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探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆・超常現象研究家が地震予知・予言・スピ等を探求

地震前兆研究家、超常現象研究家、ライターの百瀬直也が地震予知・予言・スピリチュアル等を探求するブログ。

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ジャワ・ガムラン初体験

芸術
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今日は、下記の記事の中で紹介した、ジャワガムランのワークショップへ行ってきた。

ランバンサリという、ジャワ島のガムラン音楽のグループによる体験コースだ。
Photobucket
【写真のガムラン楽器はランバンサリとは無関係】


10年以上前になるが、バリ島ガムラン音楽を習っていたことがあった。
楽器はガンサという鍵板楽器で、スリン(竹笛)とルバブも習った経験がある。
日本でも、一時期バリガムランの楽団に所属していたこともあった。
だが、ジャワ島のガムランは未経験だった。

ガムランとの出逢い

1994年から東ジャワマディユンに派遣されて働き始めたときに、ガムラン音楽を習いたいと思った。
それ以前から、芸能山城組のバリガムランの演奏などを見て、ガムランは好きだったのだ。
だが、私の関心はどちらかというと、ジャワ島のガムランの方にあった。
それで、週末に古都ソロへ行ってガムランを習えるところはないかと探したものだった。
だが、ガムラン音楽を習うには、まずジャワ語がある程度わからないとダメだとわかり、諦めた。


バリのガムランは、騒々しかったりテクニック優先的なところがあって、イマイチ精神性を感じる部分が少ない。
もっとも、スマル・プグリガンのようにジャワの宮廷音楽の流れを汲む優雅な音楽も中にはあるが、ごく一部だ。
それに対して、ジャワのガムランは、宇宙的・瞑想的・神秘的な要素が多分にあるように思う。
また、もともと宮廷音楽だったために、優雅で洗練された音楽となっている。
マディユンのホテルで初めて生のジャワガムランに接して、なんともいえない恍惚感を味わったものだった。

ワークショップ

ワークショップは、ガムラン音楽未経験者を対象とした1日講座。
場所は、新橋のランバンサリスタジオ(都営地下鉄内幸町駅から徒歩1分)。
以前は浜松町にあったが、移転したばかりだという。
13:00〜14:30の1時間半で、参加費は2000円。


今日は、ランバンサリ代表の木村さんという女性が講師で、もう一人アシスタントの女性がいた。
今日の参加者は私一人で、マンツーマンではなく2対1の指導になった。
ビルの一室にある地下のスタジオには、ガムランの楽器一式が所狭しと置かれている。
最初に教わったのは、スレンテムという鍵板楽器。
曲の骨格となる戦慄を担当するものだ。
叩いてみて、スレンドロ音階だとすぐにわかった。
脇にはペロッグ音階の楽器も置かれている。
スレンドロ(Slendro)は、1オクターヴを5等分に近く分割した音階だ。
ペロッグ(pelog)は、ミファソシドの琉球音階に近いもの。
だが、ガムランの音階は他のどの音楽とも異なる音律が使われているので、西洋楽器と併せて演奏することはできない。


右手でバチを持って叩いて、次に叩くときに、一つ前に叩いた鍵板を左手でつまんで消音する。
そうしないと、音が濁ってしまうからだ。
このへんは、バリのガムランと同じ。
こんな演奏法をとる楽器は普通ないので、初めての人にとっては戸惑うだろう。
だが私はバリガムランの経験があるので、何のことはない。


今回は、スレンドロ音階のシンプルな曲(題名を忘れた)を練習した。
何小節かのパターンを繰り返し演奏するので、旋律を覚えるのはそれほど難しくはない。
続いて、同じ曲をサロン、グンデル、ボナン、クノンといった他の楽器でも練習する。
サロンも骨格となる旋律を担当する楽器で、音の高低によっていくつかの種類がある。
グンデルも鍵板楽器で、ワヤン・クリット(影絵芝居)でも使われたりする(ワヤン用の楽器は微妙に違いがあるかもしれない)。
ボナンとクノンは壺形のゴングを横に並べたもので、バリ島のトロンポンに近い。


