『世界一の美女になるダイエット』、エリカ・アンギャル、幻冬舎
こういう本を紹介するからといって、べつに自分がダイエットしたいわけではない(当たり前)。
今朝の朝日新聞で、広告が目にとまった。
「食べ物を味方につける68の美の秘密」とある。
いま、女性たちの間で話題になっているようだ。
著者のエリカ・アンギャルさんは、ミス・ユニバース・ジャパンで日本人ファイナリストに栄養や生活のアドバイスをしているコンサルタント。
知花くらら、森理世などに、公式栄養コンサルタントとしてアドバイスを与えていたという。
その「68の美の秘密」が、広告に全部載っていた。
もっともだと思うことばかりで、すごく進んでる人だなと感じた。
同意できないところもあるが、概ね納得できる。
68のすべてを紹介しておくことに。
「→」以降の青字部分は私のコメントです。
- 1 「栄養の砂漠」から早く抜け出して。
- 2 いま口にしたものが、10年後のあなたを決める。→誰にでも言えることですね。
- 3 最強のコスメは、テーブルの上にあるわ。
- 4 美女の朝は一杯のグリーンカクテルで始めるの。
- 5 世界の美女はもう、白いものを食べるのをやめています。→私もずっと前にやめました。
- 6 「サラダはヘルシー」だなんて単純な思い込みね。→サラダだけじゃ野菜を食べたことにならない。
- 7 美女に必要なのは、濃い野菜。→同感。
- 8 日本人はフルーツが足りなさすぎるわ。→取りすぎもよくないけど。
- 9 買い物で迷ったら美人効果の高いトマトとベリーを。
- 10 有機で食べたほうがいいのはブロッコリーと小松菜。
- 11 残念だけど、日本人には乳製品をおすすめしないわ。
- 12 美女と卵の切れない関係。
- 13 日本人の女性たちよ、アーモンドの実力をもっと知って。→ナッツ類はみんないいですね。
- 14 意識して「生もの」を食べましょう。→生命力と気の源だから。
- 15 水のとり方が美を左右する。
- 16 肌はあなたの内臓そのものよ。
- 17 油抜きしてる人、今すぐやめて!→脂肪の少なすぎる女性って魅力を感じない。
- 18 ベーグルとフラペチーノがランチだなんて、悲しくなるわ。
- 19 アボカドは食べる美容液よ。→ヴェジタリアンには必須です。
- 20 何を食べるか・食べないかで、シワやシミの数に差ができる。
- 21 白砂糖の魔力は、まやく(ドラッグのこと→Adsense禁止語句のため、ひらがな化しています)なみに危ないわ。→30年以上前から知ってました。
- 22 美女のおやつは、ダークチョコレート。→ポリフェノールが豊富だから?
- 23 冷えた女性に美女はいないわね。
- 24 美しさの品格は、髪先、指先に表れる。
- 25 食後のサプリメントで美をサポートしてもらいましょう。
- 26 太らないためにもいい油が必要なの。
- 27 食事を抜いて、ガマンして、何かいいことあった?
- 28 カロリーだけでは真実は見えてこない。
- 29 炭水化物抜きではゴージャスな美女にはなれません。
- 31 ソフトドリンクは見えない砂糖の塊です。→アンティヘルスドリンク。
- 32 そもそも本当にあなたはダイエットが必要?客観的にスタイルを眺めてみて。
- 33 あばらの浮いたミスはいません。プロポーションもグローバル基準に。
- 34 食べなさすぎる日本女性が心配だわ。→同感。
- 35 老化の敵は酸化だけじゃない。「炎症」も覚えておいて。
- 36 サーモンはアンチエイジングのスーパーフード。
- 37 クルミとブルーベリーで脳もアンチエイジング。→クルミ、毎日食べてます。
- 38 「ふわふわ」「とろとろ」スイーツは完全な敵。
- 39 アイスクリームは老化を進めるかわいい悪魔。→甘いものはみんなそう。
- 40 タバコは今すぐ止めて。→タバコなんて今時遅れてる。
- 41 足りないのも多いのも、運動が老化の針を進める。
- 42 正しい姿勢と深い呼吸がみずみずしい美しさの基本。
- 43 コンビニごはんには缶詰を味方につけて。
- 44 ナッツとドライフルーツで美しい間食を。→私も最近始めてました。
- 45 「早食い」は美女の品格ががた落ちよ。
- 46 いい消化は美人の絶対条件。
- 47 お腹がすいて眠れないくらいなら、豆乳ココアを。→女性ホルモン+ポリフェノール
- 48 食材は裏から見るのがビューティーマスター。→「原材料名」とか「成分表」のこと?40年前からやってます。
- 49 おばあちゃんの知らない原料が入ってるものは買わない。→基本ですね。
- 50 不調が続くときは、醗酵食品で腸内美化を。
- 51 新しい食習慣は、まず1ヶ月続けるの。
- 52 一日一善、ゲーム感覚で美人のライフスタイルを作る。
- 53 ”ばっかり食べ”は効果半減。→同感。
- 54 外食の美人メニューは油と野菜がカギ。
- 55 睡眠はダイエットの手軽な特効薬。
- 56 就寝1時間前の過ごし方が眠りの質を変える。
- 57 余裕のある朝があなたをエレガントにするわ。
- 58 疲れているときほど身体を動かしてみる。
- 59 一日に一度のリセットポーズでストレス解消。
- 60 ベネズエラ代表の魅力からわかること。
- 61 理世とくららも初めから完璧ではなかった。
- 62 自分をもっと肯定しましょう。
- 63 ロールモデルとライフワークが人生の必須アイテム。
- 64 食事は心の健康にも欠かせない。
- 65 笑い、楽しみ、喜ぶことできれいになる。
- 66 あなた自身をいちばんにする時間をもちましょう。
- 67 誉められたら、心からの感謝を。
- 68 自分の美点にもっとフォーカスしましょう。
こういう本を書いておきながら、著者自身が「美女」でなかったら、本は売れないだろう。
だが、写真を見ると、なかなかのgood looking。
オーストラリア出身で、シドニー工科大学で鍼療法を専攻し、健康衛生科学・学士号を取得した。
さらにネイチャーケアカレッジで学び、栄養士の免状をとった。
推測はついていたけれど、やっぱり東洋医学を学んでいたか。
こちらにインタビュー記事がある。↓
思うに、女性が美しくなりたいと思うならば、「ヴェジタリアン+女性ホルモン様の働きをする物質が豊富な食品」というのも、進んだライフスタイルではないかと。
肉ばっかり食べてる白人女性とか、きれいだと思う人少ないし。
私はこの本は買わないけれど、女性の方々どうでしょうか。
読まなくても、だいたいの知識はあるし、男だし。^^;
- 作者: エリカアンギャル,Erica Angyal
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/04
- メディア: 単行本
- 購入: 25人 クリック: 432回
- この商品を含むブログ (94件) を見る