探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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滝行初体験(3)

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※この記事は連載として書いています。第1回目から読んでください。

2日目

2005/08/21(日)
一泊二日の滝行体験の2日目。6:15頃に起床。
窓を開けると空気が冷たく、心地よい目覚めだ。
7:00に本堂で礼拝。
7:30に掃除。私の担当は昨日と同じく、滝場とトイレだ。
8:00に朝食。
ご飯の量がまた多い。
昨日の夕食よりは少なめだが、女茶碗2膳分ぐらいはある。
小食だと言っておけばよかった。
だが、大好きな納豆があるので、全部食べられてしまった。
豆腐入り味噌汁、納豆、海苔、佃煮、キュウリのお新香、キュウリの酢の物。
今朝もヴェジタリアンディッシュだ。
8:20〜9:20に1時間の休憩。
境内にある六地蔵さまと玉姫さま(稲荷の一神)の神社にお参りする。
9:20〜10:20に礼拝行。内容は昨日と同じだ。
朝で涼しいのに、また汗だくになりながら礼拝を続ける。
吉澤妙鶴先生は、いらっしゃるはずだが、まだ一度もお会いしていない。
滝行体験入門の場合は、ずっとお会いできないまま終わってしまうのだろうか。
そうだとしたら、ちょっと残念だ。

滝行(2回目)

11:00に、いよいよ2回目の滝行だ。
白衣に着替えて本堂へ行き、ローソクに昨日と同じ「心願成就」と書き入れる。
滝場へ行き、お祈りの後で、滝に入る。
最初に肩に水を受けるときは、やはり肩に力が入ってしまう。
日中のせいか、昨日の夕方ほど足の裏は冷たく感じなかったが、それでも辛い。
体の芯から冷える。
昨日西海先生に足の裏の冷たさを話したら、冬には氷点下になって、こんなものではないと言われていた。
今日は落ちてくる水が、昨日よりもきつく感じた。
当たるところが違っていたのか。
首のうしろに当たる水が、冷たいを通り越して、痛い。
だが、なんとか終えることができた。
滝行が終わって部屋でくつろいでいると、西海先生が来て、今日は特別に午後に再度滝行を行うとのこと。

昼食

12:00すぎに、昼食。
今日のメニューは、トマトソースのスパゲッティー。
隣の部屋から歓声が上がっている。
もちろん西海先生の手料理だ。
後から、ポテトサラダとスイカも出てきた。
スパゲティーにウインナソーセージが2〜3本入っている以外は、ほぼヴェジタリアンだ。
朝のご飯の量が多かったので、昼はどんなに大量の食事が出されるかと思っていたら、軽めで良かった。
行中は軽めの食事で、終わってからは大量に食べるという配慮だとしたら、修行の理に叶っているだろう。

滝行(3回目)

白衣に着替えて本堂へ行くと、ローソクに願い事を書き入れているSさんとIさんの隣に、作務衣を着た吉澤妙鶴(みょうがく)先生がいらしゃった。
となりに座り、挨拶する。
「以前にお会いしたそうですね」
「はい、19年前に。過去生を見ていただきました」
先生は、以前よりもお痩せになったようだ。
霊能者とは思えない、物腰が柔らかい上品な話し方は、以前と同じ。
知らない人が初めて会ったら、羽黒山や高尾山や木曽御嶽山で厳しい修行を積んだ女性行者とは、とても思えないだろう。
この小柄な体のどこにそんなパワーが秘められているのだろう。
19年前よりも、人間が丸くなったのではないかという印象を抱く。
吉澤先生は血圧が低いので、午前中はお休みされているとのこと。
それで昨日はお会いできなかったのだ。


滝場の前に来て、吉澤先生が私に聞かれる。
「滝行はどうですか?」
「すごく冷たいですね」
「水は冷たいものですね」
我ながら、アホな応えだ。
「いま、運気が下がってきていませんか?」
「……」
「今年はちょっと運気が下がっているみたいですね」
そういえば、たしかに、いろんな人から言われる。


吉澤先生が、滝行が終わったときの気合の入れ方を教えてくださる。
声が小さいと言われ、息を吐いて、吸っておなかに貯めてから声を出すようにとアドバイスを受ける。
そのようにやってみると、より大きな声が出せた。
三方に拝して、滝に入る。
3度目となると、滝に入るときに、少しは余裕が出てくる。
多少は肩の力が抜けただろうか。
西海先生が般若心経を唱える。
足の裏から、芯から冷える。
どうしても我慢できずに、片足を浮かしてしまう。
西海先生の真言が終わって「エイッ!」と気合を入れて滝から出ると、吉澤先生が「お疲れさまでした」とねぎらってくれる。
「ありがとうございました」と一礼して、三方にお礼のお祈りをする。