同じ曲を演奏する際にも、楽器によって叩く音が異なったり、リズムをずらしたりして演奏する。
バリガムランの経験がある私にとっては、特に演奏上で困難なところはなかった。
単純なパターンでも、気を抜くと間違えたりもするが。
続いて、ゴンとクンプールも叩かせてもらった。
ゴンは一番大きなゴング(銅鑼)で、クンプールは小型のゴングで、何種類か大きさがある。
最後に習ったのは、クンダン。
横に置いて叩く大きな両面太鼓だ。
ガムラン音楽では、太鼓は指揮者の役割をする重要なパートで、テンポを速めたり遅くしたりする時も、クンダンが合図をする。


1時間半の間に、一通りの楽器を体験できてしまった。
普通初めての人は、こんなには進まないと感心されてしまった。
他にも楽器を演奏するのかと聞かれて、ギターなどいろいろやっていると言うと、納得されていた。
さすがにルバブは体験できなかった。

ガムラン音楽とアルファ波

念願叶って、はじめてジャワのガムランを体験できて、大満足だった。
バリのガムランを習っていたときも思ったことだが、ガムランの楽器を叩いていると、気持ち良くなる。
単なる心地よさだけでなく、ある種の特殊な精神状態になるようだ。
そこには、何か理由があるに違いない。
アルファ波が容易に出るようになる要素が、ガムランの楽器にはあるのではないかと思っていた。
あるガムラン楽団の関係者で、科学関係の仕事に従事されている人にそのことを言ったところ、簡単に否定されてしまった。
だが、その後もずっとそのアイデアを捨てきれなかった。


ガムランの楽器、特に鍵板楽器を叩いていると、ボーっとしてくるというか、リラックスするというか、そういう精神状態になる。
それが、経験的にわかっていたのだ。
バリでは、踊りをやっている内に、トランス状態になる人が多い。
あれも、ガムランの楽器が大きな影響を与えているのではないかと。


そう思って、久々にそのことについてネット上で調べてみた。
すると、やはりあった。
国際科学振興財団主任研究員の河合徳枝さんが、そのような研究をされているようだ。
ガムラン音楽を人に聴かせて脳波の変化を調べると、やはりα波が増大するというのだ。
私が長年思っていたことは、やはり正しかったのだ。↓


この河合徳枝さんは、下記のページにあるように、バリ舞踊がトランスへ導くメカニズムなどにも注目されているようだ。
下記ページのプロフィールを見ると、「バリ舞踊は師範級」とある。
なるほど、自分で体験されている人は、やっぱりわかるんだな。


ガムラン音楽が、瞑想的かつ精神性の高い音楽であることが、科学的にも理由づけができそうだ。
もっとガムラン音楽の世界に踏み込みたくなってきた。
いちばん習いたいのはルバブだが、他の楽器も弾けるようになりたい。

ジャワガムランの講座

このワークショップは、7/19(日)にもう一度行なわれる。↓


こんどは、日曜日に行なわれる「ミングー講座」に参加すると良いと言われた。
不定期の日曜日16:00〜18:00に行なわれている。
参加費用は同じ2000円。
開催日は下記のページにある。


ちなみに、前述の「今後の夏のイベント」の記事で紹介した「百観音献灯会」は、今年もランバンサリが参加することを確認した。
百観音明治寺サイトでまだ公示されていないが、日程は2009/07/26(日)になるようだ。


最後に、ランバンサリとはまったく関係ないが、YouTubeからジャワガムランの映像を。
バリ島でもウパチャラ(儀式)などの時には、これに似たゆったりした音楽を聴くことができる。
途中ちょっとだけルバブの演奏も映っている。


ガムラン音楽は、前述のアルファ波の問題もあるが、実際に生で聴いてみないと本当の良さはわからない。
東京近辺の方は、「百観音献灯会」で無料で聴けるので、ぜひ行ってみてください。



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