探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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聖イグナチオ教会〜ロザリオ・聖母像


昨日の夜、終電間際の電車で深夜に帰宅した。
その後に、ダウジングで伺う。
現在執筆中の『ビードロ』(コードネーム)を発表するお許しを得るために、教会へ行くべきでしょうか、と。
そしてマップダウジングを行って、行くように指示されたのが、四谷の聖イグナチオ教会
最初は御茶ノ水のニコライ聖堂と出たのだが、土曜日は開いているかどうか不明だったので、再度ダウジングを行った。

聖イグナチオ教会

午後、昼食をとらずに日没まで断食することにして、四谷へ。
外は暑そうなので、今年初めて半そでのポロシャツを着る。
JR中央線の四谷駅(麹町口)で降りると、目の前に円形の教会の建物が見える。
このへんは、歩いていてとても気持がいい。
晴天に恵まれたこともあるだろうが。
教会の建物の奥には、上智大学の校舎が見える。
教会の一部の建物が工事中のようだ。
ちょうど結婚式が行われているようで、ウエディングドレスを着た花嫁たちが記念撮影をしている。
万人に開かれた教会は、結婚式の最中だろうと何の最中だろうと、中に入ることはできる。
キリスト教徒でない者は入れないということもない。
その点は、日本の神社仏閣と同じだ。



手前の円形の建物が聖堂。奥に上智大学の校舎が見える。


聖イグナチオ教会は、日本のカトリック教会としては最大規模の信徒をもつという。
なぜ上智大学とイグナチオ教会が並んで建っているかというと、それは、両方ともイエズス会によって設立されたものだからだ。
上智大学は、ローマ・カトリック教会に所属する男子修道会であるイエズス会が設立母体となっている。
聖イグナチオ教会も、そのイエズス会の経営によるものだ。
教会の名称は、イエズス会の創設者で初代総会長を務めたイグナチオ・デ・ロヨラ(1491-1556)にちなんでいるという。


日本で教会に入るなんて、滅多にないことだ。
インドネシア・ジャワ島で働いていたときには、恋人がプロテスタントだったので、クリスマスに一緒に教会へ行って祈ったものだった。
また、ヨーロッパへ聖地巡礼したときには、カトリックなどの教会で祈ったこともあった。


聖堂へ入る。
入口にある水に指を浸して、十字を切る。
祭壇中央の壁には金色のイエスさまの像がある。
十字架には架けられておらず、両手を伸ばしている。


どこでもするように、まず世界全体・宇宙全体の平和と調和を祈る。
そして、イスラエル聖地巡礼記とイエスさまの生涯を綴った本を書かせていただくことの、お許しを請う。
そして、この教会の信徒の方々、この地域一帯に住んでいる人々がすべて幸せになり、霊的に成長し、皆が成り立つ結果にお守りお導きくださいと、いつもどんな聖地へ行ってもやっている祈りをする。
都心の喧騒を離れて、聖堂の中はとても静かだ。
広い聖堂の中では、跪いて祈っている人や、聖書を読む人などがいる。
静寂の中で、祈りに集中することができる。
聖堂の前には小さな売店があり、キリスト教関係の書籍やロザリオや十字架などの聖品が売られている。
売店にいるのはシスターたちだ。
中をちょっと覗いてみるが、本や聖品は次の目的地の方が多く揃っていることがわかっているので、そこへ向かうことにする。

サンパウロ

その次の目的地とは、そこから歩いてすぐのところにある。
四谷駅前の、下を線路が走っている陸橋を渡ってすぐの角にある。
サンパウロという店だ。
カトリックの聖パウロ修道会(男子パウロ会)が運営している店で、キリスト教関係書籍や聖品を販売している。
サンパウロとは、キリスト教を広く各地に伝道した聖パウロのことだ。
スタッフは、修道者(司祭と修道士)とその協力者たちだという。
小さなビルの1階と2階では、書籍とCDなどを販売している。
3階は、ロザリオや十字架やキリスト・聖母像などがたくさん揃っている。


