探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家が地震予知・地震予測・防災等を探求

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最近の関心事+買った本

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今日は、外がやけに賑やかだった。
近所のたけのこ公園の桜祭りだったようだ。
久々に産土神(うぶすながみ)さまの武蔵野神社へお参りに行く。
祭神サルタヒコオオカミ(猿田彦大神)さまと諏訪大明神タケミナカタノカミ、建御名方神)。
その他に、七福神さまも石碑だけだが祀られるようになった。
家でお祀りしているので、都合が良い。


神社の帰りに、たけのこ公園へ向かう。
途中にあったJマートがつぶれていた。
いろんなものを売っている大型のホームセンターで、便利だったのに。
そんなに売れてなかったのか、不況の波か。
その向かいにあったブックセンターいとうは、だいぶ前につぶれたが、新たに何かのビルが建設中だった。


お祭りは、終わりかけていた。
桜は三部咲き程度で、お祭りは1週間早かったか。
多摩湖自転車道の、家から20mほどの入口に立つ桜の木は、まだほとんどがつぼみ程度だった。
桜の名所である小金井公園へ行くのは、来週末が良いだろう。

最近の関心事

さいきん関心をもっていることを挙げておく。

応神天皇神功皇后

このGWに聖地巡礼しようとしている北九州一帯には、この天皇母子の伝説が多い。
そして、その多くには、ペトログリフペトログラフ)と呼ばれる線刻文字(画)が刻まれた石があるという。
ちなみに、「ペトログラフ」という呼び方は一部の人々が使っているが、世界的に通用する学問的な呼称ではない。
また、神護石(こうごいし)と呼ばれる山上の石積みも興味深い。
今回巡礼するところでは、応神天皇が生まれた伝説の地である宇美(うみ)神社(福岡県)に七枝樹のペトログラリフがあるという。


七枝樹とは何かというと、古代メソポタミア文明の時代以降にアジア各地で見られる7本の枝をもつ樹木をモチーフとした神聖な図形のこと。
ユダヤ教のシンボルであるメノーラー(メノラ)とも関係があるのだろう。
古代日本でも、七支刀(ななつさやのたち、しちしとう)というのがある。
古代豪族・物部氏(もののべうじ)の石上神宮に伝えられてきた鉄剣だ。
この刀剣は、『日本書紀』で4世紀に百済から倭国へと贈られた七枝刀ではないかとされる。
これも、なんらかの形で西アジア起源の七枝樹につながりがあると思われる。

◎積石塚と高句麗

積石塚(つみいしづか)とは、古代日本の一部地域に見られた墳墓だ。
石を積み上げて築かれているもの。
特に長野県北部に集中して見られる。
考古学者・森浩一氏(江上波夫氏の騎馬民族説に部分的に同意している)は、こう語る。
「長野県は普通の伝播論では説明がつかないモノが出るところです」
その「説明がつかないモノ」のひとつが、積石塚だ。


積石塚は、朝鮮半島高句麗があった地域で多く見つかっている。
信州北部も、古代に高句麗からの渡来人が多かったところで、相関関係が考えられている。
江上氏の騎馬民族征服王朝説とも絡んでくる、重要なテーマだろう。
高句麗渡来人たちは、信州から関東にかけて広い地域に居住していた。
このブログ読者の中にも、その(騎馬民族の)子孫だという人がいるかもしれない。

摩多羅神(またらしん)

今日の朝日新聞夕刊で「摩多羅神 現代人を魅了」という、読まずにはいられない記事を見つけた。
新聞には、こういう記事も載っているので、どんなに忙しい時でも目を通さないわけにはいかない。
宗教学者中沢新一氏が「世界の王」と呼び、哲学者の梅原孟氏が「日本のディオニソス」と惚れこむ神だと紹介されている。
摩多羅神(またらしん)とは、猿楽者が芸能の守護神とした宿神(しゅくじん)だ。
天台宗では、阿弥陀経と念仏の守護神とされる。
京都太秦(うずまさ)広隆寺の牛祭の祭神は、源信僧都が念仏の守護神としてこの神を祀ったとされる。
同じ京都の東寺の夜叉神も、じつは摩多羅神であるといわれる。
…というようなことまでは、この記事に書かれていなかったが。


摩多羅神は、時代とともにさまざまな信仰と結びついてきた。
この記事で紹介されている2冊の本は、いずれも興味あるところだ。
『闇の摩多羅神−変幻する異神の謎を追う』(川村湊河出書房新社

