探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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正直者は馬鹿を見る


「正直者が馬鹿を見る」と思わせるような出来事が、現代では多くなっている。
だが、スピリチュアルな法則には、そのようなことはないと思う。
人間の行動は、常に「見えない存在」に見られている。
たとえば、犯罪を犯しても捕まらずに逃げとおしたりしても、神による報いは必ず与えられるだろう。
そして、自分が行なった行為の埋め合わせは、来世に持ち越されたりする。


ただし、人間は常に正直であれば良いというものでもない。
相手を傷つける率直さよりは、「愛を伴う嘘」の方が尊いだろう。
つまり、その動機に、相手に対する「愛」がある場合に限って、嘘をつくことは許容されるということ。
たとえば、相手のためになるという嘘ならば、最後までつき通すことが大切だろう。
もちろん、自己保存のための嘘は、許されることはないだろう。
その基準は、「相手を成り立たせるかどうか」ではないかと思う。

善人は若死にする

「善人は若死にする」という。
これは、ある意味では本質を突いているかもしれない。
善人ほど今生で生まれてきた原因となるカルマが軽く、早く「卒業」できるということだろうか。
人間、長生きしたから良いというものでもない。
だが、「『善人』である状態に落ちてしまう」と、その人の霊的成長にとって阻害要因となるかもしれない。
ある意味で、長生きする人は「劣等性」である場合もあるのかもしれない。
もちろん、正しい信仰によって長寿を与えられた人々も多いだろうが。

「人を裁くな」

人を裁くことは、神に任せておけばよいだろう。
イエスさまも、こう言われている。

人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。人を罪人だと決めるな。そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される。
(『ルカ福音書』6:37)

それに、悪いことをした人間は、いずれ何らかの形で、その報いを受けるのだから。


創造主に任せておけば良いということは、世の中全体についても言える。
いまは、悪や不条理がまかり通っている世界だ。
新聞の週刊誌の広告とか見ていて思うのは、魔的存在に支配されてしまったのではないかという人々が多いこと。
だが、これも、人間たちを究極的に良い方向へ向かわせるための、創造主による計画の一部だと思われる。
「馬鹿は死ななきゃわからない」って、地球人全体に言えることかもしれない。
もちろん、そういう状態を脱するように努力しなければならないのだが。
そうしないと、待ち受けているのは世界戦争だったり天変地異だったりするかもしれないので。
ものごとは、近視眼的に見ていては本質が見えず、長い目で見て初めて見えてくる場合もある。


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