探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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三浦半島聖地巡礼〜走水神社ほか


今日は久々に、単独ではない聖地巡礼
しかも、巡礼仲間のチュプカさんの依頼によるナビを引き受けて、更に一人Rさんを加えて3人での巡礼だ。
行き先は走水神社という指定で、あとはおまかせしますとのこと。
そこで、ダウジングで守護する存在に伺った結果、以下の神社を廻ることになった。


最近はダウジングが不調でハッキリした答えが出ないことがあり、そういう場合はダウジングを中止したり、結果を保留にしたりする。
だが、日を置いて再度やってもこのルートが出たので、これで決定ということにした。
私にとっては、白山神社だけは初めてお参りするところだ。
この日は旧暦1日で、また別に大国みろく大社の比嘉良丸さんからの祈りの呼びかけもあって、走水神社で祈りを合わせることにした。


三浦半島

京浜急行品川駅で集合し、同行の人が発見した『三浦半島1DAYきっぷ』を購入する。
1,900円(品川起点の場合)で、三浦半島全域の京急線京急バスが1日フリーで乗れる。
それに加えて、油壺マリンパークなどの関連施設が割引になったりと、かなりの「お得感」だ。
今回は本当に得になるかどうかと迷ったが、買ってみることにする。
バスも乗り放題だと知ったのは購入後で、やっぱり買って正解だった。
今日は京急の電車とバスをフルに利用するからだ。
ちなみに、これを買わずに電車とバスに乗ったらいくらかかったかを計算してみたら、なんと3110円だった。
1210円も得したことになる。
こんなオイシイ話があっても良いものだろうか。
まるで聖地巡礼者のためにあるようなものではないか。
Rさんは先に京急の改札を入ってしまっていて、買えなくてかわいそうだった。


三浦半島1DAY&2DAYきっぷ
http://www.keikyu.co.jp/train/otoku_miura.shtml


9:16品川発の特別快速に乗り、10:15頃に馬堀海岸駅に着く。
京浜急行本線の終点・浦賀駅のひとつ手前だ。
そこから観音崎行きバスに乗り、10分ほどでバス停「走水神社」で下車する。
ちなみに、三浦半島全域を走っている京浜急行バスは、下記の京急バスサイトの『時刻表案内』で乗り降りのバス停を検索すると、対応するバス停の時刻表(PDFファイル)をダウンロードすることができる。
バス停に貼るための時刻表を、そのままPDF化して利用できるようにしているようで、なかなかのアイデアだと感心する。


京浜急行バスWebサイト
http://www.keikyu-bus.co.jp/

走水神社

走水神社は、これで4回目の巡礼だと思う。
言わずと知れた、日本武尊さまと弟橘媛さまを御祭神とする神社だ。
この神社にご縁ができたいきさつは、下記の記事で詳しく書いている。
また、祀られている弟橘媛さまにご縁ができたいきさつは、下記ページからリンクしている記事で書いているので、省略する。


地図: map:x139.7306y35.2631


まず本殿でお祈り。
そして、裏手の水神さまや丘の頂上付近にある3つの祠の前でも祈る。
12:00から良丸さんの祈りに合わせるが、まだ時間があるので、いったん下に下りて休憩。


2006/01/07に初めて走水神社を巡礼したとき、巡礼仲間のSilrent Rootsさんたちが同じ日に走水神社に巡礼していたことを後で知って驚いたことがあった。
そのときの記事のコメントで彼女がこう書いていた。

本社には神様がいないような気がして裏手に引付けられるので行ってみると河童さま、お地蔵様(?)のようなものがありました。そこでも太鼓をたたきました。山頂では参加者で祝詞、歌、タイコをささげました。そこで冠を頭にいただきました。(様な気がするだけですが)』

じつは私も、神さまが「いない」かどうかまでわからないが、いつも本殿では特別に何も感じるものがないのだ。
今回も、彼女が「河童さま」と書いている本殿の裏にある水神さまで、強いものを感じた。
そして、頂上付近にある3つの祠でも。
そこには、中央に「神明社」(御祭神天照大神)、左に「諏訪神社」(御祭神建御名方神)、右に「須賀神社」(御祭神:おそらく伊邪那岐神伊邪那美神)。
ちなみに、いつも私が「諏訪大明神さま」と書いているのは、イコール建御名方神タケミナカタノカミ)さまのことだ。
諏訪大社の名前は全国的に知られていても、その御祭神の本名(?)は意外と知られていないようなので。


12:00になり、本殿の前で3人で祈る。
チュプカさんは、歌を歌いたくなったということで、『さくらさくら』などを独唱する。
コンサートでは合唱を聴いたことがあるが、間近で生で聴くのは初めてだ。
祈りながら、繊細できれいな声に聞きほれる。
その後に私の方は、『身滌大祓(みそぎのおおはらひ)』祝詞を唱える。
チュプカさんのmixi日記を見てみると、どうも弟橘媛さまのために歌ったようだ。
地震鎮静のために、そして原発事故などが起きませんようにと祈る。