以前の記事で銀座の教文館を紹介したが、5万冊という蔵書数では、サンパウロの方が負けているだろう。
だが、自分にとって必要な本が、こちらの方が容易に見つかる。
この前神保町へ行って空振りに終わった時も、家に近いということもあって、銀座ではなく四谷へ行くべきだったか。
それに四谷は上智大学があることもあって、他にもキリスト教関係の団体が集まっていて、キリスト教書籍を多く揃えた書店も他にけっこうあるようだ。
やっぱり、キリスト教関係のような特定の分野の本を探すときには、迷うことなく専門書店へ行った方が良い。
とにかく巨大な書店ほど、目当ての本を見つけるのが難しいということもある。
特にキリスト教関係の本の場合、そういう大型書店へ行っても、教団系などの特殊な出版社から出ているものは、置いてあるとは限らない。


とにかくこの聖品売り場の品揃えはすごい。
値段は一様に安いのが嬉しい。
世界各地から輸入されたものの中には、修道女たちが精魂込めて作ったものもあるのだろう。
このブログを見に来てくれる一部の人々が訪れたら、きっと狂喜乱舞するだろうというくらいに(というか、もう知ってるか…)、いろんなものが揃っている。
ネットショッピングもやっているので、どういうものがあるか興味がある方は、そちらをどうぞ(最後にまとめてリンクがあります↓)。
こういうものを眺めていると、やたらに懐かしい。
幼稚園がカトリックだったということもあるが、この懐かしさは、もっと以前の時代に遡ったところに起因するものかもしれない。
あのベツレヘム生誕教会で受けた衝撃が、たんなる気のせいとは思えないし。


ダウジングの指示によって、イエスさまと聖母マリアさまの小像か絵を家に置くことにした。
聖母像は、ルルドの洞窟に建っている聖母マリア像にいちばん近いものを選ぶ。
白地に帯の部分だけ水色になっている陶器製の小さな像だ。
イエスさまの像は…さすがに恐れ多いというか、そのお姿を身近に置くということには、ちょっと抵抗があるので、やめることに。

ロザリオ

ここに来たもう一つの目的は、ロザリオを買うこと。
今朝(というか昼に近かったが)、目が覚めてまどろんでいるときに、数珠のようなものがヴィジョンとして見えた。
それで、これはロザリオを買うようにということなのだろうと判断した。
色々と迷ったが、ヴィジョンで見させられたのといちばん近いものを買うことにする。
「聖ファウスチナの聖遺物入りロザリオ(ポーランドクラクフ修道院製)」というのがあって、他に気に入っていたのとダウジングで比較してみて、そちらを買うことにした。
聖母アマチに祝福された数珠をもっているが、それに似た、紫檀玉というのだろうか、木製の玉に十字架がついたもの。
その聖ファウスティナのお姿が描かれたメダイもついている。
その裏を見ると、赤い色の布切れのようなものが埋め込まれている。
それがその「聖遺物」というものなのだろうか。
この美しいお顔をした聖女が身に付けていたものなのか。


帰宅して、初めて聞くその聖人の名前をネットで検索してみる。
聖ファウスティナは、2000年の大聖年の「いつくしみの祭日(神のいつくしみの主日)」に、史上初のポーランド出身の教皇ヨハネ・パウロ2世によって列聖された聖人だ。
普通は聖人と認定されるまでは死後何十年もかかるのに、異例の速さで列聖されたようだ。
後に聖ファウスチナとなったヘレナ・コヴァルスカは、1905年8月25日にポーランドの田舎で生まれた。
十代のときにイエスが出現し、促されるままに修道女になったという。
聖女は1938年10月5日に結核のに天に召されたが、それが彼女の仕事の始まりだった。
つまり、あの世で人々を救うということなのだろうか。
こうして出逢ったのも、なにかのご縁かもしれない。
このロザリオは、粗末にせずに大切に扱わないと。



