探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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世界最古の鉄器発見+出光佐三氏


この記事は、二部構成で行きます。
最初は、昨日の朝日新聞朝刊で読んだ記事。
世界最古の鉄器がトルコで発見されたというもの。


鉄器が見つかったのは、トルコのカマン・カレホユック遺跡。
紀元前2100〜1950年の地層から、小刀の一部と見られる鉄器1点が発掘された。
いままで、人工の鉄の利用は紀元前15世紀頃に、トルコ・アナトリア半島ヒッタイト帝国で始まったとされていた。


発掘したのは、日本の財団法人・中近東文化センター。
この団体、じつはオリエント学者の三笠宮崇仁親王(みかさのみやたかひとしんのう)殿下の発案で創設されたもの。
出光佐三氏の全面的な支援により、中近東世界の歴史・文化を研究する研究所として、1979年に三鷹に設立された。


同センターの大村幸弘・アナトリア考古学研究所長は、こう語る。

鉄の生産はアナトリア半島で独自に始まり、後に北方から進入し征服したヒッタイト人が武器として利用し、その技術を秘密として守ることでオリエントに覇を唱える帝国を築き上げたのだろう。


ヒッタイトは、BC2000年頃に現れた鉄器を駆使した騎馬民族だった。
旧約聖書では「ヘテ人」として登場する。
古代イスラエル王国のソロモン王は、母がヘテ人のバテ・シヴァだった。
ソロモン王には、ヒッタイトの血が流れていたのだ。


いずれ教科書の書き換えが必要となってくる、大きな発見となるだろう。

出光佐三氏のこと

中近東文化センターの創立を支援された故・出光佐三(いでみつさぞう)氏は、偉大な人物だった。
その名前でわかると思うが、出光興産の創業者だ。
つい数日前、朝日新聞で紹介記事を読んだ。
福岡県の生んだ偉大な魂だ。
出光氏が残した言葉を紹介する。

君達、店員を何と思っておるのか。店員と会社は一つだ。家計が苦しいからと家族を追い出すようなことができるか。事業は飛び借金は残ったが、会社を支えるのは人だ。これが唯一の資本であり今後の事業を作る。人を大切にせずして何をしようというのか


派遣切りをする今の大企業の社長たちに聞かせたい言葉だ。
出光氏の行動は常に奇想天外だった。
会社の方針として、

  1. クビ切りがない。
  2. 定年制がない。
  3. 出勤簿がない。
  4. 労働組合がない。

というような、常識破りの「四無」主義だった。


私が特に感銘を受けたのは、その厚い信仰心だ。
第二次大戦前に、荒廃した大社を目にして、私財を投げ打って宗像大社の再興に努力した。
出光氏は、1885年8月22日に、福岡県赤間村(今の宗像市)に生まれている。
宗像大社は、郷里の氏神だった。
出光興産の東京本社には、宗像神社が祀ってあるという。
また、出光家の祖先は宇佐神宮の大宮司だったらしい。


大企業の創業者の多くは、深い信仰を持っている。
興した会社を大企業にまで育て上げる人物だから神仏が味方するのか、
信仰心厚い人物だから企業が成功するのか。
その両方だろう。

中近東文化センター

三笠宮殿下の発案で作られた中近東文化センターは、いちど行ってみたいと思っていた。
エジプトとメソポタミアを含む、中近東の歴史や文化に触れることができる。
以前に三鷹に住んでいたことがあって、駅から家までのバスの途中にあったのだが。
博物館、三笠宮記念図書館などがある。


ミュージアムショップでは、ユニークな商品がある。
円筒印章など、ちょっと欲しいかもしれない。
また、おもしろそうな出版物もいろいろある。





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