正月に芸大で面白い催しが行われることを、28日の朝日新聞朝刊で知った。
asahi.comでも、その記事があった。↓
東京藝術大学(上野)で、1月4日〜6日に行われる創立120周年記念音楽祭の一環として、初期のアナログシンセサイザーの企画展示が行われるという。
富田勲やYMOの音楽ともつながるシンセ名器の数々を見ることができ、また自分で触れて音を出すことも可能だというから、見逃せない。
今回のために各シンセを修理して、音楽学部2階ホールに展示し、来場者が直接操作できるように整備したという。
シンセといっても、初期の頃は楽器というよりも音響機器で、鍵盤もない代物だった。
ブックラ100をはじめとして、ARPやMOOGのシンセが展示される。
面白そうだから、行ってみることにするか。
●アナログシンセサイザ展示(操作体験可能)&コンサート ≪入場無料≫
会場 東京藝術大学音楽学部(上野校地)第2ホール
日時 2008年1月4日(金)、5日(土)、6日(日)
展示 14:00〜15:00
コンサート 16:00〜17:00
アナログシンセサイザ展示
超大型ヴィンテージ・アナログシンセサイザが体験できる!
ブックラ100型 アープ2500 モーグIII-P
ローランド システム700 ローランド システム100M
コンサート
1970年代に藝大音響研究室で制作された作品と展示されているアナログシンセサイザによる新作コンサート
http://www.geidai.ac.jp/labs/mce/act.html
(上記ページにチラシPDFあり)
上記にあるとおり、展示時間は限られているので、ご注意を。
上記ページでは14:00〜15:00となっているけれど、チラシでは14:00〜16:00とある。
どちらが本当なのか?
いまやデジタルシンセの時代だけど、最近はアナログシンセが見直されている。
ヴィンテージシンセなどといって、10年以上前の楽器がオークションなどで高値で落札されたりする。
デジタルでは難しい「ぶ厚いサウンド」が、アナログでは出せるからだ。
それと、つまみを回せばリアルタイムで音が変えられる手軽さも受けている理由のひとつらしい。
また1月6日には、シンセサイザーに関連した『シンポジウム〈日本電子音楽の創成期〉〜藝大音響研究室の活動〜』も行われる。
こちらも、無料だとか。
詳細は、下記ページの1月6日のところに。
http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/20080104.html