左が、聖ファウスチナの聖遺物(着ていたもの?)が入ったロザリオ。付いてきたイエスさまの絵は、聖ファウスチナに現れたイエス曰く「私はこの絵を崇敬する人は滅びないと約束する」とのこと。右下は不思議のメダイ(おそらく複製)。


あの有名な「不思議のメダイ」もあったので、買うことにする。
1830年にパリのバック通りの聖堂で、修練女だった聖カタリナ・ラブレに出現した聖母マリアに指示されて作られたメダイだ。
以前にパリへ行ったときに、その聖堂に行きたかったのだが、時間的に無理で諦めたことがある。
このメダイは、それを身につける人々にさまざまな奇跡を起こしたという。
ただし、このメダイは105円という値段からすると、本場で作られたものではないのだろう。
(後でネットショップで見たら、もっと良いものがいろいろ揃っていたようだ)


ロザリオというのは、最近は女性たちの間でファッションのようになってしまっているが、本来はカトリックのクリスチャンが祈りの時に使用するものだ。
ちょうど仏教の僧侶が数珠で行うように、祈りを唱える回数を記憶するために使われる。
ロザリオというのは、本来は聖母マリアへの祈りを繰り返し唱えることを意味していて、聖母に見えないバラの冠を捧げるということを意味している。
そして、その祈りに使われる数珠状の聖具もロザリオと呼ばれる。


ネックレスのようなものと間違えている人もいるようだが、ロザリオは首にかけるものではない。
輪の中に頭が入るような長いものもあるが、そういうものを首にかけて教会へ行ったりすると、変な目で見られるだろう。
十字架がまるでファッションの装身具であるかのように扱われることには、目を覆いたくなるものがある。
それは、イエスさまが人類のために犠牲になって肉体を去られたことの象徴であって、それをイエスを信じる気持がまるでない人々が首にかけていたりしたら、イエスさまはどう思われるだろうか。
映画『パッション』を見た人ならばわかるだろうが、大変な痛みと苦しみに耐えていたのだ。
クリスチャンでない者は救われないなどと、どこかの神父のような偏狭なことはイエスさまは言わないだろうから、非クリスチャンでも信じる気持があれば赦されるだろうが。


最後に1階へ行って、本を何冊か買う。
もちろん、『ヴィア・ドロローサ』執筆のための資料だ。
外を見ると、いつかしらドシャブリの大雨になっている。
さっきまであんなに快晴だったのに…。
傘を持ってこなかったので、サンパウロに入るのがもっと遅れていたら、大変な目に遭っていただろう。
四谷駅は目の前なのだが、この雨では外に出られない。
もう一度、3階の聖品売り場へ行ってみる。
これは、もしかしたらイエスさまの像か絵も買うべきだということだろうか。
イエスさまの御絵で気に入ったのがあったので、ポケットに入れてきたペンデュラムで確かめて、それを買うことにする。
雨は小ぶりになっているので、四谷駅まで走っていく。


はっきりいって、自分がどういう方向に進まされているのか、さっぱりわからない。
自分の守護霊はいちおう神道の神官だった先祖だということなので、キリスト教とはまったく無縁のはずだ。
ただ、指導する存在がいろいろついていることを示唆するようなことは今まで度々言われてきていて、そういう中には、キリスト教関係の存在もついているということはあるかもしれない。


【参考サイト】(いろいろと貴重な情報が得られます ^^)


【今日買った本】(サンパウロにて)

魂の日記

魂の日記

ルルドの奇跡で聖母出現を見た唯一の人間ベルナデッタの唯一無二の日記を本にした貴重な資料。


イエス・キリストの真実 (聖母文庫)

イエス・キリストの真実 (聖母文庫)

著者はフランシスコ修道会の人で、日本で聖書の日本語訳に携わった。
普通のクリスチャンでも、ここまで知らないのではないかというようなイエスの逸話が盛り込まれていて、読み物として面白い。


イエスの生涯 (新潮文庫)

イエスの生涯 (新潮文庫)

やはり深く考えさせられるところが多い。


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