今年の新聞に載るような大きなニュースは、なんだか暗くなるようなものばっかりでしたね。
こういう事件が起きる真の原因はどこにあるのかを考えてみると、やはり社会全体で「物の原理」に囚われた人々が多すぎるということがあると思います。
物の原理とは、自己保存、自己凝集の原理であって、人間においては自我肥大へ向かわせるものです。
もっと詳しいことを知りたい人は、たとえば下記のページで「物の原理」で検索してみてください。そんなに長くないので、全部読むのがいちばんですが。↓
http://home.interlink.or.jp/~hotmenu/outland/book16.htm
上記を読んで、この本読みたくなったという人がいるかもしれないので。
ある意味で、私の人生を大きく変えてしまった本です。
『呪術・オカルト・隠された神秘』
呪術・オカルト・隠された神秘―心の成長と霊の進化の宗教学 (さみっと双書)
- 作者: 本山博
- 出版社/メーカー: 名著刊行会
- 発売日: 1989/01
- メディア: 単行本
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早朝に一人「世界変えたい」
ところで、今日の朝日新聞の夕刊で、「新宿東口 20歳の清掃」という記事に目が止まりました。
ある大学生が、早朝から新宿で一人で掃除をやっているというもの。
そのきっかけは、ある映画を見て「一人が動けば世界が変えられる」と思ったことだとか。
「手伝ってあげたいな」と一瞬思いましたが、考えてみると、自分にとっては「世界を変える」ためのもっと効率よいやり方があるんだと思って、やめました。
「世界を変える」こと。
私も、この若者の歳ぐらいから、いやもっと前から、いつも考えていました。
…なんていうことを殊更に書かなくても、みなさんも若い頃に一度は思ったでしょう?
「一人が動けば〜」…その通りだと思います。
自分にできることは?
で、自分ができることは何かと考えたとき、やっぱり「聖地巡礼」とか「祈り」でしょうね。
本当に祈らずにはいられない世界ですから。
「陰極まれば陽に転ずる」というけれど、物の原理がこの惑星上で飽和状態に達すれば、たしかに「心の原理」に向かうだろうけれど、多くの人々が犠牲になるのを黙って見過ごすわけにはいきませんから。
そういう気持で、大晦日から三が日にかけて、諏訪と京都で祈ってくることにします。
良いニュースも
悪いニュースばっかりで終わるのも気が引けるので。
良いニュースも中にはありましたね。
たとえばスポーツの話題というのは、殺伐としたニュースばかりの中で、心を和ませてくれますね。
今年はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の初の大会で王ジャパンが優勝しました。
イチローや松坂などの選手たちは、お金や自分のシーズン中の成績のことを度外視してがんばってくれました。
トリノ冬季オリンピックで荒川静香選手が金メダルを取ったのも、嬉しい話題でした。
こういうスポーツ選手などの活躍は、「日本はエコノミックアニマル(死語?)だけじゃないんだよ!」と世界にアピールしてくれているようです。
風邪
実はちょっと風邪を引いてしまったみたいで、明日は1日ゆっくり寝て、大晦日までにはなんとか回復させたいものです。
数年に一度しか、滅多に風邪なんてひかない人間なんですが、ちょっと「怠慢」という心の隙ができてしまったかな。反省。
聖地巡礼中は断食が基本ですから、体力つけないと。
週間天気予報によれば、正月は地域によっては大雪の恐れもあるとか。
みなさん風邪を引かずに、良いお年をお迎えくださいね。
…と書くのはまだ早いか。30日までは東京にいますので。
昨日も今日も、強めの耳鳴りが続いているんですよね。
そちらの方も注意が必要かな…。