ボイジャー社のドットプレスで製作依頼していたオンデマンド本『ヴィア・ドロローサ〜イエスが歩いた悲しみの道』を3冊注文していて、それが昨日届いた。
初めて自分一人で書いた記念すべき本との対面は感動的だ。
体裁は、思っていた以上の出来栄え。
普通の大手出版社から出ているソフトカバーの本と比べて何の遜色もない。
ただ、力バーがないというだけの違いだ。
自分で力バーをつくるという手もあるが,これ以上のコストアップは得策ではないだろう。
はっきりとかすれのない文字で、明朝系の非常に美しい書体だ。
紙も上質の紙を使っている。
写真や絵は、電子本ではカラーだが、オンデマンド本ではモノクロになる。
オンデマンド本は、もとより儲けをまったく期待してはいない。
電子本は苦手という読者を想定してのものだ。
300ページというボりュームはあるものの,ソフト力バーの本に2650円という価格は高いだろろう。
この半分以上が原価で,その上にさらに定価の30%の販売手数料がかかるので,これ以下の価格にするのはむづかしい。
オンデマンド本は、注文があってから作成するスタイルなので、どうしても高くついてしまうのは仕方ないだろう。
またページ数の多さによって原価が高くなる。
まったくの予想外だったのは、背表紙にISBNバーコードが印刷されていたこと。
「そんなこと、聞いてないよ」
もちろん、あってくれて嫌なはずはない。
ボイジャー社は一般の書籍流通に乗せることはしていないが、ISBNがあれば、自分で書店を営業して本を置いてもらうことも不可能ではないだろう。
それと、Amazonが始めた委託販売サービスでもISBNバーコードは必須だ。
電子本に興味がある方は、10月13日に理想書店より発売予定なので、あと1ヶ月ぐらいと長いですが、お待ちください。
ちなみに、電子本は規定により個人のサイトで販売はできません。
こうして手にしてみると、けっこうなボリュームだ。
よくもまぁこんなに書いたものだと思う。
かなり読み応えはあるだろう。
これが1,980円だったら、そんなに高くはないかもしれないと思えてきた(?)。
しかも、他のキリスト教関係の本ではなかなか書かれていないような内容が多い。
昨日の夜にちょっと読んでみて、エピローグのところを読んで感動してしまった。
かなりのアホでしょう?
自分で書いた本なのに。^^;
- 『ヴィア・ドロローサ〜イエスが歩いた悲しみの道』
http://www.100fuku.com/books/nao/VD/index.html
(モニターまだ募集中)