白山神社

バスで馬堀海岸駅に戻り、京急線で三浦海岸駅へ。
駅前の2番バス乗り場から京急バス剱崎(つるぎざき)行き』に乗る。
駅名でわかる通り、ここは三浦半島有数の海水浴場『三浦海岸』があるところ。
その三浦海岸を左に見ながらバスは走り、10分ほどで『白山神社』バス停で下車。
神社はそこから徒歩5分ほどだが、地図を用意しておかないと迷うだろう。
たとえばこちら。↓
Infoseek地図:菊名白山神社


鳥居の前に張り紙があり、明日10/23(月)が例祭とある。
聖地巡礼で、祭礼の前日など直前に神社に巡礼させられることは、いままでよくあったことだ。
ところが、どういうわけか、「○○神社へ巡礼してみたらお祭りをやっていた」ということは、ほとんどない。
どういうわけだろうか。
「お祭りの前に、神社を清めなさい」ということなのだろうか。
それとも、その答えは「神のみぞ知る」なのか。


白山神社についての情報は、ネット上でほとんど入手できない。
よく書かれているのは、下記のページぐらいだろうか。
このページに出てくる「愛想の良い黒いネコ」ちゃんには、残念ながら会えなかったが。


上記のページにあるように、白山信仰は朝鮮半島からの渡来人にかかわっている。
そのへんのことを、この著者は、よく調べていると思う。
白山神社の御祭神は、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)と、伊邪那美尊(いざなみのみこと)。
白山神社というと、本家の白山神社では、もう一柱、菊理媛神が祀られているのだが、神奈川県神社庁のページでは、その神名はない。
明日がお祭りということで、境内を掃き清めている人々がいる。
社務所がない無人の神社だが、近隣の人々から大切にされているようだ。
拝殿の前でお祈りした後で、そこに置かれていた雑誌記事のコピーを1枚いただく。


本殿の左奥には金毘羅さまの祠があり、その右には『切妻造入型横穴古墳』がある。
上記のコピーによると、奈良時代に当地を支配していた豪族の墓ではないかという。
この横穴古墳があることはあらかじめ知っていた。
さぞかしオドロオドロシイ雰囲気ではないかと思っていたが、その前でお祈りしてみると、意外とイヤな感じはない。
この印象は他の2人も同じだったようだ。
さすがに、中に入ろうという気は起きない。
写真を撮るべきかどうか迷って、ダウジングで守護する存在に伺ってみると、やはり「ダメ」という答え。
神社を後にする。


地図: map:x139.6526y35.1771

諏訪神社

さきほど降りたバス停に戻り、『三崎東岡行き』バスに乗り込む。
バスに乗って5分ほどして、雨が降ってきた。想定外のことだった。
バスは海沿いを延々と走り、三崎港の手前の『向ヶ崎』バス停で降りる。
雨が降り続く中を歩く。
諏訪神社は、そこから丘の上に白い鳥居があるのが目印。
下記の記事に書いたように、5月3日に初めて訪れて以来だ。


祭神はもちろん建御名方命(たけみなかたのみこと)だが、ネットで調べると、大山咋命(おおやまくいのみこと)も祀られているようだ。
大山咋神といえば山の神さまで、日枝神社山王神社の御祭神だ。
また、秦氏が祀った京都の松尾大社もそのひとつ。
なぜ諏訪神社大山咋神さまが祀られているのか定かではないが、かつて近くにあった神社が合祀されたのだろうか。
ここでも、地震鎮静の祈りを捧げる。
祈り終わると、他の2人はもう他の奥の祠の前で祈ったりしている。
私の祈りは、なぜ長いのだろうか。
これでも、他の人がいるときには気を使って短くしているつもりなのだが。
神社仏閣で祈るのに、何分祈らなければならないとかいうことは、ない。
自分が満足するだけ祈ると、長くなってしまうのだ。
「祈りが通った」と思うところまで続けるということもあるだろう。
顕界と霊界を含む宇宙全体の平和から始まって、神社にお参りする方々・氏子の方々・そして地域一帯に住む方々がみな幸せになり、霊的成長ができ、皆が成り立つ結果にお導きください、と。
そして最後は、その巡礼の目的であるところの祈りをする。
だから必然的に長くなってしまうのだ。


地図: map:x139.6240y35.1424


この日は、他の二人にも「断食」をつき合せてしまった。
諏訪神社を後にして、15:00頃に、三崎港のマグロ料理の店で遅い昼食をとる。
今回の巡礼では3社とも海を見下ろす小高い丘の上に立つ神社だった。
みんな、昔は灯台の役割を果たしていたのかもしれない。
三崎港から帰るときの注意点は、三崎港バス停から出ている三崎口駅行きのバスのルートが、週末はひどく渋滞すること。
前回に行きのルートで15分ほどで着いたものが、今回は1時間以上もかかってしまった。
どうも油壺方面からの車が合流するY字路あたりで渋滞するようなのだ。
三崎口駅から帰る利点は、「品川まで、ほぼ確実に座って帰ることができる」こと。


人をナビする聖地巡礼は滅多にしないので、勝手が違って戸惑うこともある。
だが、単独では気が付かないことが気が付いたり、他の人がどう感じるかを知ることができたりして、単独行と違った良さがあるものだと思った。

【追記】YouTubeに動画を投稿

YouTubeに、走水神社を紹介した動画を投稿しました。


◎【聖地巡礼三浦半島・走水神社 hashirimizu Jinja Shinto Shrine


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