まず、11/23の『[健康]わが家の自作パン第1号』の記事の内容で、訂正事項があります。↓
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20061123/bread
「自家製でパンを焼くと、市販のパンを買うよりも高くつく」と書きましたが、あれは初期費用がけっこうかかるという意味だったようです。
再度家内に聞いてみたところ、パン1.5斤を焼くのにかかる費用は、市販の食パンを1斤半買うのと、「トントン」ではないかということです。
どこのホームベーカリーがいいか
家内のmixi日記を見ると、ホームベーカリーによる自家製パン作りはかなりの反響があったようで、「わたしも作ってみたい」という主婦がかなりいました。
うちと同じエムケー精工のホームベーカリーの購入を検討している人もいるようなので、今後も少しずつ情報を提供していくことにしますね。
MKのホームベーカリー(HB)は、音がけっこう気になるという人がいるようですが、家内によると、それほど大きい音ではないとのこと。
大きな音がするということは、それだけしっかりとコネてくれているということなんですね。
MK 自動ホームベーカリー(横長1.5斤/1斤) ふっくらパン屋さん HBH 917
- 出版社/メーカー: エムケー精工
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どのHBが良いかについては、中には天然酵母パンは焼かないという人もいるだろうし、家庭によって必要な容量も異なるので、一概には言えないでしょう。
もっとコンパクトなものが欲しいという人もいるかもしれません。
たとえばお子さんもいるという家庭の場合、やはり容量が1.5斤のものを買うことをお奨めします。
1斤なんて、あっという間になくなってしまいます。
同じ1.5斤でも、「縦長1.5斤」の場合があるので要注意です。
HBH917は「横長1.5斤」です。
このタイプだと、HB自体の大きさはどうしても大きめになって場所を取ってしまうのは仕方ないところ。
下記の価格COMの「スペック検索」で、自分が望む製品をかんたんに絞り込むことができます。
たとえば「天然酵母パン」にチェックを入れて、容量を「1.5斤」にすると、4件ぐらいしか検索されません。
ちなみに、4件中で価格は、うちで買ったHBH917がダントツで安いです。
MKの製品では、HBH917と、1斤対応の『ふっくらパン屋さん HB-100』だけが天然酵母対応です。
性能もそうですが、価格が安いというのもMKのHBの良いところです。
MK精工の1斤タイプのHB-100も人気があるみたいです。
絶対に1斤以上は必要にならないという家庭には、選択肢に入るでしょう。
後出の強みで、HBK917の音が大きなところが改良されているようです。
MK 自動ホームベーカリー(1斤) ふっくらパン屋さん HB-100
- 出版社/メーカー: エムケー精工
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息子もお気に入り
今朝、家内が台所仕事をしていて、昨日焼いた食パンが食卓に置いてあって、ゆうちゃんが食べたいというので、あげました。
ピーナッツバターを塗ろうとすると、意外にも、何も塗らないで食べたいと言います。
それで厚く切った1枚を渡すと、白い部分を手でえぐるようにちぎっては、ムシャムシャ食べています。
本当はミミも厚くなくパリパリしていて美味しいのだけど、「パンのミミは固くて美味しくない」という固定観念があるのでしょう。食べませんでした。
食べものに関しては、かなり保守的な子なんです。
こんな小さな子でも、どうも自家製パンの違いがわかるみたいですね。
最後に残ったミミは、こんなになってしまいました。^^↓
もったいないので、私が食べました。
市販のパンはミミだけ食べたいとは思わないけれど、こちらはミミだけでも美味しいんですよ。
自家製パンで家庭の調和
さきほど焼きあがった4作目。↓
いつも早焼きコースで焼いているので、表面は固めになりますが、中はやわらかで弾力があります。
パリッとしたパンが好きな人には、こちらの方が向いているかも。
さきほど、焼きたてのパンを夜食としてみんなで食べました。
バターなど塗らず、息子もみんな、そのまま食べています。
何事にも辛口で味にうるさいおばあちゃんも気に入ったようで、「美味しいわね」と言っています。
おばあちゃんにも分配したところ、もう3分の1しか残ってません。
この調子だと、毎日焼かないといけないかな。
「もっと早く買えばよかったね」と、みんなで話しています。
「ホームベーカリーで家庭の調和」は、大げさではないと思いますよ。
白神こだま酵母
うちでは、ドライイーストを2箱ほど買ってしまっていたので、それがなくなるまでは化学イーストを使うことになるでしょう。
天然酵母では、ホシノ天然酵母が非常に安定した発酵力があるということでいちばん人気があるようですが、個人的には白神こだま酵母の方に関心があります。
数日前に書店で『白神こだま酵母でパンを焼く』(大塚せつ子著)を見つけて、買って読んでみました。
- 作者: 大塚せつ子
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 2002/06/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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白神(しらかみ)こだま酵母は、秋田県と青森県にまたがる世界自然遺産「白神山地」の腐葉土から発見された野生の製パン用酵母です。
1997年頃に発見されたばかりの酵母ですが、もともと県外不出のもので、それをこの本の著者である大塚せつ子さんの努力によって、市販されるようになりました。
白神こだま酵母を自家製パンに使用すると、以下のような利点があります。
クオカのサイトで評判を見ると、中には「味噌のような」独特な香りがするといって、それを嫌がる人もいるみたいです。
まあ味ばかりは実際に試してみないと何とも言えないところです。