰れるので、今日も定時で仕事を終えた。
帰る間際に、BlackberryUSGSからのメールが4通続いて届いた。
なんだか嫌な予感がした。
その内の2通は、震源がジャワ島となっていた。
M7.8が2回とあるが、これは後ほど下方に訂正されるかもしれない。
Yahoo地震情報では、M7.1となっていた。



帰宅して、すぐにGoogle Earthを立ち上げた。
その震源を見て、驚いた。
先月私はジャワ島聖地巡礼に行き、最初に向かったのが西ジャワのプラブハンラトゥだった。
ジャワ島の荒ぶる海の女神、カンジェン・ラトゥ・キドゥル(ニャイ・ロロ・キドゥル)の聖地のひとつだ。
かつてこの女神が人間だったときに、カディタ王女として海に身を投げたという伝説がある港だ。
今日の地震は、そこから100キロちょっと離れた、ジャワ島南岸で起きたものだったのだ。

中部ジャワ地震震源

上記のGoogle Earthの地図の、大きなオレンジ色の丸が震源だ。
その北西にある港が、Pehabuhan Ratuだ。
すぐに、2006年のジャワ島中部地震を思い起こした。
今回ジャワ島へ渡航する前に、この地震震源を正確に調べてみた。
すると、中部ジャワのパラントゥリティスだった。
カンジェン・ラトゥ・キドゥルさまの海の宮殿があると信じられている聖地のすぐ近くだったのだ。


ジャワ島中部地震が発生した時には、震源を単に「インドネシア ジャワ島中部ジョグジャカルタ市 近郊」としか報道されていなかった。

本震発生時刻:2006年5月27日5時53分 (現地時間)
震央 :北緯8度0分、東経110度17分
震源の深さ:12km
規模 :マグニチュード(M)6.3


パラントゥリティス海岸の近くには、かつてジャワの王となったスノパティが女神と初めて出会った岩がある。
そこはパランクスモと呼ばれ、女神さまの宮殿の一部とされている。
上記の震源地は、そのパランクスモから西へ5キロほどの海辺だった。
こういうことが、偶然で起きるだろうか。
やはり、いまだにジャワ人たちが畏れ敬うカンジェンラトゥキドゥルとの関連を考えざるを得ないのだ。
2006年のジャワ島中部地震が起きたときに、ジャワ人たちの多くがそう考えたように。
イブゥ・ラトゥ(母なる女王さま)は「南海の女王」とも呼ばれるが、ジャワ島の南の海を支配する存在と信じられているのだ。

恐い女神?

ジャワ島とバリ島には、女神さまに捧げられた部屋があるホテルがいくつかある。
それらの写真を見せると、霊感がある人々は一様に「なんだかゾクゾクする」と言う。
今回スラバヤで会った友達のCも、その一人だった。
かつての彼氏がやはり女神さまを信じていて、一緒にパラントゥリティスへ何度か行ったことがあるという。
そのとき、「恐く感じた」と言っていた。
なぜ、私は何も感じないのだろうか。
たんに鈍感なのか。^^;
このような「恐い」女神さまを、家でお祀りして良かったのだろうか。
ダウジングで出た結果は、私の潜在意識によるものだったら…。


かつてバリ島サヌールの海辺で、私は髪の毛や爪を切って、供物と共に海へ流した。
カンジェン・ラトゥ・キドゥルさまへこの身を捧げますという印として。
あの時、バリ島の霊能者のようなプマンクゥ(僧侶)に、こう言われた。
「ナオヤはインドネシアと日本の友好を築くために『使者』になるようにカンジェンラトゥから請われているのです」
そして、当時のジャワ人の彼女とともに、儀式をすることとなった。


このようなことを延々と書いても、信じられないという人の方が多いだろう。
信じられなくて、当然だと思う。
私のように、いろんな体験をしていなければ。
いや、そういう体験をしてきた私でさえ、いまだにどこまで信じていいのかわからないのだ。


少なくとも言えることは、どうも私は、地震などの災害を防ぐために祈ることが、今生の「ミッション」の一つであるらしいこと。
そう書いても、信じてもらえないかもしれない。
だが、たとえばあのスマトラ島沖地震津波があった時のこと。
2004年12月26日、日曜日、インドネシア西部時間午前7時58分50秒(日本時間午前9時58分)。
マグニチュード9.0という巨大地震スマトラ島を襲った。
それが起きるちょうど1週間前の朝のこと。
私は、海辺のあるところで建物が崩壊するような地震が起きるリアルな夢を見た。
恐怖で目が覚めた。
時間的にも、ちょうど大地震の1週間前だった。


その1ヵ月半前には、沖縄本島聖地巡礼した。
本島の南端にある糸満の海辺の白銀堂で、地震沈静の祈りをした。
今考えてみると、あれもスマトラ島地震のために行かされたのかもしれない。
津波を防ぐために、祈らされたのか。
そういうことはすべて、「上からの指示」に従ってやっているにすぎない。


そういう人間なのだ(って、どういう人間?)
諏訪大明神とか龍神とか、地震に関係が深い神々がうしろについているようなのだ。
そのもっと上には、より上位の次元の神々がいるのかもしれない。
茨城県原発近くで祈ったときには、その直後に原発の事故が発生した。
神々は、何もかもお見通しなのだろうか。


こうして、ジャワ島で「大難を小難に…」と、一生懸命祈ってきた。
もちろん、私一人が祈ったからといって、大地震が収まるわけもない。
だが、同じように祈りをさせられている人々は、世界にたくさん(?)いるだろうと思う。
その祈りの「結果」が少しでも出ていたとしたら、行った甲斐があったというものだ。

地震の前兆か?

ところで…
昨日・おとといと、夜に頭が痛くなった。
いつもの、電磁波過敏症の症状らしかった。
久々に来たという感じだった。
今日のジャワ島の地震の前兆だったのか?
そんなはずはないだろう。
あまりにも距離が離れすぎている。
インドネシアの大きな地震の前兆として、日本で地震雲ぐらいはできるかもしれない。
だが、私に頭痛を起こさせるほどの電磁波が、はたして発生するものだろうか。
この地震の連動として、日本あたりでこれから地震があると考えた方が自然だろう。
もっとも、そんなに大きな規模の地震ではないと思うが。
今週末にかけて、ちょっと注意が必要かも。


9/2(水)22:59追記

残念ながら、不幸が出てしまったようだ。
西ジャワ州で15人が逝去し、同州やジャカルタで少なくとも数十人が負傷したという。


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