探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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霊能者も神々も絶対的ではない


オンデマンド・ブログ第3弾です。
リク工ストがあった「霊能者・カミンチューの限界」と「神々も霊的成長が必要」を、まとめて書きます。


正直いって、今回はちょっと肩の荷が重いです。
これから書くことを理解してもらうには、いろんな前提知識が必要で、それらは誰もが知っていることではないんですね。
たとえば、いつもチャクラという言葉をあんまり説明なしに使っていますが、みなさんがそれをどれだけ理解しているのか、よくわからないんですね。
たぶん、みなさんが私のことを知っているほどには私はあなたのことを知りませんから。
なので、わからないことがあればコメントでもメールでも、遠慮せずに質問してください。
というわけで、まぁなんとかやってみます。

シャーマニズム大国

まず、いわゆる霊能者とかシャーマンと呼ばれる人々の話から。
日本にはいろいろなタイプのシャ一マンがいて、その数の多さからいっても、この国は『シャーマ二ズム王国』といえるかもしれません。
シャーマンが多いところというのは、それなりの地域的な特性があるもので、そのひとつには、どうも日本列島は環太平洋火山帯が貫いていて、そのために地磁気の異常がある場所が多いことに原因があるのではないかと思っています。
この点ではインドネシアあたりも同じで、あの国もいろんな形のシャーマニズムがあります。
やっぱり日本は「神の国」「神秘の国」「オカルト・ジャパン」なんですね。
大和民族といっても、そのような単一の民族が存在するわけではなく、いろんな民族が交じり合った混血民族です。
日本に住んでいる人々が特別なのではなく、日本という土地に何か霊的に特別な部分があるかもしれないということです。
日本民族が特別だという誤解が強くなると、たどり着くところは民族的ナルシシズムだったりします。


琉球カミンチュー(ユタ)と呼ばれる人々も、その成巫過程は独特のものがあって、文化人類学的には「招命型のシャーマン」などといったりしますが、やはりシャーマンには変わりがないでしょう。
最近ではスピりチュアル・力ウンセラーなどと名乗ったりもしますが、基本的にやっていることはそれほど変わりません。


そういうシャーマンたちをまるで神様のように絶対的な存在と思う人々も少なくないみたいですが、そのようなシャーマンにも、能力には限界があります。
でも、そのことをなかなかわかってもらえない人々もいます。
霊の世界のことがあまりわからない人が、霊能者にいろんなことを言われてそれをすベて信じてしまっても無理はないのかもしれませんが。
でも悪いことを言われて、たとえば「あなたの家は因縁が深いから」といって何度も拝みをさせられて、けっきょく高額の費用がかかってしまったということになれば問題です。
一種の脅迫に近い場合もあるでしょうね。
特に沖縄では、財産をすべて失うというような話もよく聞きます。
「あんたのうちはウガンブスク(拝み不足)だよ」とか言われて、大金をはたいて拝みを頼んでいろんなところを回って…。
本当にこの人の言う通りなのか、それとも単に金儲けをしたいだけなんじゃないか、という判断は素人にはむずかしいですね。


沖縄では「ユタマンチュー」と呼びますが、そういういんちきシャーマンも多いみたいです。
たとえインチキではないにしても、彼らの言う通りにしても、事態がよくなるとは限りません。
一口に霊能者やシャーマンといっても、その能力は、その人がどこのチャクラが、どの次元で、どの程度動いていかによって大きく変わってくるんですね。
また、この物理的次元と他の次元の間で工ネルギーを変換する役割をもつ「異次元への接点」であるチャクラは、普通の人でも物理的次元では、ある程度は活動しています。

チャクラ

よく、「私はここのチャクラが覚醒しています」という人がいますが、チャクラなんてそんなに簡単に『覚醒』するものではないんですね。
もし本当に動き出したとしても、気やアストラルのような低い次元の場合が多いようです。
私自身もチャクラが動き出したという体験が多少はありますが、せいぜい上に書いたような次元でしょう。
たとえば胃のところのマニプラチャクラが気の次元で活性化すると、人の気を受けやすく、気に影響されやすくなる。


ところで、よく私が「マニプラがアストラルの次元で動いている」というような表現を使うけれど、どのくらいの人たちがその意味するところを理解してくれているか不明なまま、質問が出ないので放ってあります。
スピリチュアル世界の話をするための大前提なんですが…。
このへんの意識が合っていないと、じつは話がぜんぜん通じていないということになるかもしれません。