闇の摩多羅神

闇の摩多羅神


『うつぼ舟I 翁と河勝』(梅原猛角川学芸出版
梅原氏の本については、先日書店で見かけて、買おうと思っていた。
書名にある通り、秦氏の重要人物であり聖徳太子のブレインだった秦河勝を取り上げた本だ。
かつて梅原氏は『隠された十字架』で、聖徳太子怨霊信仰説を打ち出して、賛否両論を巻き起こした。
法隆寺は、太子の怨霊封じ込めのための寺だったというのだ。


【一度書いたこの部分、下記の記事へ移しました】

さいきん買った本

すべて、まだ読んでいない本。
1冊1冊くわしく説明していられないが、書名だけでも書いておく。

◎『日本語とツングース語』(福田昆之)

Amazonで買ったと思ったのだが、Amazonで検索できない。
自費出版のたぐいかもしれない。
高句麗語ともかかわるツングース語と日本語を比較研究した本。

『日本人になった祖先たち−DNAから解明するその多元的構造』(篠田 謙一、日本放送出版協会

日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)

日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)

日本人のルーツを探るためには、このような最先端の科学の成果を知るのが必須となる。

『脳センサー−地震の可能性をさぐる』(角田忠信、丸善

著者名でピンと来た人もいるだろうが、あの一世を風靡した(?)『日本人の脳』を著した医学博士だ
帯では、こうある。
「古代人は小宇宙ともいえる脳の変動を通して、宇宙環境を生き生きと感じとっていた。しかし、現代人は思いもよらぬ方法でこの失われた能力を見出した!!」
氏の発見した「脳のスイッチ機能」は、思わぬ方向へ発展し、人間の脳には地殻のひずみへの鋭敏なセンサーが秘められているというのだ。
人間の脳が、地震を予知する能力を秘めているということなのか?
まだ読んでいないので、楽しみだ。
「科学はオカルトよりも奇なり」
そんな言葉が頭に浮かんでくる。
入手困難な本で、以前から探し回っていて、やっと入手できた。

『沖縄風習とキリスト教』(知念金徳、那覇出版社)

沖縄風習とキリスト教―伝道人生50年の牧師が語る

沖縄風習とキリスト教―伝道人生50年の牧師が語る

伝道人生50年の牧師が、沖縄で古くから伝わる風習の中にキリスト教起源と思われるものについて紹介する。

『日本神話と聖書と心のかけ橋』(増田早苗、エンデルレ書店)

日本神話と聖書と心のかけ橋

日本神話と聖書と心のかけ橋

以下は、Amazonの紹介文。
『「古事記」「日本書紀」の世界が、実はキリスト教的視点と似ている? キリスト教信者である著者が、日本神話の中に自分の心を読み、聖書へと戻っていった軌跡。』
「最近の関心事」には含めなかったが、記紀と聖書の類似点は、私にとって恒常的な関心事(探究テーマ)だ。

騎馬民族の道はるか』(森浩一、NHK取材班、日本放送出版協会

北朝鮮高句麗古墳を取材した同名のTV番組を書籍化したもの。
番組で紹介できなかった多くの情報が紹介されている。
騎馬民族説にかかわる最新の動向を知るにも欠かせない本。
本書の三分の一を占める、森浩一教授による「騎馬民族説への試論」も貴重なもの。
いま毎晩寝床で、寝る暇を惜しんで貪り読んでいる。

『積石塚と渡来人』(桐原 健、東京大学出版会(UP考古学選書))

積石塚と渡来人 (UP考古学選書)

積石塚と渡来人 (UP考古学選書)

Amazonの解説文より。
「考古学の最前線。積石塚の正体は? 被葬者は誰? 環境自生説と大陸墓制説の間から、いま改めて問い直す。」
積石塚については、日本であまり研究がされていない中で、貴重な研究書。
Amazonユーズドストアで200円(+送料340円)で買った。
届いた本には、図書館のラベルが貼ってあった。
「盗品か?」と思ってよく見ると、市川市立図書館が放出したリサイクル本らしい。
こういう本をタダかタダ同然の値段で仕入れて売っている人もいるんだな。

世界遺産高句麗壁画古墳の旅』(全浩天、角川書店

積石塚や日本と同じ前方後円墳などの高句麗遺跡は、日本の本では写真などが少なく、なかなかイメージが沸かない。
それも無理ないことで、その多くは北朝鮮にあるために、日本の学者でも容易に調査ができない。
そんな中で、在日朝鮮人の考古学者である著者が現地調査によって得た情報を紹介している。
2004年に世界遺産となった高句麗壁画古墳を、多くのカラー写真とともに紹介しているこの新書版の本は、非常に貴重なものだ。
ご承知の通り、日本の高松塚古墳などでは、高句麗古墳との類似点が多い。
日本古代の天皇を含めた支配者層の墳墓に高句麗と共通する部分が見られるのは、日本という国の成立にかかわる重大なことだろう。



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