最後の礼拝

14:30〜15:00に、本堂で礼拝。
吉澤先生と西海先生がお経や真言を唱えられる。
次に、吉澤先生のお話。
中央の台座の四隅に立ったローソクのうち、左手前のローソクだけ、なぜか炎が高く上に伸びている。
吉澤先生がそれを指摘して、言われる。
「お不動様(だったと思う)が喜ばれています。向こうでは(と右奥の方を指して)龍神さまが現れています。
吉澤先生によると、今日はもう一度、特別に滝行をさせるようにとの、お不動様(?)からのご指示があったという。
2日間に3回も滝行を受けられたのは、かなり幸運だったようだ。


吉澤先生に、滝行初体験の感想を聞かれる。
「初めてなのでキツイところもあったんですが、来て良かったと思います。滝行というのは、心が洗われるような気がして、爽快な気分になりますね」

歓談

15:00すぎに、車に荷物を入れる。
新幹線の指定を取っているため、15:56御代田発の列車に乗らなければならないのだ。
だが、まだ少し時間があるとのことで、二人の女性とともに、居間に通されてお茶をいただくことになる。
吉澤先生は、私の滝行を見て感じられたことをアドバイスしていただく。
体が右に傾きがちなので、気をつけるようにとのことだ。
次に、19年前の話になる。
前生を見てもらったのだと、私は女性たちに言う。
「先生はもう覚えていらっしゃらないでしょうけど…」
「あの頃は大勢の人たちが訪れて、とても忙しくて、寝る暇もなかったんです。」
若い男性を中心とした人たちが集まってきて、泊まっていき、いろんなことを質問したりして、寝かせてくれなかったそうだ。

先生が、私の歳を聞かれる。
49歳だというと、前に座った二人の女性が驚いている。
先生とお会いしたのは30歳のときだった。
「ぼくはあの頃、まだ神仏の存在を信じられなくて…、不思議な話は好きだったんですが。それで、先生に『霊の存在を信じられて、神仏の存在を信じられないというのは、ちょっとおかしいのではないですか?』と言われたんです。それがずっと頭の中から離れなくて…(笑)」
「それで、今は変わりましたか?」
「はい、いまは完全に信じています」
あの時、吉澤先生と出逢わなかったら、神仏の道を歩む今の自分はなかったかもしれない。


先生は、いまも滝行を続けられているそうだ。
「75歳で滝行はやめさせてくださいと、不動明王さま(?)にお願いしたら、『いや、80歳までは続けなさい』と言われてしまったんです」
ちなみに、先生は私の母よりも一つ年下だ。
話題がテレビの話になり、テレビはもう出たくないと先生が言われる。
ほんの短い出演時間で、すごく長く待たされるからだという。
出演依頼がある度に「私は絵にならないんですよ」と断っているという。
霊が出て「キャー!」と騒ぐ方がTV局としては絵になると喜ぶが、自分は平然としているから、と。
テレビ出演を断っているということと、本を出されていないということもあるが、もっともっと世の中に知られて良い方だと思う。
SさんやIさんのように若い女性も集ってくるのは、師が女性だから安心ということもあるだろう。
霊能者のような相談(霊査)も受け付けている。
私自身も、機会と経済的余裕があったら、もう一度過去生を見てもらいたいという気持がある。


先生が、これからも滝行をやりたいですかと聞かれる。
「ぜひ、やりたいです」と私。
毎月第3日曜には定例会と滝行があるので、ぜひいらしてくださいといわれる。
また9月25日(日)には「秋の彼岸会・施餓鬼供養・滝行」があるという。


先生が書かれた本について話題に出すが、残念ながら絶版になっているので省略する。
密教口伝の極意 自分の運命の変え方』(文化創出版)だ。
私は古書で最近入手したが、ある事情があって再販はされないだろうから、古書を見つけることができた人はラッキーだろう。
密教修験道の秘法が書かれている。
ちなみに吉澤先生は、真言宗天台宗御嶽教に属する師より教えを受けていて、修験道だけではなく、さまざまな宗教宗派の手法を取り入れている。
一宗一派の教えにとらわれず、良いものはなんでも取り入れようという姿勢は好感がもてるところだ。