宇宙の階層

いつも当たり前のことなので一々書かないけれど、私は自分の考えが絶対正しいとは思わないし、また人にそれを押し付けることもしたくありません。
これから書くことも、杓子定規に受け止めたりしないで、ひとつの概念モデルとして考えてください。
どの部分を受け入れるか・受け入れないかは、みなさんの自由です。


この宇宙は、いくつかの異なる次元が重なり合ってできている多重的な世界です。
たとえば、この物資界、アストラル界(幽界、インドではスクシュマ)、力ラーナ界(コーザル界)、プルシャ界…といった具合です。
こういう風に階層になっている宇宙ですから、いわゆる目に見えない存在といっても、主としてアストラル次元で生きている心霊・神霊・妖怪・魔物のたぐいから始まって、もうちょっと霊的に進化した力ラーナ次元の存在(男女の別や姿形がなくなる)、民族・国を司る神々、惑星を司る地球神や、そのまた上の太陽神、あるいはこの銀河系宇宙を支配する神などもいるかもしれません。
そして、この宇宙全体を創造した創造主がいて、そのまた上にあるのは絶対的な『空』というようになっています。


いわゆる霊能者とかシャーマンといっても、そのほとんどはアストラル次元の存在とやりとりしているにすぎない。
力ラーナ以上の次元でチャクラが覚醒していないので、アストラル界のことしかわからないんです。
アストラル次元の心霊や神々との一致が起きて、そういう存在と交渉しているわけペす。


今この地球上で生きているほとんどの人間は、たぶんアストラル次元で主として生きていた魂が生まれてきたものでしょう。
アストラル界とっても、その中でまた階層があるみたいで、たとえばある宗教ではその低いところを地獄、高いところを天国と呼んだりするようですが。
アストラルの次元は感情や想念が主として働く世界です。
だから、ここの存在である神々も、怒り・憎しみ・妬みなどの感情をもっています。
また性別もあれば、人間世界で行うような夜の営みを行う場合もあるでしょう。
まだ力ルマから自由になっていなくて、要するに悟っていない存在なんです。
そのような悟っていない存在と一致したからといって、絶対的存在だと思ってしまうことから誤謬が始まります。

「神」も霊的成長が必要

私には守護する存在(複数いるようです)がいて、聖地巡礼をしたりする上でいろいろと指示を受けています。
そのまた上にはいろんな神仏とのご縁によるつながりがあるようです。
そのような守護霊・守護神も霊的進化の過程にあって、それぞれの世界で修業を続けているのだと思います。
だから、アストラル次元の存在にいろいろ願い事をしても、それらの願いをすべて叶えてくれる能力があるとは限らないし、また何かを聞いてもその知識には限界があります。
なので、自分に縁がある心霊・神霊や神々も絶対的な存在ではないことを悟って、共に修業し、霊的成長をして行こうという態度が大切だと思います。


一般に、人間に近いところにいる神仏ほど願い事をすれば叶えてくれるようです。
でも、人間と同じで、その「対価」を求めてきますね。
たとえば、ある神様に願をかけて叶えてもらって、そのお礼をちゃんとしないと大変なことになります。
それと、神霊との間で一致が起きると、非常にキモチイーものですね。
そして、いったんそのような快感を知ってしまうと、そういうところからなかなか抜け出せなくなります。
でも、そうしないとそれより高いところへいけないし、「上には上がある」ということが、いつまでたってもわからなくなってしまうのです。


よく「木を見て森が見えない」といったりしますが、霊性探求の世界も全体像が見えていないと一つのところでずっととどまって無駄な時間を過ごしたりしますから、気をつけてください。
このタイトルで書こうとしたことの半分も書けていない気もしますが、これ以上長くなってもいけないので、とりあえず、終わりにします。
いつものように、みなさんのうしろについている存在にも語りかけているんですが、どうでしょうか…。

書いてほしい記事は?(第2弾)

いちおうリクエストがあったものは書いたつもりなんだけど(「全部読みたい」というのは別として)、もし抜けているのがあったら教えてくださいね。
まだ残っているものに、プラスいくつか追加しました。
優先して書いてほしいというものがあったら、知らせてください。


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