独身の女性がいるということで、結婚の話になる。
神仏の道を歩む人や、スピリチュアルな世界観をもった人は、相手もそういう人でないと、絶対に結婚できないと吉澤先生が言われる。
いまこれを読んでいる独身の方々に言っておきますが、決して相手を見誤らないようにしてください。
誰にとってもそうですが、特に上記のような人々は、容姿だのお金だので相手を選んでも長続きはしないということです。
たとえ結婚できたとしても、目指す道が違っていれば、必ず別れるようになるだろうけれど、たとえそうなっても、それは「罪」ではないでしょう。
人間にはそれぞれ霊的成長の段階というものがあり、それが夫婦で異なってくれば、異なる道を歩むようになるのが自然というものです。


15:30になり、おいとましなければならない時間になった。
吉澤先生が握手を求めてくる。
今回の体験をインターネットの日記で書いても良いですかと聞くと、どうぞとのこと。
SさんとIさんの二人は、もう少し残ってから帰るという。
西海先生と車に向かうと、吉澤先生と二人の女性も外に出て見送ってくださった。
また来ることを約束して、別れる。
西海先生の運転する車で、御代田駅まで送ってもらった。
軽井沢から乗った上野行きの長野新幹線は超満員で、指定席車までも立っている人でいっぱいだ。
指定を取っておいて正解だった。
あの女性二人は大丈夫だっただろうか。
だが、指定を取っていなければ、もうちょっと長くお寺に居て、吉澤先生たちと長くお話ができたと思うと、ちょっと残念かもしれない。

滝行を終えて

滝行をやろうなんて思い立ったキッカケは何だっただろうか。
たまたま買った霊能者の本で吉澤先生が紹介されていて、なつかしくなってネットで検索したら、常明寺のHPにたどり着いた。
だが、それだけでは辛い滝行なんてやろうとは思わなかったかもしれない。
やっぱり過去生のどこかで滝に打たれていたことがあって、自分の魂が求めていたのだろうか。

実際、滝行を体験してみて、自分の魂が喜んでいるような気がする。
怠け者の自分の自我は、「こんなことやりたくない」と思っているかもしれないが。
吉澤先生とは、不思議なご縁があるような気がする。
そうでなければ、こうして19年ぶりに再会することはなかっただろう。
これもひとつの神仏の導きかもしれない。


自分で体験してみて、滝行というのはやはり効果的な修行体系だということがよくわかった。
たんに身体的に爽快感をもたらすというだけでなく、心と魂が洗われるような感じがする。
自分には特に、水の行が合っているのかもしれない。
寒いのが苦手というようなことはあるが、それ以上に滝に打たれた後の喜びの方が強い。水は清めの力があり、滝行によって人間を清めてくれ、またパワーを与えてくれるものなのだろう。
私の師である本山博先生によると、滝行を含めた水行は、スワディスターナチャクラ(下腹の臍下丹田のところ)を活性化させるために良い行法だという。
このチャクラは水をコントロールしていて、寒行で水をかぶっても、スワディスターナが動いてくると寒くないのだという。
私のように、ヴィシュダチャクラ(喉のところ)がある程度不安定に動いている人間はだいたいスワディスターナが弱く、精気や活力に欠ける場合が多いので、そういうタイプには特にお奨めかもしれない。


あの江原啓之さんも、若い頃は滝行を続けていた。
2年間滝行を続けるうちに、霊能力が高まったと書いている。
本山先生も、幼少の頃から母に連れられて滝行をされていた。
そのうちHanako族など若い女性たちの間で滝行がブームになるかもしれない(?)
実際、心身ともにリフレッシュするなどの理由で、滝行が注目を集めているようで、ネットで探すと、滝行体験入門のようなものを受け付けているところは少なくない。
だが、滝行はもちろん危険を伴うものであって、安い値段で滝行入門コースがあるなどの理由で、かんたんには飛びつかない方が良いだろう。
滝場ではさまざまな霊が浮遊しているろうし、万が一霊障に遭った際に対処してくれるような有能な指導者の下で行うべきだ。
そういう意味では、良い師に巡りあえて幸運だったかもしれない。
【終わり】


【参考サイト】
常明寺: http://www5e.biglobe.ne.jp/~shugen/



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